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(リレー小説)

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堕天使殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
堕天使殺人事件
堕天使殺人事件 (角川文庫)

堕天使殺人事件の評価: 3.57/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(4pt)

満足

満足しています
堕天使殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:堕天使殺人事件 (角川文庫)より
404349503X
No.6:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

最後はSFになっちゃった

フェアプレイをうんぬんするような推理小説でないことは第3章くらいまで読んだ時点でうすうす気づいているから、たどりついた結末がこれでも読者はそれほど怒らないでしょう。
ただ、真相が明かされた後もかなりページ数が残っているので、いくらなんでもこの解決はミスリードでさらに話がひっくり返るのではないかと期待してしまいます。
実はそんなことはなく、残っているページはアクションシーンが延々とつづられているのでした。
おなじみの作家が3人以上いれば、お祭りに参加した気分になって楽しめます。
あとの書き手を困らせてやろうと不可能要素をどんどん追加していく意地悪な人、きちんとそれまでの話を整理して仮説を立てていく生真面目な人、大筋はいじらず自分の回だけで解決するエピソードでお茶を濁すずるい人とさまざまで面白いです。
あまりなじみのない作家だけれどリレー推理というのが気になって、と物珍しさだけで手に取ると、不満が残ると思います。
堕天使殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:堕天使殺人事件 (角川文庫)より
404349503X
No.5:
(5pt)

神の如き名推理。

ミステリを読んでいて、犯人だけならともかく、トリックまで見破れたことは10回くらいしかありません。しかし、このリレー作品は、『誰にも相談せずに、他の作家が思うがまま書いた謎を、後半の人は解かなければならない』という、世にも恐ろしい規制があります。途中、密室殺人が起きて、「おいおい、こんな完璧な密室殺人、わかるわけがないよ」と思っていたら、アンカーの人が見事に解き明かし、ミステリを読んでいる幸せを感じました(それにしても、なんてすごい密室トリックだろう!)。後半の作家お二人の、『マジで推理』しながらの展開は、見事の一言!あまりにも面白くて、一晩で読み終えました。遊び心あふれる、ユニークな(でもまっとうな)傑作です!
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404349503X
No.4:
(2pt)

試みは面白いと思いますが

出来上がったものは、あまり面白くありません。作者が変わるたびに、
それまでの積み重ねがリセットされています。こういう試みを
するなら、もう少し制約をつけた方が良いと感じます。特に、
登場人物をやたら増やさないようにする取り決めが必須でしょう。
他にも、犯人と犯行の様態にぶれが生じないようにする工夫も
必要です。単なる思いつきですが、犯行の詳細は誰かが決めて、
その人が最初の章を書く。他の著者は推理を進めて犯人逮捕までを書く。
最後の最後に最初の章を書いた人に再登場願って、
えん罪であったかどうかを考慮して種明かしをしていただく。
えん罪な上に、犯人が自白したりしている場合でも、
なんとか落ちを付けていただく、とすれば、あまり無茶なことは
起きず、読者にも面白い小説になるような気がします。
作者さんたちのチャレンジ精神に敬意を表して星を+1します。
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404349503X
No.3:
(3pt)

さすが

良くぞこれだけ皆が皆好き勝手に大風呂敷を広げまくった作品を,まとめたなと言うのが感想。確かに結末に物足りなさを覚える新本格ファンもいるでしょうが,アレ以外どうしようもないでしょう。まあ読んで見れば判ります。リレーした各作者達の結末予想つきなので,それを読み比べながら読むと面白いですよ。
堕天使殺人事件Amazon書評・レビュー:堕天使殺人事件より
4048731807
No.2:
(3pt)

導入部は抜群だが・・

活躍中の推理作家による競作。事件の発端はともかくとして、展開部ではそれぞれの作家の個性が際立っていて非常に面白い。書いている人がそうなのだから、読んでいる方も先の展開がまったく読めないのである。
だから、というわけではないだろうが、結末に物足りなさを感じる。
推理小説がダイスキでしかも、寛容なる心をもつファンにお薦め。
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4048731807
No.1:
(5pt)

すごい、の一言

同じテーマで書かれたアンソロジーなどはよく見かけるけど、複数の作家がリレー形式で一つの長編を書くなんて、このようなものに初めてお目にかかりました。全体での打ち合わせは行わず、各執筆者は前回までの原稿をそのまま引き継いで書いています。だから、最初の方に書いたひとは、当然次の人がどんなふうに話を進めるのか知らないし、結論どうなるかわからない。しかも、執筆期間は2週間。その厳しい制約の中で、よくぞここまで面白い小説を仕上げてくれたものだと、一人拍手喝采したい気分です。11人の作家が打ち合わせもせずに書いたものでありながら、チグハグな印象は全くなく、次はどうなるの!?とどんどん先を読みたくなります。事件は、頭部・胴体・右手・左手・右足・左足の6つのパーツをつなぎ合わせ、ウエディングドレスを着せられた遺体が小樽で発見されるところから始まります。その後、9人もの男性が1度に殺されているバスが発見され。。。。チベット密教、密室殺人と謎のオンパレード。私は犯人の見当すらつけることが出来ませんでした。巻末に、それぞれの作家が、自分が書いたあとの話がどのようにすすむのか、という「予想」がおまけで付いています。だれもあたっていないのがまた面白い。
1冊で何度もおいしい気分になる、中身の濃い小説でした。
堕天使殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:堕天使殺人事件 (角川文庫)より
404349503X

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