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(短編集)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全516件 441~460 23/26ページ
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中古品には見えないほどきれいでした、有難うございました。 又何か購入したい時はよろしくお願いします。 | ||||
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今、読み終えました。こんなに惹きこまれる小説は初めてです。サイトに投稿することも 初めてですが、コメントを書かずにはいられません。 大筋は皆さんが書かているので省略しますが、若者3人が葛藤をしながら、見ず知らずの他人の悩みに回答していくプロセスに心を打たれます。 自ら問いかけ、解決していこうとする姿勢が人生には大切だと思いました。また、少し冷静に見ると、見事にストーリーが展開され、収束されています。敢えて我慢して一日に一章読みました。翌日に本を手に取るのが楽しくなる5日間でした。どうぞ、ご期待下さい。 | ||||
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多くの人々が直面する困難や ぎりぎりの状況での決断の難しさ、これらの相談へのナミヤ雑貨店の返答は含蓄が深い。 家族がともに生活することの大切さを説いているところは特に感銘を受けた。ひとつ感じたことは、世の中意外に相談できる相手が少ないこと、客観的かつ 親身になってくれる人の大切さだ。みな生きていくことで精一杯、 まして日々の喧騒の中で自分を見失いがちだ。まったくの第3者たるこのナミヤ雑貨店が人を導くところに奇蹟たる所以があるのだと思う。 | ||||
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既に沢山の方たちがレビューを書いていらっしゃいます。 が、それでも書かずにいられません。 読み終わった時、本を閉じて、ほうっと深く息を吐きました。 良い本を読み終わった時、気がつくといつもこういう反応になります。 素晴らしい本の素晴らしさは千差万別です。 読者に希望を与える作品、心を暖めてくれる作品、心を揺さぶられる作品に出会う度、 ああ、よくぞこの作品に出会えたと、出会った幸運に感謝します。 ナミヤ雑貨店の奇蹟は、まさにそういう本でした。 今年は、「あなたへ」、「ツナグ」、「リライブ」…と、遠いところに在る、人、場所、思い出に触れる ・・・・という方向で書かれた作品に心を動かされることが多かった年でした。 ひとつには私が人生の折り返しを過ぎたと思えること、もうひとつは東日本震災で人の命の尊さと、 それと背中合わせにある、命の儚さみたいなものを感じたせいでしょうか。 1日だけ起きる奇蹟、毎日を生きることで精一杯のどちらかと言えば恵まれない人々に起きる奇蹟、 全てのストーリーがループになって連なっている奇蹟。 行く先が見えないと誰かに指針を示してほしくなる。何かの形で誰かの役に立ちたい。 誰しも胸にそんな想いが湧くことがあります。 お互いがお互いを必要とし、お互いがお互いを救う。胸が暖かくなる、でもほんの少しビターなテイストも混ざった物語でした。 まだ人生の往路を生きる若者たちにも、人生の復路を生きている大人の心も暖かくしてくれる本です。 良い本に巡り会えました。 | ||||
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とてもよくできていて、おもしろく読めました。 自分の記憶にある時代の動きが舞台で親しみが持てました。 | ||||
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私は、映画を見るときは初めの30分、小説は初めの3分の一か4分の一程度で最後まで観たり読んだりするかを決めます。これは3ページで最後まで読むことに決めました。おもしろかったです。 私はそのため、いくつかのいい作品を見逃しているかもしれませんが、それをみるために見た後に後悔する99もの作品をみるよりはましだと考えています。 この作品の中に、女性のオリンピック候補選手が出てきます。著者の現実の親戚にも有名だった美人女性スイマーがいます。以前のオリンピックにも出場しました。久しぶりに今年のロンドンオリンピックを目指したけれど国内の予選で敗れたという小さな記事が出ていました。 彼女の全盛期に、著者との対談記事が出ていました。それによると、著者は彼女と親戚であることは親から聞いて知っていたけれど、一切自分からは文章などで言わなかったそうです。なぜかというと、売名行為みたいで嫌だったからだそうです。彼女の方は、そんなこと気にしなくてもいいのに、会えてうれしかったというようなことを発言していました。 今や国民的人気作家になった著者が、直木賞を受賞して大ブレイクする前のことでした。小さな新聞記事を読んで時の流れを感じました。 | ||||
