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(短編集)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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ナミヤ雑貨店の奇蹟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全516件 321~340 17/26ページ
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登場人物のエピソードが繋がってゆくのは巧いと思いましたが逆にそこばかり目が行き、結局この奇蹟で誰がどう幸せになったのか感動にまで至りませんでした。 読みやすさという点で星3つ。 評判が高かっただけに期待外れの印象の方が強かったです。 | ||||
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東野圭吾の昔の作品、『秘密』を思い出す作品だった。 過去と繋がっているナミヤ雑貨店と、悩み相談をする人達の置かれた状況が、過去と現在が密接に交互に交差しながら進むけど、作品の根底に優しさが滲み出ているのでおざなりに読む事は出来なかった。 人生相談の手紙を出してその回答を貰っても、受け取る人の人生は、その人次第かもしれない。 でも一人の人生には、本人が気付いていない所で、幸福を願っている人がいる。 安直かもしれない。 でも、大切な人の幸せを願う気持ちが詰まったこの本で、私はとっても満足してしまった。 いい本だと思う。 | ||||
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充実した内容の作品でした。 楽しく読みました。 ありがとうございました。 | ||||
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説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。 | ||||
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3人の強盗犯が逃げ込んだ廃屋はかつて悩み相談を引き受けていた雑貨屋だった. 一晩限りの復活の夜に起きた奇跡とは? 悩みに対して真摯に答える雑貨屋の主人と, その回答に向き合って人生が変わった相談者たち. 「相談者はすでに答えを持ってる」というのはまったくその通りだと思う. 大切なのはその答えがどちらに向かっているかを読み取ることであり, そこに心を砕く店主の誠意が清々しい. そして,その解釈が自然でこじつけがなく,素朴な回答の中に純粋な善意が伝わってくる. 中盤からは,雑貨屋と孤児院の不思議な縁の真相に向かうストーリーとなる. 雑貨屋の悩み相談が,孤児院の多くの人を幸福に導く結果になったこと, それを結びつけた縁こそが最大の奇跡と言えるかもしれない. この作品はかなりいい. 東野作品としては珍しく悪人や悪意が描かれておらず, 多くの人が幸せになる結末に好感が持てる. | ||||
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面白かったです。 いっきに読みました。 ファンタジーの部類はあまり読みませんが、すんなり感動しました。 | ||||
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東野さんの作品だから、殺人事件とかそういうイメージしかありませんでした。 だけど、この本は様々な人間の模様が描かれていたので、買ってよかったです。 | ||||
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きれいな状態で凄く満足しました。 100円は本当にありがたい! | ||||
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最初はよく意味がわかりませんでしたが、読み進めていくうちに止まらなくなり、 途中途中で涙しながら一気に読みました。 心が温まる一冊に出会えて嬉しいです。 映画化やドラマ化がしやすそうな内容だけれど、できれば本のままで残しておいてほしいな~と思う一冊でした。 | ||||
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どうしたら こんな発想と想像力が生み出せるのか?東野圭吾の天才的な小説。 リュービックキューブを仕上げて行くように展開するドラマ。 素晴らしい東野ファン必読の本ですね。 | ||||
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確かに皆様仰ってる通り、ミステリーではなくファンタジー作品。 「モノを通して過去と現在、現在と未来がつながる物語」、というだけなら世に少なくはないでしょうが、そのつなげ方の完成度の高さは、中でも素晴らしい部類に入るものと思います。 破綻させることなく、点と点を結ぶ線を必要以上に複雑にすることなく、キレイに積み切った感がありますね。 大変に読みやすい作品でもあるので、幅広い層にオススメできる良作です。 私からの評価は☆4つ。 ☆1つマイナス分については、以下の理由より。 「ナミヤ雑貨店に潜伏する3人組に、もう少し枚数を割けなかったものか」とは、私も思いました。 斬って捨てるかのように言いたい放題であったり、未来を知っているからこその葛藤が見られるものであったりと、彼らによる悩み相談への回答が何度か行われるわけですが、回答する彼ら自身の背景や人物像が若干薄っぺら過ぎないかと思うのです。 ゆえに彼らの出す回答から、「無責任な思いつき」「気まぐれな親切心」以上の何かをなかなか感じることが出来ませんでした。 読み進めながら、きっとこれは物語のどこかで解消されるものと期待したのですが、結局叶わぬまま。 結果として、確かにお話の筋としては完成度は高く、心温まる描写もたくさんある割りに、いま少しのところで感情移入しきれない。 という、非常に勿体無いマイナス評価をしたくなってしまうのです。 | ||||
