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白ゆき姫殺人事件
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白ゆき姫殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 1~20 1/4ページ
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面白かった。こういう能動的な小説好き。 映画は見たはずだけど微妙だったし、内容もほぼ覚えてなかった。映画版は幼馴染とのシーンくらいしか覚えてなかったけどそれは映画オリジナルだったらしい。 ところで、松坂大輔が肩壊したの、リアル『白ゆき姫殺人事件』感あるよね。 | ||||
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一人芝居のような独白の連続とネットの書き込みや雑誌記事を「参考資料」とした提示するという、これまでに経験したことのないスタイルに圧倒されつつ、各語り手のもたらす情報が徐々にストーリー全体の輪郭を浮かび上がらせるとともに、心理戦の様相も呈しながら核心に迫るダイナミックな展開!読後感抜群! | ||||
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人間のドロドロとした心底を書くのが上手い作家といえば今では湊かなえだろう。 意外な人物が犯人だった。 登場人物は多いが、ステレオタイプに囚われなくていい。 マスコミの醜さ、容疑者にされる大変さを物語ったのか。 これは小説とかではなく謎解きとして読んだほうがいい。 (例えて言うなら「変な絵」、「変な家」のような感覚で。) | ||||
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殺人までいかなくても、現代にもありそうな身近なストーリーかな、と思いました。それにしても湊かなえさんの作品は、人物をとことん描きますね、ザ湊ミステリーでした。 | ||||
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古本でしたが良い本でした。 | ||||
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2014年発売直後に購入してその当時斬新な小説と思いました。 2022年現在読み返してそれ程インパクトはありませんでしたが、移り変わりの速いSNSの世界を描いているにも関わらず違和感なく読めることに逆に驚きました。 この小説を2014年発売の小説と思って今読むと面白く読むことができると思います。 ミステリーとして純粋に楽しもうとすると評判通りと思います。 | ||||
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単行本は本棚にコレクト いつ読んでも良い | ||||
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女同士の、表に出ないようなやり合い、または友情でも、湊さんが描くとリアリティがあり、上手だなと思いました。 でもやはり、そんな犯罪でさらに大きな、人生棒にふっちゃう犯罪なんかを、国立大出てる賢い子がやるかな?とは思うし、メッタざしのうえに焼き殺すのは多くは男の犯行じゃない? でも小説としては、読みごたえありでした。 参考としてツイッターや、雑誌、新聞の記事が入っていたのも斬新でした。(これをその章ごとに分けて入れてもらえたら、もっと読み易いと思いましたが) 解説されている中村監督の映画も見ました(なぜか、『告白』とこの作品は映画も見たくなったのです) 菜々緒さんも綺麗でしたが、井上真央さんの可愛さが光っていました。 映画は、特に最後のほうが良かったですやはり。 | ||||
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噂通り、最悪です 「告白」並を期待すると とんでもない肩透かしです しかし、星4つ付けますね 告白や少女、贖罪を忘れると 結構、読めます ネットが暴走する 無実の人を、ネットで匿名で 犯人だと名指ししながら 最後、他人事みたいな顔をする よくいる「卑怯者」が登場する とか、結構、リアルである意味怖い 湊かなえ先生の他の傑作を思うと 少し、物足りないけど 新しい挑戦かな?と思えば 割に成功した試みでは? 私は割に好きです | ||||
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タイトルのとおりです。 最初、映画(ネット配信)を見てから原作を読みました。映画を見て内容が分かっているからすいすい読み進めたのですが、何も知らずにこの小説を読み続けるのは少し退屈でしょう。 同じ著者の「告白」と同じく、登場人物の独白が続く独特の構成になっています。「独白」と思わせて、実は「電話による会話」「実際に会っての会話」ということもあります。説明はありません。ここが初めて読む人が「?」となるところです。 映画だと「まさかこの人が・・・」という人が真犯人でした。言われてみれば、どろどろした動機があるので「なるほど」と納得します。小説だと事前に真犯人を特定するのは難しいですね。あまりの開示情報不足。ミステリーとしては「フェア」だとは思えません。 失踪した被害者の同僚を「犯人」と決めつけて、勝手に「あること、ないこと」を雑誌記者にペラペラしゃべる関係者たち、最初に「犯人ありき」で見込み記事を書く雑誌記者、マスコミやSNSの恐ろしさをよく現しています。別の言葉で言うなら「つるし上げ」 真犯人が分かると「掌返し」で雑誌記者を糾弾します。「無責任」の極めですね。 小説を読む前に映画(ネット配信、DVD)を見ることをお勧めします。 | ||||
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新感覚のミステリーだった。 あれ?これ付録先に読んで良いのかなぁとか思ったけど、これは章ごとにリンクしているのね。始めは読むのに時間かかったけど、途中からは一気読みでしたね。 情報の印象操作ってここまで簡単なんだね…。真実と誇張でここまで違う話になってしまうとは…。 いやオソロシい。 | ||||
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読んで不愉快になる作品で、イヤミスの女王本領発揮である。自分第一で、アマゾンにレビューをせっせと投稿してる私は、自分を赤星と重ねて読み、ううむと唸った。人間の醜さを暴く芸風の湊かなえらしさ全開で、ネットへの書き込みが頻繁な人は感じる所があるに違いない。 アマゾンのレビューワーに喧嘩を売ってるので、評価は低いのだと思ってよい。私は自虐的なマゾ気質なので、高く評価するけど。明るく健全な作品でないのは確かだ。 | ||||
