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(短編集)
禁断の魔術
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禁断の魔術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 61~80 4/5ページ
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短編集4作だが、最後のやつは著者の本領発揮で 胸を打つ最終章となっています。 やっぱりこうでなくっちゃね。 一見つながりのない事件があれよあれよという感じで クライマックスにつながっていく。 湯川准教授も今回は大活躍で、一歩間違えると、、 というような場面まで引っ張り込まれるという展開で ハラハラドキドキでした。 フジテレビでやったガリレオシリーズに草薙が出てこないのが 解せん。岸谷は個人的にはどかとおもうよ。 | ||||
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7、8と通しで読みました。7にかなりの消化不良を感じましたが、今回はよかった。ただミステリーとしてのよさよりも、ストーリーの良さが際立った作品ではないかと思います。どちらに重きを置くかで、評価は分かれるかもしれません。ガリレオの作品集にしては、「容疑者Xの献身」以来の泣ける作品です。特に最初の「透視す」は良かったですね。「曲球る」もスポーツを題材としたのは良かったですし、ストーリーもよかったんですが、謎解きの要素としては今一歩かなと思いました。最長作品の「猛射つ」は、ストーリーとしての完成度は高いと思いますが、使われている兵器に今一歩現実感がなくて、その点が少しマイナス。「念波る」はこの作品集の中では一番面白くなかったかな、、。最終話の最後で、当分事件には係わらないようなコメントがありますが、これは正解でしょう。今回2冊読んで、シリーズ自体の行き詰まりを感じました。少し間を置くもよし、このまま終了というのもありかなと思います。ドラマ化すると視聴率も取れるので、それなりの需要はあると思いますが、こちらの方も少し閉塞感が漂っています。私は「猛射つ」がガリレオ最終作となっても、それはそれでいいように思っています。 | ||||
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本作は「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4編構成の短編集だ。 しかし、先の「透視す」「曲球る」「念波る」は、平凡な作品であり、ここまで読んだ時点では、ガリレオ前作を越えてはいないなといった並の印象。 しかし、最後の「猛射つ」が素晴らしかった。この本の看板と呼ぶか、真打ちの登場と言った所か。他の作品より、頁を多くとっただけの事はある。人間湯川としての成長も説得力があり、トリックそのものよりも話で読ませてくれた。少年が題材に絡むと、一気に深みが増すと思ったのは気のせいか。この短編だけで星を稼いだ感じ。まぁでも、終わり良ければ全て良し。 | ||||
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「猛射つ」。この短編は、これまでのガリレオシリーズの短編の中では「最高傑作」ともいえましょう。 作者はこれを書くことによって「ガリレオ」を潔く終える事が出来た、そう思います。 作者本人も言っていますが、最後湯川先生がとる行動には驚きもありました。が、しかし、これまでガリレオを読んできた方々には想像が容易いはずです。 湯川先生がどれだけ物理学、科学、というものを愛してきたか、教え子に対してどれだけの愛情を注いだか… それがすべて分かる結末だったと思います。 | ||||
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コメント欄に書いてあった通り、新品同様の商品です。掘り出し物を当てたみたいで大満足です。 | ||||
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ガリレオシリ−ズで 前回と 出来に大きな差があります。 今回は 良いですね・・ 科学的な解析に 心理の分析が織り交ぜてあって 人間らしいです、、 短編もよいですが、少し長いので 「人間」に深く探求していく話しも 期待したいですね。 2冊セットで 半値だと もっと良かったです。 | ||||
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ガリレオシリーズは「容疑者Xの献身」から 科学トリック重視じゃなくて 泣ける動機重視になってきてますね。 東野さんの興味が、 科学で不可思議な現象を起こして読者を驚かすことから、 湯川准教授と科学を通じて 人の喜怒哀楽を描くことに移ったのだと思う。 今回のメインは湯川教授の教え子の事件。 古芝君は是非お父さんの跡をついで欲しい。 ほかには後妻と娘の話、野球選手の話、双子の話。 野球選手の話は湯川教授じゃなくて加賀さんの話のような… 満足のいく短編集でした。 | ||||
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他のレビューにもあるとおり、本作のラストを飾る『猛射つ』が白眉です。 これまでにはほとんどなかった湯川の教育者としての姿勢が清清しいです。 それにしてもレールガンって名前だけは聞いたことあたったけど、そういうものなんだ、という感じでなんとなくわかった気分になるのも得した感じです。 他の3篇もそれなりに面白い内容ですが、最近のガリレオシリーズはどちらかというと人情物に偏ってる気がしてるのが・・・ どちらかというと科学以外に興味がない湯川がふと人間らしさをみせるのが面白いと思ってます。 物語最後に、これでシリーズはおしまいということを仄めかすような内容になってますが、どちらともとれる感じなので、いずれ復活することを期待してます。 ガリレオシリーズに限らず、作者の科学系ミステリーを愛する人人には是非手にとって読んでもらいたい一冊です。 | ||||
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文系の私には… 理系の人には先回りして 犯人やトリックを暴くことができるのでしょうか(笑) でも、大好きなシリーズです 今回は湯川さんのまっすぐな人柄、優しさにふれることができる1冊でした トリックうんぬんよりも、湯川という人柄に惹かれて読むシリーズなので 満足の1冊でした | ||||
