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(短編集)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全516件 481~500 25/26ページ
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短編集、、、でありながら長編でもあります。 雑貨店の奇跡とは。 そこには一人の老人の思いがキッカケで起こる 不思議な出来事でした。 悩みを受けて、回答を書く。 アソビで始まった相談に、真剣な悩みが入ったときに 老人はどうしたのか。 最後まで果たせぬ思いが、奇跡につながったとき 人々の思いは。。。 ネタバレはできませんが、読んで良かった一冊です。 読み返して 再度行間を感じたくなります。 | ||||
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彼の小説は、ミステリーがほとんど、でもこの作品はファンタジーであり、心温まる短編集だ。 そして、5つの短編をすべて読み終えたとき、ある共通点に気づき、そして、必ず、驚く。 最後の章と最初の章がつながるのだ。 初めはいろいろな悩みに相談に載る話だとおもって読み進めるが実は、ベースでつながっている。 途中で気づいたりするべきなんだろうけれど、そこが東野圭吾、ラストまで、わかりませんでした。 ガリレオや加賀恭一郎の話はミステリーで殺人事件が舞台だから、ホロっとくるけど、心は温まったりはしない。 でも、この作品は読み終わったとき、心に充足感をくれる。 素晴らしい新境地を開拓されたのだとおもいました。 これからも、東野圭吾から目が離せない。 | ||||
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なんとなく既視感があり、『コンビニたそがれ堂』を読んだ時の雰囲気と同じ感覚に陥りました。 やはり東野先生は推理小説家であって この手の話はどうも冴えないなあ・・・と思いました次第。 | ||||
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例えば「白夜行」や「流星の絆」、「殺人の門」みたいに十数年、数十年レベルでの時間の経過がある話の場合、人間が変わった事や周りの変化だったりに読み手側も衝撃を受ける事があったりするじゃないですか。真面目な人が悪くなってたり。 この作品は時間の移動が頻繁にあるので、そういう「変化」が好きな人は楽しみながら読めるんじゃないかと思う。 うまく言いにくいんだが、普通は想像するしかない登場人物のその後がちゃんと描かれてるというか。 ただ様々な話があって全部時代が違うわけでその各々の繋がりがちょっと分かりにくかった。 後、3人の少年のキャラに違和感を感じ続けた。泥棒をするのに親身に相談に乗る、稚拙すぎる文章力なのに歴史の知識はある・・・・ 十分面白いですけどね。 | ||||
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今はもう空き家になってしまった店・・・。そんな「ナミヤ雑貨店」に侵入した幸平、翔太、敦也。 そこへシャッターの郵便口から手紙が投入された。差出人は若い女性で、手紙には相談事が 切々と書かれていた。どうやら、以前は店の主があらゆる悩みの相談にのっていたらしい。幸平 たちは、主の代わりにその悩みの相談にのることにしたのだが・・・。短編5編を収録。連作集。 シャッターの郵便口から相談の手紙が投入される。そして、返事は牛乳箱に入れられる。幸平たち 3人は、雑貨店の主の代わりに相談者に返事を書く。やがて、彼らは奇妙なことに気づき始めた・・・。 他に相談できる人がいない、さまざまな悩みを抱えた人たち。彼らはナミヤ雑貨店に手紙を投入する。 やがて、時を超え、この作品に登場する人たちがつながっていく。あふれる人への想い。大切なものは 何か?人はどう生きるべきか?不思議な空間の中で、さまざまな人間模様が紡ぎ出されていく。その 過程は、さすが東野圭吾さん!ピタリと収まるべきところに収まっていく。ナミヤ雑貨店と丸光園の 関係の描き方もとてもよかった。また、雑貨店の主であった浪屋雄治の人生も、感慨深いものがあった。 ラストは、余韻が残るすばらしいものだった。とても感動的な作品だと思う。 | ||||