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ありそうでなかった小説の進み方。 犯人と犯行の動機まわりは腹落ちしない部分もありつつ、登場人物たちの個性が強くどんどん読み進められました | ||||
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ミステリーにはまっており初めて湊かなえさんの本を読みました。 事件インタビューを関係者に行うという進め方は新鮮で面白かったです。 また本を通して噂話は現実よりも盛られることを改めて認識しました。 自分も人から聞かれるとつい盛ってしまうことに注意したい。 | ||||
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世間一般的に想像する小説の型から外れている作品です。いわゆる地の文がない小説。ストーリーは記者からのインタビューという形で登場人物の口語のみで進行していきます。参考資料としてSNSや雑誌記事などが収録されているのも新しい。珍しいタイプで最初面食らいましたが、これがすごく面白い!ただ、あまり見ない形式なだけに人を選ぶ作品でもあると思います。 美人で評判のいいOLが殺害されたところから始まり、事件関係者の話をもとに犯人と真実を追っていく…というストーリー。ここで重要なのが関係者から話を聞いているのが警察ではなく一雑誌の記者、いわゆるマスコミだということ。なので登場人物は好き勝手しゃべり、記者も好き勝手書きます。そのため誰かが話せば話すほど真実が見えにくくなり、誰も彼もが怪しく思えてきます。終わってみれば単純な事件なのですが、無関係な人間が面白おかしく騒ぎ立てるとこうも真実が歪んで見えるものかと恐ろしくなる。 先述した通り、殺人事件の真相自体は単純なものです。おそらく推理し慣れている方ならだいぶ早い段階で真相に辿り着くと思います。多分本作はミステリーというより、SNS・マスコミを通すと真実がこうも歪んでしまう、という部分を主として書いているのではないかなと思いました。特にSNSは現時点で深く根付いている文化のため、これは充分「ありえそう」な話です。作者の力量による部分が大きいと思いますがかなりのリアリティでした。下手なホラー小説より怖かった。 作中いろいろな登場人物から話を聞くことになりますが、架空とは思えないほど人間の匂いがするキャラばかりです。良くも悪くも善人も悪人もいない。本作には地の文がないので登場人物の印象を客観的に評価する文章がありません。通常であれば主人公の「こいつは怪しいな」という意見やその場の演出から誰が黒で誰が白かだいたい汲み取れますが、本作ではいっさいわからなくなっている。このキャラを怪しいと思うか、このキャラの話していることは嘘か本当か、この辺の判断が完全に読者に委ねられています。作者から誰を信じる?と言われているようで、新しい読者参加型の推理小説だなと思いました。小説というよりゲームに近い形式かもしれませんね。 人間ドラマとしても質が高く、最初から最後まで夢中で読める作品でした。同じ人物について聞いているのに話す人がその人物を好きか嫌いかでこんなに印象が違うものかと恐ろしかった。さまざまな打算も入り混じり、人物像が歪められていくさまはもうホラーに近い。この作家さんの小説を読んだのは初めてですが是非他の作品も読みたい!☆4.5。 | ||||
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白雪姫殺人事件は読んで大変に面白い作品です。人にすすめたくなる本ですね。 | ||||
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やはりこちらのほうが面白かったです。 特に資料というオリジナルなアイデアが興味をそそられました。 実際の犯人の動機が少し?でしたがそこにたどり着くまでの過程が この作者のほかの作品のようにわくわく・ドキドキさせられました。 | ||||
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もうタイトルの通りです、はい。むっちゃ面白かったです。図書館から借りて読みましたが、一応この事件を追う「赤星」になって、いや違うな、ネットに漂う1人となって事件を一緒に楽しむ事ができました。ここを見てると後ろの資料の読み方が分かってない人が結構多いな、と思いました。アレは完全に1章とかの最後のページに資料~ページからって書いてあるでしょう? 章が読み終わるごとにあれは読むものです。というか、そうじゃないと全然面白くないじゃないですか。アレを見ながら、このアカウントは誰だろうな、とか、犯人は誰だろうな、とか色々考えながら読み進めるものなのです。それで赤星が尋ねる色々なインタビュー内容を聞きながら、こちらもネットを漂う1人となって推理を開始。こんなに読者に寄り添った本はないと思いましたね。 ちなみに私は2章終了時点で芹沢ブラザーズの弟が犯人と予想していたのですが、予想を見事に裏切られました。本当にインタビューやネット情報から考える推理が面白くてですね。こんなに楽しめるなんて思っていませんでした。星5つが最高ですが6つをつけたいくらい最高でした。最高のエンタメをありがとう。 | ||||
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こうした、 無責任な人の噂、それを真に受けたり、面白がったりする私達人間の本質をついた作品でした。 こうしたネットやゴシップ記事は極力見ないようにしていますが、まれに行き当たってしまうこともあり、嫌な気持ちになります。 そうしたなかで、一人の人への多くの人の見方。というものは、本当に千差万別であることは救いでもあり、この物語の面白さだと思いました。 この作品を通して作者が言いたかったことは、今の時代に生きる私達への大事なメッセージではないかと思いました。 考えさせられる一冊でした。 | ||||
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作者特有の語り口調でストーリーが始まり、引き込まれるように 一区切りまで読み終えることができたのですが、肝心な最後が ブログ?形式なアレはひどい。よみづらい。 新聞記事はまだ良いのですが、あの形式は読むのに疲れるし 急に冷めます。また犯人の殺人動機が曖昧で薄い感じがしました。 もっと納得できる動機であればスッキリしたかと思います。 詰めが甘い感じがしました。とても残念。 | ||||
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