月の影 影の海 十二国記

評判

月の影 影の海 十二国記の評価:

4.57/5点 レビュー 221件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全664件 301〜320 16/34ページ
No.364
(5pt)

壮大なファンタジー【十二国記】

序章 月の影 影の海<上>

「誰からも嫌われたくない」
場当たりで優等生な日常を送ってきた[主人公・陽子]が
[ケイキ]と出会い、異世界で平穏とは縁遠い日々を強いられる。

胸が苦しくなるのは自分の考えに「甘え」があるからなのだろうか?
上巻の内容は重い。が、一旦惹き込まれたら抜け出せない。

<上巻>を読み終わる頃には<下巻>が読みたくなり、
<下巻>を読み終えた時、<全シリーズ>が読みたいと思った。

発刊されて何十年も経つのにまだ完結してないようですが、
未だに続巻を待ち続ける人の声が多い人気のシリーズ。

とてもお勧めです
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.363
(5pt)

楽俊が良いです!

陽子は上巻では裏切られるばかりで可哀想だけど、下巻で楽俊という味方ができます。

彼は陽子の心の支えになってくれます。二人の会話シーンは好きです。

楽俊が陽子の涙を拭うシーンがとてもよかったです。

下巻では陽子がなぜこの国に連れてこられたかが明かされます。

最初は帰りたいとだけ思っていた陽子でしたが、ここの国での自分の役割を見つけて、やっぱり帰りたくないような・・・という気持ちも生まれます。

陽子がこれからどんな活躍をするのか、とても楽しみです。
月の影 影の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) (講談社文庫)より
4062647745
No.362
(5pt)

楽俊が良いです!

陽子は上巻では裏切られるばかりで可哀想だけど、下巻で楽俊という味方ができます。

彼は陽子の心の支えになってくれます。二人の会話シーンは好きです。

楽俊が陽子の涙を拭うシーンがとてもよかったです。

下巻では陽子がなぜこの国に連れてこられたかが明かされます。

最初は帰りたいとだけ思っていた陽子でしたが、ここの国での自分の役割を見つけて、やっぱり帰りたくないような・・・という気持ちも生まれます。

陽子がこれからどんな活躍をするのか、とても楽しみです。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.361
(5pt)

楽俊が良いです!

陽子は上巻では裏切られるばかりで可哀想だけど、下巻で楽俊という味方ができます。

彼は陽子の心の支えになってくれます。二人の会話シーンは好きです。

楽俊が陽子の涙を拭うシーンがとてもよかったです。

下巻では陽子がなぜこの国に連れてこられたかが明かされます。

最初は帰りたいとだけ思っていた陽子でしたが、ここの国での自分の役割を見つけて、やっぱり帰りたくないような・・・という気持ちも生まれます。

陽子がこれからどんな活躍をするのか、とても楽しみです。
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240531
No.360
(5pt)

異世界にとばされる話

見知らぬ異国に飛ばされ、文化の違いに悩みながらも自分が飛ばされた理由を探り、元の世界に戻るために動き出す。

よくある題材かもしれませんがこういうお話は好きなので引きこまれました。

そこで出会う人々に、何回も裏切られる陽子がとても可哀想になってきます。

心に残ったのは青猿と陽子の葛藤シーンです。

陽子が必死になって青猿の言葉を否定するのはどこかでそう思っている部分があるからと、実際そうだったとしたらとても怖いからだと思います。

何気に人間の本質を見抜いているような青猿の言葉は印象的です。

そして、帰りたいと願っているのに、主人公の心の中では葛藤が生まれていて、誰も自分のことは待っていないんじゃないかと思う。

陽子はいい子なのだけど、それは本当の自分じゃないかもしれなくて、周りの人にも本当はどう思われているのかわからなくて・・・

形としては残酷だけど、この国に来たことで陽子は自分の本当の姿を見ることができたのだと思います。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.359
(5pt)

異世界にとばされる話

見知らぬ異国に飛ばされ、文化の違いに悩みながらも自分が飛ばされた理由を探り、元の世界に戻るために動き出す。

よくある題材かもしれませんがこういうお話は好きなので引きこまれました。

そこで出会う人々に、何回も裏切られる陽子がとても可哀想になってきます。

心に残ったのは青猿と陽子の葛藤シーンです。

陽子が必死になって青猿の言葉を否定するのはどこかでそう思っている部分があるからと、実際そうだったとしたらとても怖いからだと思います。

何気に人間の本質を見抜いているような青猿の言葉は印象的です。

そして、帰りたいと願っているのに、主人公の心の中では葛藤が生まれていて、誰も自分のことは待っていないんじゃないかと思う。

陽子はいい子なのだけど、それは本当の自分じゃないかもしれなくて、周りの人にも本当はどう思われているのかわからなくて・・・

形としては残酷だけど、この国に来たことで陽子は自分の本当の姿を見ることができたのだと思います。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.358
(5pt)