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ファンタジーは大好き、 東野圭吾のミステリーは大好物だけど、 これは無理。三人組の人が嬉しそうに、これはこういうことだったのか!というやり取りにイライラした。手紙の内容など同じ文章の使い回しが多く、あれこれ読んだよなと確認することもしばしば。 重松清にビートルズを懐かしむ、悩みを抱えた家族の話はよく出てくるので、二番煎じ。 家族ものは好きだが、 根幹がファンタジーなのに、 ふいに現実にシフトされたり、気持ちが整理されず、結果イライラした。 東野圭吾はミステリー書いたほうが良い気がする。 | ||||
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ファンタジーオムニバス形式でほんわかする悩み相談を請け負っていた雑貨店読後ほんわかさせられた | ||||
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全てが繋がっている.... 読み終えた後本を抱きしめました。 素晴らしいです。 | ||||
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キャラメルボックスのお芝居を見て、すぐに購入した。原作を読んで、小説も芝居もともにすばらしいことを知った。よかった。静かな感動が広がる。 | ||||
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東野圭吾さんの作品が好きです。 どちらかと言われれば、「プラチナデータ」のようなSF系の作品が好きです。 今回の作品は『今まで読んだことのない小説』と謳われていたので期待して読みました。読み終えて感じたことは「なんだか『阪急電車』に似てる」でした。その点はちょっとガッカリです。 決して今まで読んだことのないタイプの作品ではないけれど、読み終えて『ほっこり』した気持ちになれたので満足はしています。 | ||||
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無人の元雑貨屋の建物になりゆきで転がり込んだ3人の若者。そこへ届いた1通の悩み相談の手紙。彼らは不思議に思いながらも、返事を書くのだが… 読んでいると、悩みの相談を引き受けるのは難しいことがよく分かる。相談に乗る人物は、「相談者は多くの場合、すでに答えを決めている」と言う。たぶん、そうなのだろう。ある本に、自分のアドバイスで他人の心を変えることなどできない、とあった。どうでもいい事柄なら、できるかもしれない。しかし、重要な事柄は自分で判断しているのだと。人に動かされて自分があるのではない。自分で自分を動かしているのだということだった。人生を左右するような決定は、結局自分で決断しており、他人にアドバイスを求めるのは、自身の決定を確認し、背中を押してもらいたいだけなのだろう。 ある奇妙な雑貨店を通して行われる手紙のやりとり。それぞれの相談事はすべてハッピーエンドになるわけではないのだが、一つ一つが味わい深いエピソードを形成していく。そして、ストーリーが進むと、相談者と回答者たちが思わぬ接点でつながるのだ。さすが東野圭吾、ストーリーテリングも冴えている。読後には希望と暖かさが残る。時には、血の流れない、こういう小説を読むのも悪くない。読後感のいい小説を読みたい人に。 | ||||
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中に水にぬれてよれたような部分がありました。読むには支障ないのですが、少々残念。 | ||||
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こんな小説が好き。 東野圭吾さんのミステリィーの世界にもどっぷり浸れるけど、人間味あふれる作品もたくさんあって 今回も夢中になって読んでしまった。 残り少なくなっていくページ数に寂しさを感じてしまう。 (読み終えた後にまた夢中になれる本にめぐりあえるかな?と思ってしまうからかもしれない。) 今回の作品はファンタジーに近い作品なんでしょう.... でも、身近な感じもあって心温まる一冊になった。 中高生の夏休みの読書感想文に選んだらどんどん感想が書けそうな 作品にも感じていた。 | ||||
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新聞に良く「人生相談欄」があるが、本作の「ナミヤ雑貨店」とは過去と未来とを繋ぐ「人生相談装置」である。この「人生相談装置」を通して、過去と未来の人々が悩みに関する質問とその回答を交わす様を描いた連作短篇集。その粗雑で"ご都合主義"的な内容には辟易させられた。 まず、「奇蹟」はこの「人生相談装置」の存在そのものであって、悩みの相談者に「奇蹟」が起こる訳ではない。相談者が過去の人間(有名人あるいはそれに近い存在の場合が多い)で、回答者が未来の人間の場合、回答者は相談者の行く末や未来の世相を知っているので、正確なアドバイス(その時点の相談者には受け入れ難くとも)を送れるというイージーな設定の上に、タイム・パラドックスに陥っているのではないか。また、これと逆のケースの具体例が出て来ないのは、過去と未来とを繋ぐ「人生相談装置」が機能出来ないからであろう。まさに、"ご都合主義"そのものである。更に、ビートルズを題材にした、本作中で一番の力作「黙祷はビートルズで」は、本質的には「人生相談装置」と無関係なのではないか ? 設定がイージーな上に、悩みも回答も陳腐なもの(「人生相談欄」も同様だが)で、ドラエモンをイメージして、子供向けのお伽噺を書いたとしか思えない。作中に、「結局、人生は本人(相談者)が決めるもの」という言辞が出て来るが、こんな当たり前の事を言うために、ワザワザ本作を執筆したのだろうか ? 最近のスカスカな作品続きの作者が、更に余暇で執筆してしまったかの様な駄作で、単なる時間潰しにしかならなかった。 | ||||
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