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パーフェクト・ハンター



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パーフェクト・ハンターの評価: 4.12/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(4pt)

グレイマンの筆致に酷似

上巻の出だしでは、少々まどっこしいと思ったのですが、読み進むにつれて、筆致は暗殺者・グレイマン・シリーズに似てき出し、非常に面白くなってきた次第です。驚いたことに作家は当社からの作家志望ではなく、色んな職業を転々とした後で、書き始めたとか。誠に才能開花には驚嘆します。
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.17:
(5pt)

泥臭さの中の格好良さにしびれるスリラー

陰謀と裏切りと殺し合いと女━━スパイ小説が持っているエンタテインメント要素をすべて持っている。下巻の最初の方は若干の中弛みを感じたものの、殺し屋リードとの対決で絶体絶命に陥ったヴィクターの壮絶な大逆転劇には目が釘付けになった。物語の描写は読んでいてすんなり頭に入ってくるのが良い(翻訳者の腕前もあるのでしょう)。シニカルな表現がところどころにあり、これがハードボイルドっぽさを醸し出していて好きな部分でもあった。きっと著者の好きな表現手法なのだろう。特に気に入ったシーンは最後の一行だ。映画007シリーズの「カジノロワイヤル」のラストシーンを彷彿とさせる。格好いい、しびれた。
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.16:
(5pt)

冒険小説が好きなら必読

レビューを読んで、これは絶対に自分が好きな本だと確信。他に読みたい本はたくさんあるが、それらをすっ飛ばして本書を読んだ。そして今、上巻を読み終わった。期待を裏切らない面白さである。スパイ冒険小説が好きなら、絶対に読むべき。本作の主人公はプロの暗殺者のヴィクター。一仕事終えたものの、なぜか自分が狙われるはめになる。上巻では自分の危機を乗り越え、これからの反撃の狼煙をあげるまで。下巻では壮絶な戦いが繰り広げられるだろうと予測。ちょっと人を簡単に殺すところが気になったが、自分好みの殺し方(つまり、拷問などでグロテスクではないってこと)なので、許容範囲。全体的に冒険小説の王道を行っている。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.15:
(5pt)

さっそく続編を注文しました

「暗殺者グレイマン」という駄作を2度買いしてしまった自分にうんざりしましたが、その本のレヴューでこれを知り一気読みできたのは思わぬ収穫でした。似たようなプロットでも月とスッポンの違いです。
 それにしてもレベッカ・・・。
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.14:
(4pt)

上下巻一気読み!

殺し屋の話ではありますが冷徹なプロフェッショナルの話というのは
イライラしないで、ストレス無く読めて楽しいです。

「何のために」といった疑問をすっ飛ばして、ただ完成度の高い仕事に
己の全プライドを賭ける人たちの迫力が伝わってきました。
今後の展開にも期待です。

国内ではなかなかこういった情緒的なものを排除した作品はないよな、
と思ったのですが「ゴルゴ13」がありましたね!
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.13:
(5pt)

最高です。

下巻の最後の最強のハンター同士の対決は、息をもつかせぬスピードと迫力で、読み終わった後、最後の部分を読み返しました。そしてまた上巻の最初から読み直しました。筋が分かっていても、もう一度楽しめる本に久しぶりに会いました。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.12:
(5pt)

いや、面白いのひとこと

読もう!!読もう!! 損はない。 
あてどなく続く某スナイパーシリーズに辟易していた私に最高の朗報はこのシリーズがはじまったということでした。
中身に触れる必要はないはずです。 おもしろいです。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.11:
(5pt)

読み応えのある一冊。

読み応えのある一冊。次作が楽しみです。好きな作家リストに加えました。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.10:
(5pt)

読み応えのある一冊。

読み応えのある一冊。次作が楽しみです。好きな作家リストに加えました。
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No.9:
(5pt)