異世界にとばされる話

見知らぬ異国に飛ばされ、文化の違いに悩みながらも自分が飛ばされた理由を探り、元の世界に戻るために動き出す。

よくある題材かもしれませんがこういうお話は好きなので引きこまれました。

そこで出会う人々に、何回も裏切られる陽子がとても可哀想になってきます。

心に残ったのは青猿と陽子の葛藤シーンです。

陽子が必死になって青猿の言葉を否定するのはどこかでそう思っている部分があるからと、実際そうだったとしたらとても怖いからだと思います。

何気に人間の本質を見抜いているような青猿の言葉は印象的です。

そして、帰りたいと願っているのに、主人公の心の中では葛藤が生まれていて、誰も自分のことは待っていないんじゃないかと思う。

陽子はいい子なのだけど、それは本当の自分じゃないかもしれなくて、周りの人にも本当はどう思われているのかわからなくて・・・

形としては残酷だけど、この国に来たことで陽子は自分の本当の姿を見ることができたのだと思います。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.357
(5pt)

心理描写のみずみずしさが胸を打つ

壮大な世界観と、詳細に積み上げられた設定に、すぐさまのめり込んでしまった作品です。

何よりも人間の葛藤と成長が、丁寧かつ力強く描かれているのがいい。
まだの方はぜひ、陽子と一緒に旅をしてみてください。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.356
(5pt)

心理描写のみずみずしさが胸を打つ

壮大な世界観と、詳細に積み上げられた設定に、すぐさまのめり込んでしまった作品です。

何よりも人間の葛藤と成長が、丁寧かつ力強く描かれているのがいい。
まだの方はぜひ、陽子と一緒に旅をしてみてください。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.355
(5pt)

心理描写のみずみずしさが胸を打つ

壮大な世界観と、詳細に積み上げられた設定に、すぐさまのめり込んでしまった作品です。

何よりも人間の葛藤と成長が、丁寧かつ力強く描かれているのがいい。
まだの方はぜひ、陽子と一緒に旅をしてみてください。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.354
(5pt)

これ以上夢中になれる本に出合えていない

十二国記シリーズ全巻5回以上繰り返し読みました。
何度読んでも夢中になってしまう力があります。
今のところ何も読んでも、これほど夢中になれず、困っています。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.353
(5pt)

これ以上夢中になれる本に出合えていない

十二国記シリーズ全巻5回以上繰り返し読みました。
何度読んでも夢中になってしまう力があります。
今のところ何も読んでも、これほど夢中になれず、困っています。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.352
(5pt)

これ以上夢中になれる本に出合えていない

十二国記シリーズ全巻5回以上繰り返し読みました。
何度読んでも夢中になってしまう力があります。
今のところ何も読んでも、これほど夢中になれず、困っています。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.351
(4pt)

“ライト”ノベルでは無い

レーベルはライトノベルですが、物語自体は全然“ライト”では無いです。

陽子は毎晩、同じ夢を見る。
水滴の音と日に日に近づいてくる魔物の群の夢。
その夢の魔物がすぐそこまで近づいた夢を見た日に陽子は学校でケイキと名乗る奇妙な格好をした青年に「貴女を迎えにきた」と告げられる。その後、夢で見た魔物に襲われケイキに半ば連れ去られる形で逃げるが途中ではぐれてしまい、独り異世界に放り込まれてしまう・・・

上巻はとにかく暗いです。
主人公・陽子の性格は気弱で人に嫌われないように知らず知らず「良い子」を演じてしまっている女子高生。突然連れて行かれた異界では、身に覚えが無い事で敵や兵士に追われるわ、信じた人に裏切られるわで散々な目に遭い、最終的に人間不信に陥ってしまいます。
正直、上巻だけ読むだけで断念してしまう可能性大です(ーー;)
ですが、下巻では陽子が異世界に連れて来られた理由が分かりますし、陽子に生涯の友と言える人物も登場し、出会った事で荒んだ陽子の心が癒され、これまでの誤った考え方を見直し、良い方向へ変わっていきます。