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著者の作品は数冊読破済み。 著者のファンである父が『いつもと作風違うから呼んでみ』としきりに進めてきたので、そこまで言うならとページを捲りました。 幸平ら男3人組は警察の捜査から身を隠すべく近場にある、廃業商店へと侵入する。これで夜明けまでは安心だと、ひとまず身を休めようとするが、店先から謎の物音がした。誰かやって来たのかもしれないと足音をたてぬよう店先を調べに行く幸平。幸いにもそこに人影や人の気配はなかったが、変わりに一通の手紙が落ちていた。 本作品は三人称視点のオムニバス形式で物語を進展させていく。 なので章毎に主人公が入れ替わり立ち替わり、相談者から回答者まで色々な視点から物語を眺められます。 ただ、割合としては相談者8、回答者2と物語の性質上相談者側が主人公の章が多目です。 著者の簡潔とした文体は本作品でも健在で、安定した読みやすさを保持している。スラスラと小気味よいほどページを捲る手が止まらなかった。 詩的な表現やロマンチックな比喩などは有りませんが、人物の心情描写には秀でています。それから人物の人生背景もぬかりなく説明しており、感情移入には不自由しない。 窓口の広いまま深い小説を書けることも著者の長所の1つであろう。 他人の人生相談に対する回答なのに、自らの人生にも生かせることを見つけられるから不思議だ。 まるで、劇中の登場人物が相談者に回答すると同時に、読者に向かっても遠回しに説教たれているようである。 ちょっぴりSF要素の入った設定を目にした時は少なからず当惑してしまったが、物語の中核にあるのは他書にも流れている思いと同じである。 東野節は何時も優しいのである。 『少女』のように登場人物人物達の連鎖が気持ち良い作品でした。読了後に気持ちが暗澹で満たされることもないので遠慮なく万人に進められます。 社会派でもなく推理小説でもない、著者の作品では優曇華な部類に入る本書。読み易いので普段小説を手に取らない方ドラマで済ませがちな方にオススメです。 偶には原作に触れてみてはどうでしょう。 縁無き衆生度し難し、笛吹けども踊らずですよ皆さん。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は大好きでよく読んでいます。 ナミヤ雑貨店の奇蹟・・・最初はこの題目の意味もわからず読み始めました。 ハードカバーにもかかわらず一気に読みほしてしましました。いや、読むのを途中で止めるのはきっと無理でした。 続きがきになってドンドン読み進んでしまいました。おかげで翌日睡眠不足で大変でしたが(笑) 心温まる短編の数々が最後にきちんと全部繋がっているところがいかにも東野圭吾作品って感じで改めて感動。 読むだけでなんだか温かな気持ちにさせてくれる本でした。最近の東野圭吾作品の中では1番好きです。 | ||||
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どんな相談にも真剣に考え、回答してくれるナミヤ雑貨店。 閉店後のシャッターのポストに相談を書いた手紙を投げ入れると、 翌日、裏の牛乳箱に返事が入っている。 顔を合わせることがないから、安心して相談できる。 からかい半分のものから、生死にかかわる真剣なものまで、店主の 浪矢雄治にとって、このやり取りは、最早生きがいにもなっている。 そして、自分の回答がどう活かされたか、あるいは間違っていたのか、 それもまた、真剣に考えるのだった。 そんな「ナミヤ雑貨店」に訪れる一夜だけの奇跡…。 「生協の白石さん」から「クリスマスキャロル」、「バックトゥーザ フューチュア」までイメージさせる、人の善意に訴える感動の一冊。 | ||||
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めちゃくちゃ面白かった。東野圭吾は30冊程読みましたが、自分はこれが好きです。最後に話が全て繋がるという東野圭吾の得意技が光ってた。 | ||||
