再起

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再起の評価:

4.21/5点 レビュー 14件。 B ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(4pt)

困難を乗り越え、読めるだけで読者はよいのだ

フランシスの妻の死による断筆、名訳者菊池光の死、というような苦難を乗り越え、競馬シリーズが再開された。
 今回の主役はシッド・ハレー。このシリーズをずっと読んでいる方には、読めるだけで幸せなんだろう。
 競馬シリーズは好きだが競馬も他のギャンブルもやらない私に取っては、作中で触れられる”かけ”のシステムが理解できなかったが(積極的に理解しようともしなかったけど)、今回は主人公だけでなく、登場する女性達が光っていた。
 前妻と現彼女との関係は、あまりに男の理想的過ぎる、という批判を女性陣から受けるかも知れない。
 とにかく、騎士道精神を有する紳士が、苦難、苦境を乗り越え、事件を解決し、ハッピーエンドで終わる。こんなミステリは、最近、あまりなくなった。
 訳者の交替は、さほど気にならなかった。4度も登場したハレーは別として、競馬シリーズの場合、主人公がその都度変わるので、文体不一致などの悪影響を回避できたのかも知れない。
再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41)より
4150707413
No.7
(4pt)

困難を乗り越え、読めるだけで読者はよいのだ

フランシスの妻の死による断筆、名訳者菊池光の死、というような苦難を乗り越え、競馬シリーズが再開された。
 今回の主役はシッド・ハレー。このシリーズをずっと読んでいる方には、読めるだけで幸せなんだろう。
 競馬シリーズは好きだが競馬も他のギャンブルもやらない私に取っては、作中で触れられる”かけ”のシステムが理解できなかったが(積極的に理解しようともしなかったけど)、今回は主人公だけでなく、登場する女性達が光っていた。
 前妻と現彼女との関係は、あまりに男の理想的過ぎる、という批判を女性陣から受けるかも知れない。
 とにかく、騎士道精神を有する紳士が、苦難、苦境を乗り越え、事件を解決し、ハッピーエンドで終わる。こんなミステリは、最近、あまりなくなった。
 訳者の交替は、さほど気にならなかった。4度も登場したハレーは別として、競馬シリーズの場合、主人公がその都度変わるので、文体不一致などの悪影響を回避できたのかも知れない。
再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
415208779X
No.6
(4pt)

すみません…

久々のシッド・ハレーの姿、楽しく読みました。
が、しかし…、しかし…。
これを読む前にパーカーの「スクールデイズ」を読んだからかもしれませんが、
どうしても「スペンサーっぽい」感じが消しきれませんでした。
(もっとも、「スクールデイズ」自体は、スーザンもホークも出てこないですし、
本書と「スクールデイズ」が似ている、というわけではありません)

シッド・ハレーシリーズの面白さは、私は苦しんで苦しんで、
それでもその苦しみを乗り越えていくところにあると思っています。
自分の弱さ、恐怖と向き合い、一度はそこから逃げようとしながらも、
それでも逃げずに立ち向かっていこうとする人間の強さのようなもの。
それを描いたものだと思っています。

確かに、ハレー自身がすでに探偵業である程度の名声を手に入れ、
(権力とか地位とか、そういう意味の名声でなく、『こういう人間だ』という意味で)
年齢的にも不惑を迎え(レビュアーの方の言葉にもあったように)、
『丸くなった』のかもしれませんし、自身に加えられた危害ではないという点も
影響しているのでしょうが…。

読んでいて、ちょっぴり寂しく、というか、
違うなあと思ってしまったのは、私だけでしょうか…。

「お帰りなさい」の思いを込めて、星は4つです…。
再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41)より
4150707413
No.5
(4pt)

すみません…

久々のシッド・ハレーの姿、楽しく読みました。
が、しかし…、しかし…。
これを読む前にパーカーの「スクールデイズ」を読んだからかもしれませんが、
どうしても「スペンサーっぽい」感じが消しきれませんでした。
(もっとも、「スクールデイズ」自体は、スーザンもホークも出てこないですし、
本書と「スクールデイズ」が似ている、というわけではありません)

シッド・ハレーシリーズの面白さは、私は苦しんで苦しんで、
それでもその苦しみを乗り越えていくところにあると思っています。
自分の弱さ、恐怖と向き合い、一度はそこから逃げようとしながらも、
それでも逃げずに立ち向かっていこうとする人間の強さのようなもの。
それを描いたものだと思っています。

確かに、ハレー自身がすでに探偵業である程度の名声を手に入れ、
(権力とか地位とか、そういう意味の名声でなく、『こういう人間だ』という意味で)
年齢的にも不惑を迎え(レビュアーの方の言葉にもあったように)、
『丸くなった』のかもしれませんし、自身に加えられた危害ではないという点も
影響しているのでしょうが…。