全然、“ライト”ノベルではないファンタジー。
上巻の暗さにめげず、是非下巻も読んでみて下さい。
陽子の考え方を通して、自分の間違った考え方に気づける物語でもあります。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.350
(4pt)

“ライト”ノベルでは無い

レーベルはライトノベルですが、物語自体は全然“ライト”では無いです。

陽子は毎晩、同じ夢を見る。
水滴の音と日に日に近づいてくる魔物の群の夢。
その夢の魔物がすぐそこまで近づいた夢を見た日に陽子は学校でケイキと名乗る奇妙な格好をした青年に「貴女を迎えにきた」と告げられる。その後、夢で見た魔物に襲われケイキに半ば連れ去られる形で逃げるが途中ではぐれてしまい、独り異世界に放り込まれてしまう・・・

上巻はとにかく暗いです。
主人公・陽子の性格は気弱で人に嫌われないように知らず知らず「良い子」を演じてしまっている女子高生。突然連れて行かれた異界では、身に覚えが無い事で敵や兵士に追われるわ、信じた人に裏切られるわで散々な目に遭い、最終的に人間不信に陥ってしまいます。
正直、上巻だけ読むだけで断念してしまう可能性大です(ーー;)
ですが、下巻では陽子が異世界に連れて来られた理由が分かりますし、陽子に生涯の友と言える人物も登場し、出会った事で荒んだ陽子の心が癒され、これまでの誤った考え方を見直し、良い方向へ変わっていきます。

全然、“ライト”ノベルではないファンタジー。
上巻の暗さにめげず、是非下巻も読んでみて下さい。
陽子の考え方を通して、自分の間違った考え方に気づける物語でもあります。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.349
(4pt)

“ライト”ノベルでは無い

レーベルはライトノベルですが、物語自体は全然“ライト”では無いです。

陽子は毎晩、同じ夢を見る。
水滴の音と日に日に近づいてくる魔物の群の夢。
その夢の魔物がすぐそこまで近づいた夢を見た日に陽子は学校でケイキと名乗る奇妙な格好をした青年に「貴女を迎えにきた」と告げられる。その後、夢で見た魔物に襲われケイキに半ば連れ去られる形で逃げるが途中ではぐれてしまい、独り異世界に放り込まれてしまう・・・

上巻はとにかく暗いです。
主人公・陽子の性格は気弱で人に嫌われないように知らず知らず「良い子」を演じてしまっている女子高生。突然連れて行かれた異界では、身に覚えが無い事で敵や兵士に追われるわ、信じた人に裏切られるわで散々な目に遭い、最終的に人間不信に陥ってしまいます。
正直、上巻だけ読むだけで断念してしまう可能性大です(ーー;)
ですが、下巻では陽子が異世界に連れて来られた理由が分かりますし、陽子に生涯の友と言える人物も登場し、出会った事で荒んだ陽子の心が癒され、これまでの誤った考え方を見直し、良い方向へ変わっていきます。

全然、“ライト”ノベルではないファンタジー。
上巻の暗さにめげず、是非下巻も読んでみて下さい。
陽子の考え方を通して、自分の間違った考え方に気づける物語でもあります。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.348
(5pt)

傾国の麒麟

十二国記シリーズの始まりの話。
…でも、この上巻は一番読みづらいかも知れない。
他の巻は何度も読み返しているのだけれど、「月の影〜」上巻だけはなかなか読みたい気になれない。

暗いし重いし、辛い。

下巻「楽俊」の登場から話が上向いて明るくなってくるけれども、上巻はその上向く直前で切れているので、ひたすら暗く重く、辛い場面が凝縮している。

突然異界に放り出されてしまった主人公、陽子。
…誰もが陽子ほど辛い思いをしなければ、真人間になれないというのではないと思う。
そんなことしていたら、ほとんどの人間はまともに生きていけない。

この体験が陽子を磨いたのはたしかだけど、陽子みたいに潰れず立ち上がれるのは何人か。

そもそもこれが陽子ではなく、予王みたいな弱々しい人物だったら、慶はまた空位が続いて、滅亡一歩手前まで行ったのではないか。

ケイキの、後から考えると「死んでもいい」くらいに思っているんじゃないかと思ってしまいそうな乱暴さは、性格にしてもどうかと… 予王に似た娘だから嫌気がさしたのはわかるけれども、それにしたって、フォロー不足ではありませんか…?

