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しゃぼん玉



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【この小説が収録されている参考書籍】
しゃぼん玉
しゃぼん玉 (新潮文庫)

しゃぼん玉の評価: 4.31/5点 レビュー 96件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 21~40 2/5ページ
No.61:
(5pt)

宮崎の椎葉が舞台の心温まる作品です。

自然豊かな椎葉村に都会の男の子が逃避してきて、村人の皆さんとの交流を深め更生していく物語。映像化されたら、素敵だろうなと思います。本は最初から最後から、笑いと感動でいっぱいです。早くDVDを観てみたいです。
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
4022579617
No.60:
(5pt)

面白いですね

何かで紹介されていた本なので古本で購入しました。有名な作家だそうですが、内容は楽しめました。一読を勧めます。
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4022579617
No.59:
(5pt)

とても考えさせられました

何と現代社会の闇というか、家庭環境を現しているのでしょう。とても考えさせられました。自分の子育てはどうなのだろう。正しいことは分からない。この小説はそんな現代社会の大人になっていない子供が犯した犯罪を超高齢化の村の人々が浄化させる過程の物語です。読んでよかったです。
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4022579617
No.58:
(5pt)

感動のサスペンス

主人公の青年は、複雑な家庭環境を背景に自堕落な生活を送っていた。
女性や老人を狙ったひったくりなどを繰り返し、逃避行の末に宮崎県の山村で、老婆と出会う。
青年は偶然ながら老婆の命の恩人となったこともあって老婆は青年の正体も訊ねないまま優しく受け入れる(村人は老婆の孫であると思っている)。
村での生活は、退屈なものであるが、過疎化の進んだ村では若い青年に温かく接してくれ、爺さんと山に入ったり祭りの手伝いをする中で、忘れかけていた人の優しさを思い出し心に変化が起きてくる。

乃南アサさんの作品は、人の心の奥底を見抜いているような描写が多く、気に入っている作家の一人であるが本作品でも(もちろん本作品はフィクションではあるが)前向きに進もうとする青年に感動し読後は私自身も前向きな気持ちとなった。
サスペンスでありながら作品を通して読者に影響を与える著者の筆力には驚愕。
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4022579617
No.57:
(5pt)

さすが乃南アサ!うまいです。

題名やあらすじから、どんな話かと思いきや、どうしようもない少年が罪を犯し逃げ、たどり着いた村で成長していく話。
少年がだんだんと変わっていく様が、さすが乃南アサと言いたくなる、うまい書き方。
ばあちゃんの息子が戻ってきたときに、自分の父親と重ねていた所が泣けた。
最後の展開は、想像できますが、やっぱり書き方がうまくて泣けます。
乃南作品のなかでもベスト3に入るくらい、いい作品でした。
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
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No.56:
(4pt)

読んでよかったと思う一作です。

口語体でまとめられていて、新鮮でした。
話の結末は予想できて、その通りハッピーエンドだったので、安堵しました。
時代をよく反映されていて、好ましい一作です。疲れた時に一読をお勧めです。
ゆっくりと希望が湧いてきます。
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No.55:
(5pt)

「しゃぼん玉」の様な人生からの脱却

どうしようもなく無気力な生活を送っている主人公は、かっぱらいをして世過ぎをしています。
ある時、ナイフで女性を刺してしまい、九州の山奥まで流れてゆきます。
そこで、純朴だがちゃんと地に足がついた暮らしをするうちに、今までの自分の人生を振り返り、新たな人生に一歩踏み出すという話です。
言ってみれば、それだけの話という事になるのですが、たどり着いた家のお婆さんの家族と自分の家族と言う対比や、自分が犯してきた犯罪に類似した事件の被害者の女性に出会うなど、実にうまい設定の小説となっています。
若者の「しゃぼん玉」の様な人生からの脱却が見事に描かれた、素晴らしい作品だと思います。
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
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No.54:
(4pt)

中古なので購入し外れだったらもう無いかな。

昔は観てました。でも当たり外れが私的にはあり本屋で観ても買わなくなり…今回Amazonでつい目に付いたので。期待を込めて星4つ‼️
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No.53:
(4pt)

読ませますねー。

劣悪な家計環境により、自暴自棄となり、ひったくりや強盗を繰り返す、翔人。
ヒッチハイクしたトラック、居眠りしている間に叩き出される。
見ず知らずの土地、たまたま老婆を助けた事により、居候の身と成る。
時間の経過と共に土地や近所の住人に親しみを覚え、ここから逃げ出す事に関心が薄れていくが、
美加との出会いによって過去に犯した罪と嫌でも向き合う事や老婆の息子と実父が重なり、
やがて罪を償いやり直す事を決意、数年後再び戻るというお話。
乃南さん、やはり上手い!併読した「家族趣味」も良かったです。
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No.52:
(4pt)

田舎の暖かさ

投げやりな青年が、迷いこんだ九州の山村で、お年寄り達と生活を共にする中、人間性を取り戻す、読後ホッとする話でした。
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No.51:
(5pt)

毎日パスタ

めちゃくちゃ面白かったです。 すぐに読み終わる所も気に入りました。
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No.50:
(5pt)

人を変えるのは服役ではなく他人の愛

良かった。 クズ人間が、バアちゃんを守るために自分と同等のクズに立ち向かい、バアちゃんの痛みや愛を知って、まっとうな人間になるべく一歩を踏み出す。 自首する前夜のシーンが泣ける。 凍える牙から入ったが、しゃぼん玉からでも乃南ファンになること必至。
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No.49:
(4pt)

何事も、最後は自分の心が決める!