読んでいて、ちょっぴり寂しく、というか、
違うなあと思ってしまったのは、私だけでしょうか…。

「お帰りなさい」の思いを込めて、星は4つです…。
再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
415208779X
No.4
(5pt)

「自己蔑視」との決別。

シリーズ四度目となる登場で、彼:シッド・ハレーもだいぶ丸くなったようだ。初登場で31歳だった彼も恐らくは、「不惑」を超えたハズだ。ここには、もう「自分自身を否定し、卑しんでいた」彼の姿はない。彼は、事故と事件(!)で「左腕」を失ったが、「誇り」は取り戻したのだ。今の彼に弱点はないハズであったが・・・。
 今回の敵は卑劣にも、彼自身ではなく、彼の新しい恋人:マリーナを標的にする。彼と彼女がこの苦難をどう乗り越えるかが今回の山場だ。シッド・ハレーはもちろんだが、マリーナが良い。とても魅力的に、そして力強く描かれている。
*個人的には、別れた元妻:ジェニイとの関係も悪くはないようで、少しホッとした:笑。

最近流行りのダーティーヒーローと比較すると彼:シッド・ハレーは良い漢(おとこ)過ぎる(真面目、正直、礼儀正しいetc.)ので少々物足りない貴兄もいるかもしれないが、私は彼のことが好きだ。世間に悪ぶって生きる(チョイワル?)より、彼のように正々堂々として生きたいと思う。

PS
もはや誰が「競馬」シリーズを書いたのかは、大した問題ではないと思う。なぜならこのシリーズにとって、「騎手:ディック・フランシス」の存在は不可欠なのだから・・・。
「再起」したシッド・ハレーとフランシス翁に乾杯を!

再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41)より
4150707413
No.3
(5pt)

「自己蔑視」との決別。

シリーズ四度目となる登場で、彼:シッド・ハレーもだいぶ丸くなったようだ。初登場で31歳だった彼も恐らくは、「不惑」を超えたハズだ。ここには、もう「自分自身を否定し、卑しんでいた」彼の姿はない。彼は、事故と事件(!)で「左腕」を失ったが、「誇り」は取り戻したのだ。今の彼に弱点はないハズであったが・・・。
 今回の敵は卑劣にも、彼自身ではなく、彼の新しい恋人:マリーナを標的にする。彼と彼女がこの苦難をどう乗り越えるかが今回の山場だ。シッド・ハレーはもちろんだが、マリーナが良い。とても魅力的に、そして力強く描かれている。
*個人的には、別れた元妻:ジェニイとの関係も悪くはないようで、少しホッとした:笑。

最近流行りのダーティーヒーローと比較すると彼:シッド・ハレーは良い漢(おとこ)過ぎる(真面目、正直、礼儀正しいetc.)ので少々物足りない貴兄もいるかもしれないが、私は彼のことが好きだ。世間に悪ぶって生きる(チョイワル?)より、彼のように正々堂々として生きたいと思う。

PS
もはや誰が「競馬」シリーズを書いたのかは、大した問題ではないと思う。なぜならこのシリーズにとって、「騎手:ディック・フランシス」の存在は不可欠なのだから・・・。
「再起」したシッド・ハレーとフランシス翁に乾杯を!

再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
415208779X
No.2
(5pt)

お帰りなさい!

Mr.Stoicことシッド・ハレーが帰ってきた!待ちに待った新作は銃撃、PC、インターネット・ギャンブルとかなり現代風。作者自身の高齢化、長年の間「ゴーストライター」説のあった夫人の死、さらに名訳者・菊池光さんも亡くなってもう2度と新作は読めないと思っていたのに再び新作登場!一気読みです。
ネタバレするので詳しくは書かないが、筋書きもしっかりしていて登場人物も魅力的。
では、誰が書いているのか?という疑問は、巻頭の謝辞がヒントかもしれない。おそらく作者は○○?でしょう。
再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41)より
4150707413
No.1
(5pt)

お帰りなさい!

Mr.Stoicことシッド・ハレーが帰ってきた!待ちに待った新作は銃撃、PC、インターネット・ギャンブルとかなり現代風。作者自身の高齢化、長年の間「ゴーストライター」説のあった夫人の死、さらに名訳者・菊池光さんも亡くなってもう2度と新作は読めないと思っていたのに再び新作登場!一気読みです。
ネタバレするので詳しくは書かないが、筋書きもしっかりしていて登場人物も魅力的。
では、誰が書いているのか?という疑問は、巻頭の謝辞がヒントかもしれない。おそらく作者は○○?でしょう。
再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
415208779X