あげく、これで陽子が殺されてしまったら、また空位が延びて国が傾くわけで、その上自身も殺されてしまったら、どこまで国が荒れたか分からない。
そんなあなたに傾国の麒麟の称号をささげたい。
(前で痛い目にあったから、似ててヤケクソになったのか?とにかく主を好きとは思えない態度ですよね。陽子は登極にあたりかなり痛い目にあった部類だと思う。)
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.347
(5pt)

傾国の麒麟

十二国記シリーズの始まりの話。
…でも、この上巻は一番読みづらいかも知れない。
他の巻は何度も読み返しているのだけれど、「月の影〜」上巻だけはなかなか読みたい気になれない。

暗いし重いし、辛い。

下巻「楽俊」の登場から話が上向いて明るくなってくるけれども、上巻はその上向く直前で切れているので、ひたすら暗く重く、辛い場面が凝縮している。

突然異界に放り出されてしまった主人公、陽子。
…誰もが陽子ほど辛い思いをしなければ、真人間になれないというのではないと思う。
そんなことしていたら、ほとんどの人間はまともに生きていけない。

この体験が陽子を磨いたのはたしかだけど、陽子みたいに潰れず立ち上がれるのは何人か。

そもそもこれが陽子ではなく、予王みたいな弱々しい人物だったら、慶はまた空位が続いて、滅亡一歩手前まで行ったのではないか。

ケイキの、後から考えると「死んでもいい」くらいに思っているんじゃないかと思ってしまいそうな乱暴さは、性格にしてもどうかと… 予王に似た娘だから嫌気がさしたのはわかるけれども、それにしたって、フォロー不足ではありませんか…?

あげく、これで陽子が殺されてしまったら、また空位が延びて国が傾くわけで、その上自身も殺されてしまったら、どこまで国が荒れたか分からない。
そんなあなたに傾国の麒麟の称号をささげたい。
(前で痛い目にあったから、似ててヤケクソになったのか?とにかく主を好きとは思えない態度ですよね。陽子は登極にあたりかなり痛い目にあった部類だと思う。)
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.346
(5pt)

傾国の麒麟

十二国記シリーズの始まりの話。
…でも、この上巻は一番読みづらいかも知れない。
他の巻は何度も読み返しているのだけれど、「月の影〜」上巻だけはなかなか読みたい気になれない。

暗いし重いし、辛い。

下巻「楽俊」の登場から話が上向いて明るくなってくるけれども、上巻はその上向く直前で切れているので、ひたすら暗く重く、辛い場面が凝縮している。

突然異界に放り出されてしまった主人公、陽子。
…誰もが陽子ほど辛い思いをしなければ、真人間になれないというのではないと思う。
そんなことしていたら、ほとんどの人間はまともに生きていけない。

この体験が陽子を磨いたのはたしかだけど、陽子みたいに潰れず立ち上がれるのは何人か。

そもそもこれが陽子ではなく、予王みたいな弱々しい人物だったら、慶はまた空位が続いて、滅亡一歩手前まで行ったのではないか。

ケイキの、後から考えると「死んでもいい」くらいに思っているんじゃないかと思ってしまいそうな乱暴さは、性格にしてもどうかと… 予王に似た娘だから嫌気がさしたのはわかるけれども、それにしたって、フォロー不足ではありませんか…?

あげく、これで陽子が殺されてしまったら、また空位が延びて国が傾くわけで、その上自身も殺されてしまったら、どこまで国が荒れたか分からない。
そんなあなたに傾国の麒麟の称号をささげたい。
(前で痛い目にあったから、似ててヤケクソになったのか?とにかく主を好きとは思えない態度ですよね。陽子は登極にあたりかなり痛い目にあった部類だと思う。)
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.345
(5pt)

試練ファンタジー

陽子がどんどん成長していく様が、見物です。

最初、いきなりわけわからず新しい世界に放り込まれる所が可哀想ですが。

最初の試練は、景麒があんな性格だから、こんなことになったのかなぁ?とちょっと思いました。何の説明も無しに忠誠を誓って陽子を混乱に陥れていますし。
敵が攻めてきてるからとはいえ、無謀です。

あとから説明するつもりだったんでしょうが、敵に捕まっちゃうし。

これが延麒だったら、最初に簡略な説明くらいしたかもね、と思います。

楽俊に出会わなかったら、陽子はどうなっていたんだろう?

楽俊が人間の姿になっちゃうところはツボでした。かわいいネズミと思いきや?!です。でも素敵です。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717