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神様のメモ帳6
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神様のメモ帳6の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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本巻は電撃文庫MAGAZINEに連載されていた長編『はなまるウエディング』と書き下ろし短編『ジゴロ先生、最後の授業』で構成されており、ここから先がレビュー日現在アニメ化されていないエピソードということになる。 10月。藤島鳴海は彩夏に頼まれ、11月3日と4日に行われる文化祭で出すアイスクリームの作り方をクラスの女子生徒たちに教えてもらえるようラーメンはなまるを切り盛りするミンを説得して欲しいと依頼されると同時に、調理師免許証からミンの本名が黄明麗であることが分かる。一方、突如としてミンの従兄であり在日香港系マフィア『黄道盟』の黄紅雷があらわれ、黄家の用心棒だったミンの父親・花田勝が行方不明になったと聞かされ、さらに同日の閉店間際に現れたミンの従姉妹で紅雷の妹である小鈴が現れ、 香港の本家の孫娘で、紅雷と婚約する予定だった香玉がボディーガードであるはずの花田勝に殺され、 花田勝は今なお行方不明であり、アリスにミンにこれから起きるであろうトラブルを防いで欲しいと 依頼するが、ミンにとってまだ事件にもなっていないためそれは請けられないとアリスは断る。 紅雷は11月3日に予定していた、故人となった香玉との婚約のお披露目の代役としてミンに出席を 依頼するが、彼の本当の目的がミンとの結婚であることを知り、自分のジゴロとしての生き様と 引き換えにミンに惚れ込んでいたヒロは鳴海に紅雷とミンの婚約の阻止を依頼する――が冒頭のあらすじ。 花田勝が起こしたトラブル、紅雷、ミン、ヒロの婚約騒動と三角関係、文化祭のアイスクリームという 三つの異なるストーリーを複雑に練り上げ、真相を少しずつ明らかにしていくことによって一つの ストーリーに昇華しているのは職人技と言っても良いだろう。 | ||||
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人間性壊滅の作者の財布に金が入るルートでは絶対に買わないなw | ||||
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久しぶりにかなり社会の暗部な感じの内容でした、だがそれが良い。 ついでにアリスの感情も(勝手に)表ざたになってはくるのですが、鈍感すぎる助手には届かず怒るアリスも可愛いなぁと思った次第。 後短編はある意味でカオスだと思う。 | ||||
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ラーメンはなまるにミンさんの従兄妹たちがやって来る。黄紅雷と黄小鈴と名乗る彼らは、ミンさんの父、花田勝が人を殺して逃げたという。黄家は中国マフィアのトップの家柄なのだ。 その代償として、ミンさんに花嫁の身代わりをして欲しいという紅雷だが、そこにはなし崩しでミンさんを嫁にしようという意図があった。それに気づいたヒロは、散々逡巡した上で、アリスにそれを阻止する依頼をする。 ネットの海に生きるニート探偵、アリスですらも容易に足取りをつかめない、花田勝の動き。そうかと思えば、タイミング良く連絡を入れてきて、捜査の行方を誘導しようとする。一方で、本職のマフィアの前には、藤島鳴海の詐欺師めいた話術も、四代目の暴力も通用しない。 このままだと娘がマフィアの嫁になってしまうというのに、まったく見えてこない花田勝の目論見。アリスが明らかにする真相には、娘を思う不器用な父の生き方があった。それなのに、事件を収束させるために取った手段は、非常にジゴロ的という正反対さ! 短編で、ヒロの師匠でありアリスの大叔父でもある紫苑寺吾朗が登場する、「ジゴロ先生、最後の授業」も収録している。長編の流れで読むと、面白さは倍増するかもしれない。 ところで花田勝の経歴って、どこか南雲慶一郎を彷彿とさせる印象があるなあ。 | ||||
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ヒロさんにはそこまで愛着なかったのですが、こんなにがんばられてしまうと好感度急上昇です。ミンさんはかっこよくて大好きなキャラだったし、ジゴロがオンリーワンに選んでしまうのも無理ないですよね。あと敵のマフィアの人もなんか龍が如くに出てきそうでかっこよかったです。四代目とまたからんでくれないかな。 今回結婚を邪魔するという話でどたばたしていた感じだったので、このまま軽い雰囲気で終わるのかな、アリス全然活躍しないな、と思っていたら・・・最後の最後でまたやられてしまいました。泣いたの何回目でしょう。 ジゴロ先生の短編も大好きです。こんなおじいちゃんがいたら迷惑だろうなあ、と思いつつ、面白そうなので色々教えてほしいなあとも思ったり。ナルミはいい師匠を持ちましたね。でもアリスに心配かけちゃだめ! | ||||
