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六月六日生まれの天使
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六月六日生まれの天使の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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叙述トリックを扱った作品にありがちな、大して面白くない話をとことん分かりにくく 書いただけの作品とでもいうのだろうか 主人公は都合よい部分だけ記憶を忘れ、男にも特殊な設定をつけてと下ごしらえは完璧だ カンボジアだのポルポトだのと無駄な話も多く、やがて明らかになる真相もとにかくごてごてと していてああそうといった感想しか湧いてこない マスクやサンタにも大した意味は無いとあらすじもやや詐欺っぽい よほどのマニア以外は手を出さない方が無難だろう | ||||
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まず本作品は叙述トリックを用いており、 作者は巧みな筆力で、うまく読者を誘導しています。 ただ人物設定があまりに都合がよすぎます。 もちろん小説なので、多少のご都合主義は致し方ないですが、 ここまで行き過ぎてしまっては興ざめしてしまいます。 また主人公にこれといった魅力がなく、感情移入できませんでした。 しかし問題は全体の4分の1くらいを占めているだろうセックスシーンの描写。 これは本編とは何の関係もなく、サブプロットにさえなっていません。 まるで枚数を稼ぐために書いたような感じです。 一方で、暴力団についての記述にはあまりにもリアリティがありません。 この二つの対比が作品全体に薄っぺらさを醸し出してしまった感があります。 全体的にもディテールの濃淡が目に見えて分かるのは読み手として厳しいです。 筆力がものをいう叙述トリック自体はうまく描けていますし、構成も見事です。 でも☆2の評価しかできないのが残念です。 | ||||
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「必ず読み返したくなる」に惹かれて購入。以前に同様のキャッチコピーがついていた、乾くるみ『イニシエーション・ラブ』 の大どんでん返しが悪くなかったので、同じような期待を持ったのだが… 記憶障害という設定のために物語の説明が徐々にされていく。記憶喪失体験をなぞる意味ではおもしろいが、わくわくするわけでもない。 「この先どうなるんだろう?」とワクワクドキドキしながら先を読むのではなく「なんだかよくわからないので先を読んでみよう」という感じ。 しかも別の意味で「読み返したくなる」つまるところ読み終わってもよくわからない。 よくわからないので読み返したくなるのと、隠されていた部分がわかってしまってからもう一度読み返したいというのは違うと思う。 しかも暴力団とか性的場面の描写は(自分もそうだが)不快に感じる人も少なくないと思う。 記憶喪失を始め、記憶障害をなぞるような一人称の小説は発想として面白いし、書き方によってはとてもうまく引き込めると思うが、この作品に関してはその手法だけが先に立ってしまっており、ひとつの小説として魅力があるとは言い難いと思った。 | ||||
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紹介文からもお分かりになると思いますが、叙述トリック系のお話です。 個人的には叙述系は好きなのですが、作品によってデキの差が出やすいジャンルだと 思います。 この作品は叙述トリックしては明らかに「駄」 読み終わって「やられた」感が全くありませんし、読み返したいとも思いません。 というか、読み終わってもよく意味が分かりませんでした。 ただ途中でページをめくるのがイヤになるということはありませんでしたので、一作品 と割り切って読む感覚でしたら不満も出ないかもしれません。 叙述トリックを期待するならおススメしません。 | ||||
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紹介文からもお分かりになると思いますが、叙述トリック系のお話です。 個人的には叙述系は好きなのですが、作品によってデキの差が出やすいジャンルだと 思います。 この作品は叙述トリックしては明らかに「駄」 読み終わって「やられた」感が全くありませんし、読み返したいとも思いません。 というか、読み終わってもよく意味が分かりませんでした。 ただ途中でページをめくるのがイヤになるということはありませんでしたので、一作品 と割り切って読む感覚でしたら不満も出ないかもしれません。 叙述トリックを期待するならおススメしません。 | ||||
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叙述トリックであることが初めからミエミエです 性行や暴力団組織に関わる不快な描写が多く、気持ち悪くなりました ネタ自体も、複数の有名作品を連想してしまうのでオリジナリティがありません 東南アジアに関する記述は、もっと深く関わるのかと期待したので、がっかりでした | ||||
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本に巻かれた帯からもわかるように、叙述トリックの類の小説です・・・・が。 すごくわかりにくい。 ラスト付近で、「結局はこういうことだったんだ」みたいな説明が、怒涛のラッシュをかけてやってくるのだが、その説明読んでもわからん。 この小説を一言で言うと、 「叙述トリックを作るために、都合のよい人物の設定を作りました」 これが一番適切な表現だと思った。 つか、あまりにも都合良すぎて、理解できなかったんだと思う。 まあ読んでみりゃわかるけど、本当に、トリックのための人物って感じ。 ここまで都合よすぎると、いくらなんでもこれはありえんだろ、みたいな感覚が出る。 内容はハラハラすることもなく、最後まで煮え切らない。 本編と関係ない余談が結構あって、しかもつまらない。 あと交尾しすぎ。 テキトーにページ開いたら、多分、三回に一回は交尾してるシーン出るんじゃないかと思うくらい。 あまりにもヒマでしょうがなかったら読んでもいいんじゃないかなーと思います。 | ||||
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記憶喪失の女性が主人公?なのでしょうか。 途中の節から時間、年月日が示されるようになります。 私は時系列が前後するとよくわからなくなるので、時系列を利用したトリックはあまり好きではありません。 似た様な登場人物が出てくるので、注意しないとどっちがどっちなのか混乱します。 通勤電車の中で何度かに分けて読むと余計にわからなくなるので、一気に読んだ方が良いでしょう。 全体としてドキドキハラハラするということはなく、淡々と読みました。 ほどほどに面白いので、病院の待ち時間などに丁度良いかもしれません。 友達に勧めるかと聞かれたら、とくに勧めません。 | ||||
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「必ず二回読みたくなる」につられて購入しましたが、いかにも女性的な、色やブランドにこだわった描写と、非日常的な展開、エロが肌に合わず、なんとか我慢して読みきりました。 断片的な記憶再生が記述されていきますが、ところどころの不整合が、なんとなく落ちを予想させ、予想どおりに盛り上がりもないまま、わかりにくいエンディングとなりました。 二回も付き合いきれませんが、試みとしては面白いと思いますので★2つ。 | ||||
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もともとあまりサスペンスが好きな方ではないので 何とも言えないけど 何が面白いのかさっぱりわからない。 トリックというほどのトリックでもないし 感動するような話でもないし。。。 半分くらい官能小説みたいで気持ち悪い。 宮部みゆきさんの火車とレベル7を足して二で割ったような 話かな。宮部さんの方がずっと文章もうまいし面白かった。 帯にあった「必ず2回読みたくなる」って理解できない。 という訳で☆は一つです。 | ||||
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