■スポンサードリンク
眠れぬ夜の報復
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
眠れぬ夜の報復の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
程度が良と言う事でしたので購入しましたが、同時に買った他の本と比べて高いのに紙が日に焼けており程度は良くなかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
岡島ふたりの小説は気に入ってかなり持っていますし読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
岡嶋二人の最後から2番目の作品。コンビ最終作の「クラインの壺」が井上単独作品だったので、実質的な岡嶋二人のコンビ作品としては本作がラスト作品となる。 「眠れぬ夜の殺人」の続編で、同じく捜査0課の面々が活躍する痛快サスペンス。 「眠れぬ夜の殺人」の複数殺人ではなく、今回は一人の男の時効事件への復讐を裏で操り、真犯人に裁きを下す。プロットは前作よりシンプルだが、時効事件の真相と時効となった事件の犯人にどのような報復を与えるのか最後まで目が離せないスリリングが展開が堪能できる。 解説の法月綸太郎が書いているように、この捜査0課はその後の可能性を最も強く感じさせるシリーズだったが2作だけで終わってしまっているのが勿体ない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
後期の名作。個人的には、こういうサスペンス物って苦手なんですが、相変わらずの卓越した人物描写と謎解き、展開の妙に引き込まれます。 それと、草柳と隆代の「ほのかな大人の純愛模様」(って書くと古臭いですが…)が、ほんといいアクセントで、特に同年代となった今読むと「あぁ、わかるわかる」って感じで共感できます。 「0課」の三人を含め、岡嶋二人お得意の「惹き付けるキャラ作り」にヤられる一作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きです。岡島二人。 なんかのついでで、たまたま自分の本棚から一冊読み始めたら、もう止まらない。 タイトルは、読者が眠れなくなることになるって意味もあるんでしょうか。 主人公はプロボウラー。 ひょんなことから関わってしまった業者の暗い世界に、家族を巻き込まれ、復讐を 誓って16年。 16年ぶりに見つけた自分のマイボールが事件の引き金を引きます。 手繰り寄せたわずかな手がかりの向こうには..... そんなお話ですが、息もつかせぬ。そんなリズムで畳み込みます。 捜査0課とは、闇の捜査部隊。ちょっと粋な会話と、色っぽい仕掛けと、鋭い推理。 菱刈画廊から命令を受ける二人のリズムが心地よい。 そんな読後感です。 現在ボウリングのボールはリアクティブウレタンに変化しており、コアはその当時の コアとは形状も材質も変化しています。それにしても、ドリル技術のことやら、レーン コンディションのことやら、知識が豊富。その知識に裏づけされたトリックは、 ボウリングファンも面白い。って感じることでしょう。 こんな岡島二人が、復活することはないのだと思うと..... 私にだけ合うのかもしれませんが、今作品は90点。お勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
岡島作品の特徴であるスリルが存分に楽しめる。 物語の始まりに、「偶然見付けた盗品のボールに犯人の手掛りを見つけた」と興味を魅かれ、 中盤は、怒涛のように話が展開し、 終盤は、スリルと臨場感を楽しめる。 物語の始まりから、最後まで一気に読ませる。 物語全体が緊張感に満ちていて面白い。 ただ、登場人物が多く、ごちゃごちゃしている印象を抱いた。 気を抜いてぼんやり読んでいると、誰が誰だかわからなくなりそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
岡嶋二人の魅力は小説の中でのその傑出した演出手法にあると思うのですが、この小説でも、それがいかんなく発揮されています。 両親を殺されるという悲劇に見舞われた主人公が、偶然つかんだ犯人の手がかりをもとに捜査を始める・・・。 この話のハイライトシーンは犯人そのものよりも金銭受け渡しのシーンにあるのではと思います。当然のことながら警察は捜査員を受け取り現場に配置するわけですが、犯人側もそれを予知していて・・・ 岡嶋二人の小説にはいつもこういった手に汗握るシーンが含まれていて、ファンとしてはそれを読みたいがために新作を心待ちにしていたものです。犯人探しのほかに読者を楽しませる要素をきちんと各作品ごとにとりいれていた。それが岡嶋二人が名小説家であった第一の理由だと思います。 本作でもその冴えた演出により、物語後半は手に汗握るシーンの連続。まるで映画を観ているかのような視覚的サスペンスをこの本でお楽しみください。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!