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好きなシリーズ。 では、あるけど、 最近は長編を読みたいなぁ、と。 そういう意味では、4作目が中編で、 読み応えありでした。 理系が苦手なので、 まぁ、その勝手な自分のイメージのせいか、 まったくいつも、 推理というか、解決がわからん。 とても驚かされるので、 それが気持ちいい。 今回は、 草薙など、 バイプレーヤーが活躍して、 スピンオフとまではいかないが、 それに近い作品も。 さすが、エンターテナーの一作。 | ||||
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ガリレオシリーズがまだまだ続いているkと小賀素直に嬉しい一冊です。 | ||||
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一気に読み上げました。 いつも冷静沈着な湯川教授の、人間らしい一面が伺えて 面白かったです! | ||||
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前7巻が軽いタッチの一冊だったため、 大きくは期待せずに、部屋の隅に積んで置いたのだが 冒頭ちょっとだけよと読み始めたら止まらず、 夜更けまでかかって読み終えてしまった。 どの作品も、湯川が物理学の知識を「駆使して」 謎を解くスタイルではない。しかし無味乾燥と 思われているオタク的理系の世界で、 どこまでもヒューマニスティックであろうとする 湯川の姿勢というか、心意気に胸を打たれる。 最後の中篇の、どんでん返しは素晴らしい。 もちろん、その心意気も。 | ||||
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ドラマ化されたので、福山雅治のイメージが強くなってしまいましたが、ちゃんと物理・化学路線を守って、キャラクターを生かしているところが、東野圭吾さのすごいところですね。 もともと東野圭吾ファンでもありましたが、楽しめる短編集です。 | ||||
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虚像の道化師 ガリレオ 7では「ガリレオシリーズも終わったな....」とレヴューでも酷評したが、本書では見事に復活している。素晴らしい。 本書は「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4編からなる。 本シリーズは「物理的知識を用いてトリックを見破り事件を解決する」と解釈している。 「透視す」「曲球る」「念波る」は、平凡な作品であり、「やはり.....」と惰性で読んでいた。 しかし、最後の「猛射つ」は素晴らしい。発想としては過去のフィクションに多く登場しており、ある程度実用化されている技術だが、ストーリとしても一ひねり加え、掌編として素晴らしいできになっている。ガリレオシリーズは青少年がからむと面白い作品になるようだ。真夏の方程式も面白かった。 | ||||
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まさかという展開に驚きました。 ミステリーの醍醐味。 楽しく読み終えました。 | ||||
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今回映画化された刊は、読み終わった瞬間に映画か前提かな?と思われるストーリーだったが、今回は読みやすい短編集。 事件を解決するというより、解決はあっさりとし、その後の部分を物理学的に?解決するという感じ。 最後のストーリーが一番面白かったし、映像化しやすいかもしれません。 | ||||
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ガリレオ・シリーズ最新作ですね! 短編集ですが、最後の作品は中編のような長さでした。 そのラストでしばらくガリレオ・シリーズはお休みなのだなぁと感じました。 今回もさすが、理数系出身と思われるストーリーの奥行きの深さは東野氏ならではです。 最後の作品は結末がわかってはいるものの、それでも、しんみりとさせられるものでした。 最初と最後の作品が特に気に入っています。 あなたはどれをお勧めしますか?」 | ||||
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高校の大先輩の湯川を慕い帝都大学に入学した古芝伸吾は、期待に胸をふくらませ大学生活を スタートさせた。だが、たったひとりの肉親である姉の死が彼の運命を大きく変える。姉の死に 関わりのある人間に復讐するために彼が選んだ手段とは?「猛打つ(うつ)」を含む4編を収録。 ガリレオシリーズ8。 4編どれもが、ガリレオらしい作品だと感じた。その中でも4編目の「猛打つ(うつ)」は一番 面白かった。姉の死により、ある日突然変わってしまった人生・・・。古芝伸吾が復讐のために 利用しようとしたものを知り、湯川は心を痛める。科学技術は、使い方を間違えればとてつもなく 恐ろしいものを生み出してしまう。「猛打つ(うつ)」の話の中で、タイトルの持つ深い意味を 知ることができる。また、ここには理論に凝り固まった湯川はいない。科学技術の誤った使い方を 正そうとする、そしてひとりの人間を救おうとする、人間味あふれる熱い心を持った湯川がいる だけだ。彼の心からの叫びには胸を打つものがあった。ラストは余韻が残るものだったが、これを どう解釈したらいいのだろうか・・・?ガリレオシリーズはこれで終わりだと囁かれているが、 もしこれが事実ならとても残念でならない。これからもこのシリーズを読みたいと思うのは私だけ ではないだろう。たまには湯川に会わせてくれるよう、作者にお願いしたい。 | ||||
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ガリレオ7は、全篇軽すぎて、東野氏の多作病深刻かな、と心配しましたが、8巻目のこの一冊は久しぶりに東野ワールドを堪能できます。 特筆すべきは終章の「猛射つ」。これ一本で☆5つでしょう。少年を絡めるのと筆が冴えるんですね。結末も秀逸。さすがです。 年に何作も出さなくていいですから、読み終わって満足感に浸れる佳品を書き続けてください。 | ||||
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