一級のエンターテイメント小説

前作「パーフェクト・ハンター」が最高に面白かったので、
読み終わったその日に第二弾も購入、ワクワクしながら読み始めました。

第二弾「ファイナル・ターゲット」も期待に違わず、最高に面白かったです。
ページを捲る手がとめられず、前作同様、徹夜で上下巻を一気に読破してしまいました。

殺し屋ヴィクターには次々と危機が訪れ、手に汗握るスリリングな展開で読者を飽きさせません。
登場人物が入り乱れて複雑な様相を呈してきても、それぞれのキャラクターの持ち味を損なうことなくしっかりと描き、
なおかつ分かりやすく物語をまとめたトム・ウッドの手腕はさすが。

また、普段は天涯孤独の身分に満足し、他人との接触を頑なに拒んでいるストイックで冷徹なヴィクターも、
今作ではジョークも言うし、特定の人間には思いやりや寛容さを見せていました。
シリーズを通して、ヴィクターがどう変化していくのか楽しみです。

次回作も期待したい。
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.8:
(5pt)

上巻〜下巻へ一気に

上巻を読み終え、すぐに下巻を一気に読みました。

主人公の名が“ヴィクター”というせいか映画【ニキータ】に登場したジャン・レノ演じる《始末屋・ヴィクター》と重なって読んでしまいました。

何となく【レオン】も重なりました。
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.7:
(4pt)

既視感を感じながら彼と比べてしまいます

誰も信用することなく、ひとりきりで仕事をする暗殺者ヴェクターは、単純な依頼をこなした後、傭兵と思われるプロに襲撃を受けます。普段依頼を受け、ターゲットを狩っている暗殺者が突然かられる側に。腕利きで一匹狼、降りかかる火の粉も自分一人で払う、狙撃の腕も一流。主人公のキャラ立ちは申し分なく、途切れることなく連続するアクションシーンは15分位1回見せ場があるというハリウッド映画を思わせます。舞台もパリ、スイス、東欧、ロシア、イタリアと豪華です。キャラもいい、ストーリーもテンポよく、はらはらドキドキ、悪役も申し分ありません。

しかしながらなぜか既視感を感じながら読みつつ、その原因に思いつくことなく読み終わってしまいました。よくよく考えると日本の超メジャーキャラクターと被っていることに気が付きました。キャラもストーリーも共通点が多く、斬新さを感じなかったのも無理もありません。どんなにスーパー暗殺者を登場させても彼には及びません。同じ土俵で彼と張り合うのは日本では難しいかもしれません。彼の名はそう、ゴルゴ13。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.6:
(5pt)

スピード!スピード!スピード!

上下巻ともレビューを参考に購入しましたので、類似のレビューになるかもしれませんがご了承ください。

非常に読み応え、かつ一気に上下巻読ませる内容はベストです。
どなたかのレビューにもありましたが、映画「ジェイソンボーン」のシーン、画像回しが読んでいて容易にイメージできました。
後書きに次回作も予定されているとのことで、発刊されれば楽しみです。

スパイ大好き、重火器大好き、ミリオタ、格闘好きの方々にはフィクションを前提として、まず外しがない出来です。
主人公のストイックなキャラクターに似て、内容、文章に無駄が少なく、なんというか硬質で俊敏筋肉質なストーリーです。
二度読み返してみて、より深く主人公の心理に入り込めそうですので、これから読み返そうかなぁと思っています。
地理に苦手な方は、欧州詳細地図を傍らに置いて、読まれるといいかもしれません。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.5:
(5pt)

ノンストップアクションの連続で最後まで突っ走る快作

最初からアクセル全開のスピード感で、次々と迫ってくる追手と戦いながら話が進んでいく。 とにかく緊張感を保ちながら、かつご都合主義の安易なストーリーにならないようにする力量は処女作とは思えないほどの出来栄えと思う。 シリーズ化されるようなので、次作の出版を期待して待ちたい。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.4:
(4pt)

