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冥都七事件 大東京三十五区



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冥都七事件 大東京三十五区の評価: 3.89/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(4pt)

軽妙洒脱

講釈師の弁舌を聞いているような、昭和初期の香り色濃く匂い立つ洒脱な語り口。慣れるまでに、ちと時間がかかるかもしれない。けれどひとたびその語りに身を任せてみれば、ふと口に乗せて音読したくなる独特のリズム。当時の帝都の情景や風俗が見えてくる。家主のご隠居さんと書生のちょろ万のやりとりは、落語を聞いているよう。
 ちょろ万が持ち込む事件は、みな新聞・雑誌等で怪異譚として扱われていたものばかり。それを玄翁先生が鮮やかに解くのは、チョーンと拍子木が鳴るような爽快さ。明解な解答ばかりでもなく、微かに謎が残る話もある。七つの話を通して読んでいくと、ラストでなんと玄翁先生の……という驚きもあって厭きなかった。
大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)より
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No.6:
(4pt)

物集氏の他の作品も読んでみたい

昭和初期の古い口語体(?)で綴られる文体は、視覚的にも音読しても不思議な魅力に溢れている。最初は少々とまどうけど、慣れてくると、これがいいんだなぁ。古き東京の情景や風物も味わい深い。そして安楽椅子探偵ならぬ縁側探偵(!)がずばっと怪異を科学的に解決する筋立ても良い。当初は本作の帯の高橋克彦と京極夏彦の紹介文にひかれて手にとったのだが、実に読み応えある作品だった。
大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)より
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No.5:
(4pt)

物集氏の他の作品も読んでみたい

昭和初期の古い口語体(?)で綴られる文体は、視覚的にも音読しても不思議な魅力に溢れている。最初は少々とまどうけど、慣れてくると、これがいいんだなぁ。古き東京の情景や風物も味わい深い。そして安楽椅子探偵ならぬ縁側探偵(!)がずばっと怪異を科学的に解決する筋立ても良い。当初は本作の帯の高橋克彦と京極夏彦の紹介文にひかれて手にとったのだが、実に読み応えある作品だった。
大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)より
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No.4:
(4pt)

物集氏の他の作品も読んでみたい

昭和初期の古い口語体(?)で綴られる文体は、視覚的にも音読しても不思議な魅力に溢れている。最初は少々とまどうけど、慣れてくると、これがいいんだなぁ。古き東京の情景や風物も味わい深い。そして安楽椅子探偵ならぬ縁側探偵(!)がずばっと怪異を科学的に解決する筋立ても良い。当初は本作の帯の高橋克彦と京極夏彦の紹介文にひかれて手にとったのだが、実に読み応えある作品だった。
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No.3:
(4pt)

物集氏の他の作品も読んでみたい

昭和初期の古い口語体(?)で綴られる文体は、視覚的にも音読しても不思議な魅力に溢れている。最初は少々とまどうけど、慣れてくると、これがいいんだなぁ。古き東京の情景や風物も味わい深い。そして安楽椅子探偵ならぬ縁側探偵(!)がずばっと怪異を科学的に解決する筋立ても良い。当初は本作の帯の高橋克彦と京極夏彦の紹介文にひかれて手にとったのだが、実に読み応えある作品だった。
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No.2:
(4pt)

物集氏の他の作品も読んでみたい

昭和初期の古い口語体(?)で綴られる文体は、視覚的にも音読しても不思議な魅力に溢れている。最初は少々とまどうけど、慣れてくると、これがいいんだなぁ。古き東京の情景や風物も味わい深い。そして安楽椅子探偵ならぬ縁側探偵(!)がずばっと怪異を科学的に解決する筋立ても良い。当初は本作の帯の高橋克彦と京極夏彦の紹介文にひかれて手にとったのだが、実に読み応えある作品だった。
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No.1:
(5pt)

物集ワールドずっぽり

主人公の青年は、学生ながら新聞社に特種を提供するバイトに励んでいる。彼が拾ってきた奇妙な事件を、解き明かすのは大家の隠居玄翁先生。・・・という、単なる短編集と思いきや、最後まで読んでビックリ。
ちょっと昔の日本の風俗も満喫できる、正に物集ワールド。他の作品も、文体に慣れる必要はあるが、読み応えがある。
大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)より
4396331665

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