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時空を超えて交わされる温かな手紙交換、と 帯に書いてあるとおり、ほんわりしたファンタジーです。 ミステリーとは違うので、なんかいつもと違うねと思わせます。 でも、そうはいいながら物語には謎がちりばめられ、章を追うごとにパズルのピースがはまるようにそれらがが解き明かされていって、ついページをめくる手が止まらなくなるのは、さすが東野氏ならでは。 あれこれアングルを変えながらストーリーが進み、最後はきれいにまとまる、構成力がものをいう小説だと思いました。 浅田次郎の「メトロに乗って」と雰囲気が少しだけ似てます。 ああいファンタジーが好きな人も是非読んでみてください。 | ||||
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東野圭吾の最新刊は、いつもとちょっと違うらしい...読み始めると、かなり入りこんであっと言う間に読み終えることができました。タイトルを担う「ナミヤ雑貨店」は、なんでもない郊外の寂れた住宅地に残されたシャッターが下りたままの古びた雑貨店。その雑貨店を起点に過去、現在と悩みを抱えた人たちが絡まり、繋がり話が進んでいきます。 この「ナミヤ雑貨店」と登場人物すべてが、児童養護施設「丸光園」と繋がっていくのですが、前半は短編の物語の様に独立しており、そのひとつひとつも結構まとまって面白いのだけど、後半になってくるとそれらの物語が、小さな川が集まって大河になるようにどっと終盤に収束されていきます。そのスピード感は、物語の感動とともに、東野圭吾、やりますね!って感じで面白かった。とても、心温まり、後味よく感動できる作品でした。 | ||||
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久しぶりに面白い本を読みました。これを機会にこの方の本をもっと読んでみようと思います。他の方のレビューが参考になりました! | ||||
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先に☆から。3つです。 個人的な感想ですが、東野圭吾のファンタジー物は、あまり好きじゃないんです。坦々とした書きっぷりと世界観がかみ合わず、終始、作品に入り込めないという感覚っていうのかな。とにかく、微妙でした。 この手の作品は、伊坂幸太郎にお任せで。 | ||||
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過去と現在、過去と未来が入り交じって、途中冗長な印象を受けつつも、一気に読めました。 特に「白紙」に対する、回答に心打たれました。 | ||||
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これまでの東野圭吾さんの作風とは一風変わっています。 「出来すぎている」とか「展開が強引」と感じられた方もいるようですが、小説なんだからアリだと思います。 短編のようですが、実際は長編でちゃんと全ての話が繋がっています。 それぞれのストーリーは普通に面白いです。 各登場人物も悩みは様々ですが、ストーリーに立体感があって引き込まれます。 複線の回収も見事で、さすが東野さんです。 唯一残念なのは、主要登場人物の泥棒3人組です。 全く感情移入できませんでした。 著者は、この3人によって物語が動いたと表現したかったと思われます。 しかし読者的には、この3人の行動や言動に全く心は動かされません。 ネタばれをしないために詳しくは書きませんが、深刻な悩みに対して、偏見と主観だけで解答しています。 結果的に解決したことに対して、「結果オーライ」と言い、相手をバカ呼ばわりすることに不快感を感じました。 物語自体は素晴らしいので、そこがかなり目立ってしまいました。 東野さんのファンですが、私の中で「ずっと手元に置きたい本」にはなりませんでした。 | ||||
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東野さんの最新作! いろいろと工夫は感じられますが…私は好きではありません。 きれいに書評している方もいますが…そう考えると、一見よさそうです。 でも…やはり好きではありません。 東野さんらしさは出ているように思います。でも消化不良でした。 次回作に期待します。 | ||||
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古びた雑貨店の郵便口と牛乳箱を使った悩み相談をしているナミヤ雑貨店。数々の悩みに答えていくうちに、不思議と児童擁護施設の「丸光園」と縁をもった人間へつながっていく優しい物語。 物語の順番と登場人物たちのつながりが非常にうまくまとまっていた。さらに、様々な視点から物語が展開されていくと同時に、過去と未来がうまく結びついており最後まで楽しめた。手紙での相談内容や回答もよく考えられていたと思う。 著者の最近の作品はミステリーが多かったため、ファンタジーに近い小説は久しぶりだった。著者の「トキオ」が好きなら、本作も楽しめると思う。 | ||||