なかなかの書きっぷり

ヴィクターが奪ったフラッシュメモリーには、ロシアの軍事機密が含まれていた。追う者、追われる者たちの壮絶な戦いは、ロンドン、アムステルダム、キプロス、そしてタンザニアでくり広げられる。
デビュー作とのこと。ここまで読ませる筆力はなかなかのものです。
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
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No.3:
(4pt)

面白いです

息も吐かせぬ上巻から下巻へ。

ヴィクターとレベッカが徐々に黒幕に迫っていく中、敵は全てのオペレーションを闇に葬るべく、恐ろしい刺客を放ってきた。

次々と関係者が消されていく中、遂にレベッカとヴィクターにも刺客の魔手が迫る。一方で、フランスの警察機関も事態に介入してくる。

ロシア軍人も別の角度からヴィクターを狙って動き出し、ヴィクター、暗殺者、ロシア人チームの三つ巴の激しい乱戦に。

真実を追いながら、敵に追われる展開の中で、激しいアクションが連続します。

最後はカーアクションから、刺客との決闘まで縺れこみ、飽きずに読めます。

黒幕の描写がやや浅い点(描きこまれていないステロタイプの悪役)など、荒削りの部分もありますが純粋アクション小説として、十分に楽しめます。

ご他聞に漏れず、続編もありそうなので、是非翻訳を期待しています。
パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (下) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412502
No.2:
(4pt)

怒涛の展開

臆面なく連続してアクションが展開する小説。

冒頭からいきなり7人の暗殺チームに狙われる主人公ヴィクター。

謎を解くために、汚れ仕事の仲介者レベッカと共に巨悪に迫る。全く容赦を知らない暗殺者の復讐劇は成就するのか。

という話だが、とにかくアクションがずっと続きます。

話自体は、殺し屋が逆に消される側に回るパターンの、よくある話だが、この小説はアクションに特化している点が凄い。次々に危機が訪れます。

舞台が、パリ、東欧、ロシア、イタリア等、次々に変わる点も飽きずに読める点だろう。

続編も本土では刊行されている様なので、是非読みたいと思わせます。

アクション小説好きには必読の一冊でしょう。
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412499
No.1:
(5pt)

映画「ジェイソン・ボーン」第二、弟三作の上手い模倣、しかし面白い!それも才能か...

ポール・グリーングラス監督による映画「ジェイソン・ボーン」シリーズ第二、弟三作は傑作だと言われている。
特に優れている点として、映画評論家があげていたのが、

1. 意図的なカメラのブレを意識したドキュメンタリータッチの仕上げ
2. 観客は最初は戸惑うのだが、やがて麻薬の様な快感へと導かれる”超”高速で場面転換してゆくカット割の多用

出自不明の凄腕の殺し屋、CIA、ロシア特殊部隊、世界的陰謀、スナイパー、美貌の協力者、そして勿論、凄腕に輪をかけた超凄腕のライバルの存在、
この種冒険活劇小説では殆ど出尽くし、色褪せたキーワードに彩られながら、この本が最後まで私を捉えて離さなかったのは、
そんな”面白”映画の手法を臆面も無く、そのまま、”パクッて”活字に焼き直したからに他ならないだろう...、
それも作家の才能、これが滅法面白い。
パリ、東欧、ロシア、アメリカ、アフリカ、癖になる素早い場面展開、”大小”さまざまな銃撃戦、殺し屋が”愛と復讐”に目覚める所などは、ジェイソン・ボーンが
過去の記憶を取り戻すシーンを嫌が上にも彷彿とさせ、トリハダ物。
ラストも今後の更なる大活劇を予感させ、期待大。続編は一食抜いても是非読みたい。

(新人作家による第一作との事だが、ただ、Tom Hinsewood 名義で「The Killer」という本を出しているとの話もあり...同一作なのかは不明。)
パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:パーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412499

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