背表紙にある あらすじ を読んで、読みたいと思い、読みました。こちらの著書は、この「しゃぼん玉」が初めてです。
読みやすく、スムーズに読み進められました。

捨て鉢?になった翔人が、偶然ある村の老婆や、その村の周りの人々と出会い、流されるままに過ごしていく。そんな所から始まっていく物語。
スマじょうの心の広さ・深さ・温かさに、惹かれながらも、この「しゃぼん玉」では私には、シゲ爺の存在が大きく印象に残りました。

翔人の身体が鍛えられたのも、心にいい意味で突き刺さる、核心を衝く説教や言葉。
シゲ爺みたいな人に出会えた翔人は、翔人のそれまでの人生の中で、本当に大きな貴重な出会いだったと思います。
読んでいる私も、ハッと核心を衝かれた様な気になりました。私自身も、犯罪を犯す訳ではないにしろ、ある意味しゃぼん玉の様な、逃げ癖?の様な気持ちが、今までの人生で全くなかったとは言えませんし。
シゲ爺やスマじょうの様な人との出会いが、羨ましい様な気持ちになりました。

物語の流れは、翔人が改心するまでが長く、「気付いて」からの展開は、早くドンドン話が進んでいきました。その流れは、この著書を読む事をお薦めします。

読後、気になったのは
翔人とスマじょうの再会場面を少しでも書いてほしかったのと、黒木美知のその時現在の状況と、翔人と美知が、いずれ再会するのか?どんな風に?と言った所が、心残りな感じにはなりました。

後は、自分の勝手な想像で、翔人は村に住み続けるだろうし、美知が帰ってきたら、いずれ再会するだろう。と、自分の想像で思うしかありませんが。
「人生のやり直し」という事がどういう事か!?を考える・気づかせてくれる1冊だと思います。何事も、最後は自分の気持ち次第!ですね。
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No.48:
(5pt)

リアルで素敵な心模様

乃南アサが、このような、心模様の巧みで自然な描写の小説を書いているとは知りませんでした。 懐かしいほど不思議な設定がとてもリアルに読み手の心に入ってくる、心が洗われるような、ある種素朴で素敵な作品でした。
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4022579617
No.47:
(4pt)

不覚にも涙が流れた

秋の夜に眠れず、一気読みしました。 成人になっても環境からのトラウマから逃げられず、いつも言い訳していた主人公。 主人公の思いの変化がわかりやすく、晴れやかな気持ちで生きていく道を選んだ事に、拍手を送りたくなりました。 エピローグは繰り返して2度読んでしまいました
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
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No.46:
(5pt)

久々の秀逸な作品!(';ω;`)

乃南アサ先生の作品はしゃぼん玉が初めてでしたが、これでファンになりました。 この作品はわざとらしく「泣かせよう」という意図は全く感じられないのですが、終盤、自然と涙が出ます。 哀しい涙ではなく優しい涙とでもいうのでしょうか。 読んだ後も心に良い意味で残響する、素晴らしい作品でした。 少年の悪行に「ん?これは…ちょっと…」という序章ですが、すぐに引き込まれます。 おスマ嬢の「ぼうはええ子」という言葉に胸がとても温かくなります。 若い人読んでみて~!!
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
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No.45:
(5pt)

泣けた!

こういう小説好きだなぁ。 理屈抜きでいい! 乃南さんの作品て、人間のいやらしさというか 本性を暴くような物が多くて、そういうのも 好きだけど、この作品は人間ていいなぁって素直に 思えたし、少年が罪を償って帰ってきた場面では 不覚にも涙が止まらなくなってしまった。 彼女の 作品で何が好きかと聞かれたら、迷わずこれを 選びます。
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
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No.44:
(5pt)

余韻でジーンとしました。

本屋さんで、表紙と店員さんのポップに惹かれ手にとりました。
読み終わって、感動の一言でした。
ぜひいろんな人に読んでほしい本だなと思います。

読み終わったあとも余韻でじーんとなりました。
すぐ、母にもすすめたいと思います。
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
4022579617
No.43:
(4pt)

こんなふうにしかなれなかった

人は家族はえらべない。生まれてくるところだって選べない。どうして、と思いながらも目の前の人生を必死に生きるしかないのがほとんどだ。それが子供ならなおさら。こんなふうになりたくなかった、でもこんなふうにしかなれなかった。主人公もそんな青年の一人ですが、村人と新しい家族のような関係を築いていくことで、歪んでしまった心をゆっくりと直していくお話です。
しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
4022579617
No.42:
(4pt)

自分のこれからの人生について考えさせられた

感動というよりも、これから自分の人生について深く考えさせられた作品だった。

 自分は翔人のように、警察から逃げ回るようなことはしたことはない。
 だけど、しゃぼん玉のようにふわふわした生活を、人生を過ごしているという点では似ている。

 だから、心に突き刺さる場面や、言葉が数多くあった。

 「しょうがねえって諦めたら、そこで終わりばい」

 この言葉はときに印象に残っている。

 自分もどこかで、人生を諦めていた。

 だけど、前を向いて進もう。
 そう本作を読んで気付かされた。

しゃぼん玉Amazon書評・レビュー:しゃぼん玉より
4022579617

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