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久しぶりに、心あたたまる短編連作。 ナミヤ雑貨店に悩み事の手紙を出すと、 必ず解決に導く返事が返ってくる。 初めは店主の遊び心からだったかもしれない。 それでも、 その往復書簡に託された思いは、 あたたかいものだった。 ある時から、 苦悩する人からの手紙が届くようになった。 誠心誠意の返事が返ってくる。 やがてそのあたたかな思いは、 時間をも越えていく……。 それぞれが完結しているオムニバス形式で、 どれもおもしろい。 それが、また、連作風につながっていくのもさすが。 どの登場人物も立体的で、 それがまたよい。 いい人ばかりが出てきたり、 こてこての悪人が出てくるのではない、 おもしろさがある。 また、作品の並びも巧みで、 それが、長編の読み物とも言える体裁になっている。 その複雑に絡み合っていく時間と人間の軸が、 この作品のカギ。 奇蹟はやはり、 信じた人のためにある。 | ||||
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スラスラ読めて、驚きも感動もあって面白かったです。 彼の作品の中でも水準以上の佳作だと思います。 でも、同時に「すっかり感動のコツを掴んじゃったね」 と思ってしまいました。 もうこの作家に驚かされることはないかも。 以前、「名探偵の…」で本格ミステリに別れを告げたように 本当の意味で新境地を開いて欲しいです。 それができる子だと、信じてる♪ | ||||
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今までにない作品だと思います。似たような話は聞いたことあるような気がしますが、 東野さんの作品ではなかったものです。 すべての出会いや過去が最期にはひとつの線になります。そこに持っていく東野さんの 力に感動しました。東野さんのファンであり、ほとんどの作品を読んできましたが、こ の作品は好きですし、頭に残るような印象深い作品になりました。 | ||||
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いつもと趣が違いますが、いつものように荒い描写と作文もどきの表現でとても読みやすくスイスイいってしまいますが、 どこかからとってきたような設定と面白くもない展開で この作家の実力から言うとBクラスもしくはCクラスでしょうな。 皆さんは楽しめましたか? ハハハハハハハ! | ||||
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この作品を読了したとき、NHKラジオの「青春アドベンチャー」シリーズが浮かんだのはなぜだろう。 ラジオドラマシリーズ「不思議や博物館」にあまりにも似ているような???(このシリーズを憶えている人がいるかどうか??) そんなわけはないのだけれど。。。ストーリー仕立てが似てるような。。。 | ||||
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悩み相談に真剣に回答を考える。 そしてその回答は、その人のためになっていたのか? オリンピック代表を目指して練習に打ち込むか、余命わずかな恋人との残りわずかな時間を過ごすか。 飛び出した実家で病に倒れた父が営む魚屋を継ぐか、ミュージシャンの夢を追うのか。 ある程度安定したお茶くみOLを続けるのか、先の見えない水商売での成功を目指すのか。。。 その人の人生を左右するような簡単ではない悩みの相談に乗ってくれる雑貨店。 手紙で悩みを相談すると、回答が手紙で帰ってくる。 短編のような作りかと思いきや、児童養護施設というキーワードでつながってきます。 タイトルの「奇蹟」は、ファンタジックな部分を示しています。 やや出来過ぎ感はあるものの、さすが東野作品、非常に楽しめました。 | ||||
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第二章のお話。 お父さんの気持ちを考えますと あの結末は・・・・胸が痛みました。 自分も いろんな悩みをかかえ 生きていますので もし 未来から 自分の悩みのアドバイスが来たら どう行動するか?というふうに感じまして 感情移入して読みました。 東野さんの大フアンです。 | ||||
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