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物語は3人の若者たちが窃盗の逃亡中に、隠れ家として入った廃屋からスタートする。過去と未来を繋ぐ、時間の流れが変わった不思議なお店、「ナミヤ雑貨店」 当時、店主のナミヤさんがまだ営業をしていた頃にその名前にちなんで始まったナヤミ相談。時空を超えて届くナヤミ相談に3人がは動揺しながらもまじめに向き合い、返事を書いていきます。 必死に考えて書いた返事と逆の行動を取ってしまう相談者にやきもきしながらも、知らず知らずのうちに返事を書くことにやりがいや楽しさを感じているようにも思えます。 3人が育った施設、「丸光園」に関わりのある登場人物たちが織り成す短編ストーリーかと思いきや、一人ひとりの複雑に絡み合う人間関係や年月の流れが、最後にひとつとなる。 少し、最終章へ持っていくまでの中で中だるみを感じたが、伏線の回収は自然と頭に入り、読後は爽快感を感じられる。 「誰かに何かを相談するとき、自分の中で答えは決まっていて、その背中を押して欲しいだけ」 「明日は今日より素晴らしい」 敦也がポストがどこに繋がっているかを確認するために入れた、一枚の白紙の便箋。 その白紙に対する、波矢雄治の人生最後の回答。 店主がこの最後の相談者の真意を読み取り、返事を書きたいという強い想い、その答えが私たちに勇気を与えてくれる。 | ||||
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発売前からこれは名作に違いないと確信していました。 ずいぶん遅くなりましたが最近になりこの本を手に入れました。初めは何でもないような悩み相談の話という印象しか受けませんでした。しかし、2章を超えたあたりから考えが変わりました。 たいして、関係のなさそうな人たちがナミヤ雑貨店を通してどんどん繋がっていくというプロセスに衝撃を受けました。 若者達の未来に期待したいと思いました。 ★4なのは本の帯にやや不満があったからです。 物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。 という文章と実際の結末が私の中でうまく繋がりませんでした。 しかし、ナミヤ雑貨店の奇蹟が名作なのは事実です。是非多くの人に手にとって見て頂きたいと思いました。 | ||||
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筆者の作品をほとんど初めて読了しました。 こんなに夢のあるファンタジーを書く人だという 印象がなかったためとても新鮮に感じました。 ストーリーも素晴らしかったですが 物語の構成が秀逸でした。 ナミヤ雑貨店と丸光園に関わる登場人物の それぞれの人生が織りなす綾の全体像が 次第に見えてくるような感じがしました。 是非映像化されることを期待します。 人にすすめたくなると同時に 自分が関わってきた来た方々に改めて感謝したくなる本です。 | ||||
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流石に上手く、繋がっていきます・・ 登場人物の人生と背景が、物語を織り成していきます。 相談に対する「回答」が、時空を超えているために 上手く機能していく でも夫々が持っている「運命」には、触れていないように思います。 「時生」と同じタイプですが、もっと登場人物が豊富で物語が複雑に絡み合って とても面白い。。 夫々の人物の「生き様」が、人生の不思議さ面白さを出している。 **「ナミヤ雑貨店」を潰さないでいてくれた子孫に、感謝したくなりますね・・・ | ||||
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東野さんの本は大好きだけれど、当たり外れが大きい気がします。けれどこの本は読後感も良く、話にファンタジー要素があるので、人のつながりにも無理が感じられず、とても面白く読みました。さすが東野圭吾さんと思わせてくれる本でした。 | ||||
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◎牛乳箱というアイテム変更はあるが、イルマーレ(2000年韓国映画 リメイクアメリカ映画2006年)という映画作品からヒントを得て作られた作品? 時代を超えた人たちと手紙をやり取りするストーリー ◆良かった点◆ ○東野圭吾作品が好きなら買い!! ○ストーリー展開、読みやすさ、わかり易さ、そして感動あり! ○ファンタジックに仕上がっている。基本的に東野さんの作品は好きなので購入して満足 ○読み終えた後温かい気持ちにさせられる ○実写版ドラマ化したら、感動ものかもしれない ◆悪かった点◆ ○登場人物すべてが丸光園と関わりがあり、少々わざとらしさを感じる部分有り ○イルマーレという映画からヒントを得ているような気がしてしまう。アイデア自体、オリジナルではないように思えてしまうところが残念 既視感有り ○丸光園で育った 恵まれない境遇で窃盗を繰り返す敦也、翔太、幸平がOLを辞めて水商売で金儲けをして親孝行しようとする迷える子犬に対してのアドバイスがあまりにも的確で、素晴らしすぎて不自然に思えた →これだけの考え方ができれば学歴に関係ない社会で犯罪に手を染めずにまっとうに生きられるのではないか? →育ちも学校教育もしっかり受けていてもここまで的確にアドバイスできない人もいる(フィクションだから仕方がない?とはちょっと思えなかった) ○迷える子犬に対して未来の予言の手紙を書く →ちょっと偏見すぎるのかもしれないが、何とか高校を卒業しあまり利口ではないような設定のようなのに、ただインターネットから検索してわかり易く上手に予言の手紙を書けるのかな?という疑問を感じた ○第二章 夜明けにハーモニカを − 魚屋の息子が丸光園でコンサート『恋人がサンタクロース』を歌う時、著作権法違反なのだがと書かれているが − ボランティアのコンサートであれば営利目的ではない為、著作権法違反ではない。 ◎調べものがあった為、日本著作権協会についでに聞いてみたが無料コンサートの場合は、著作権違反ではない事が判明! 状況から無料コンサート可能性が高いように思え、ちょっと誤解を招く書き方が残念。 売れっ子で仕事に追われている作者→調べが甘い? ○P326 本文 これまで店を包んでいた、不思議な気配が消えていた。そこに建っているのは、閉店した平凡な雑貨店以外の何物でもなかった。なぜそう感じるのか、説明はできない。 ナミヤ雑貨店の不可思議な現象が終了したという事なのだが、本の他の場面で不思議な雰囲気をかもしだしているという文面が少なく、雑貨店の外観がいきなり不思議さが漂ってきたような文面が現れた感がある。 もう少しその前に不思議な感じがするという文章や内容を出してくるべき。 →売れっ子作家なので仕事が山積みで手薄になっている? →売れっ子で名前だけで売れてしまうという現状で仕方がないのかもしれないがもう少し手抜きしないでほしい 最後に 東野圭吾さん頑張ってください。応援しています。 今後もミステリ以外の素晴らしい作品も楽しみにしています! | ||||
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人生の岐路に立った時、人は、他人の意見を聞きたくなる。 でも、それを鵜呑みにする人はきっと稀で、はっきりとした形ではないにせよ、自分が導き出した答えで果たしてよいのか、第三者に確認したいだけなのかもしれない。 この作品の登場人物も、“未来からの手紙”により自分の意志を明確にし、その手で人生を切り開いていったように思う。 結局、全ての答えは自分自身の中にある。そんなことを感じた作品でした。 | ||||
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とても読みやすい。夏季休暇を利用して読み始めましたがすぐに読んでしまいそうです。 まだすべて読んでおりませんが、初めから温かい雰囲気が漂っていて涙がでそうにもなります。 こんな文章を(物語)を創造できる東野さんはすごい才能ですね。 気になった方は手にとって数ページでも読んでみては? | ||||
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秘密やトキオのように不思議系の作品です。導入でグイグイと引き込まれるのであっという間に読了してしまいました。 ただ読後感はあまりにスッキリ。いつもの感じでどんでん返しを期待していたので尚更かもしれませんが。 最後の白紙の手紙に対する内容をもう少し心に響くようにするために、敦也、翔太、幸平の生い立ちと境遇を掘り下げるベキであったと思う。さすがに読者に頼りすぎな感は否めない。 | ||||
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東野圭吾はすごい! 作中ではいろんな出来事が起こります。 そのどれもがハートウォーミングで、最初は短編集なのかなって思えるほど、まったくつながりを感じさせない物語の展開なのですが、読み進めると、全てがうまい具合につながります。 物語に張り巡らされた伏線には一切の無駄が無く、すばらしいのひとことにつきます。 そして読んだ後はちょっとほっとします。 エンターテイメント小説として、年齢を問わずお薦めできる一冊です。 | ||||
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