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今巻はミンさんとヒロさんが主役です。といっても、色々なキャラクターにスポットが当たっているの で、色んなキャラの魅力が溢れています。 内容は、ヒロさんのヒモ人生がついに終了の時が!? と言った感じです。 そしてミンさんの女らし部分も見れるので、新鮮味がありました。 今回は、今までの話に比べて話の盛り上がりが少なかったと感じました。 | ||||
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チャイナマフィアという、これまでで最もえぐい敵を登場させながら、軽妙さを維持したままなのは、みんなの頼れる姉御・ミンさんの結婚、そして女たらしだったヒロさんの本気の恋という明るい素材を対置しているからでしょう。この、読ませるためのバランス感覚は特筆に値します。 この作者は、複数の相反する要素を一冊の中に同居させるバランス感覚に非常に優れているのですが、シリーズ中最も苦いエンディングを迎える本編の後に置かれた書き下ろし短編「ジゴロ先生、最後の授業」はその真骨頂です。続けて読んだときの満足感はすばらしく、個人的にはこの六巻が一番好きです。 | ||||
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レビューしたくなったので書きます。 本編はミンさんの「身内」の話です。 その中で明かされていくミンさんの事、ヒロさんの事 そして最後にまさかの展開。 ほかの巻でもそうですが、進むにつれ引き込まれていくストーリー 厳しい状況のなかで、どのような打開策を見つけ出すのか。 ところどころにあるナルミがなにかに感づくシーンはどの巻も個人的好きです。 もともとは嘘が苦手なナルミも今までの経験と、ニートに囲まれた生活のおかげで? いざというときに思い切った発言、詐欺師のような言葉回しを使いこなしていきます。 あといろんな人がデレます。特にアリスがデレます。やばいです。 サブの短編で入ってるジゴロの話もおもしろいです。 ナルミがもう1段階進化します。 シリアスな本編が終わって力を抜いて読めるいい話だと思いました。 | ||||
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ミンさんの父、花田勝が起こした事件をきっかけにして、ミンさんに縁談の話が持ち込まれて結婚騒動に。 ここで立ち上がったのがヒロさんです。いつものテクで女の子を丸めこんでいるヒロさんじゃなくて、マジなヒロさんが見れます。 短編の「シゴロ先生、最後の授業」もヒロさんの師匠のお話ですし、ヒロさんファンにとっては必見の一冊だと思います。 ただ、作者さんいわくこの6巻のメインは花田勝さんだそうです。最後まで読めば、確かにそうだと納得します。 話の展開もなかなか読めない感じで良かったですね。そして最後は悲しかったです。 そしてこの巻で心に残ってるのは、アリスがナルミの言葉に赤面するシーンが全部で四回くらいありました。 ちょっと恥ずかしいセリフ言われただけで赤面するので、可愛いです。 話自体はシリアスなのにナルミくんのツッコミや、アリスがすぐ赤面しちゃうところ、平坂組のおバカっぷりなど、なごめるシーンがあるのがこの作品の魅力だと思います。 | ||||
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今巻は『ラーメンはなまる』の女店主、ミンさんの結婚騒動話……なのですが、そんな本筋などどうでもよいと思えてしまうくらい、アリスが愛らしい。 アリスが本格的にツンデレしています。素晴らしい。この感動は ゼロの使い魔 のルイズがサイトにはっきりと恋心を自覚したにも関わらず、態度を改めることが出来ずに苦悩していた砌と同種のものを感じます。時にはあざといと思えてしまうほどツンデレる彼女ですが、ラノベ主人公補正(鈍感)が加わった藤島君には当然の如く気付いてもらえず、やきもきする姿など、思わず顎が落ちてしまいそうなほど愛くるしい! そんな感じの6巻でした。 ちなみに、キャラだけでなく、本筋お話のほうも既刊同様安定して読みごたえがあります。所々もやっとしますが、読者年齢層を考慮に入れずとも気にせず読めるレベルです。 | ||||
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んー… 僕がこの作品(1巻)を読んだときの感想って ライトノベルにしては本格ミステリーを感じさせて面白いって思ったですけど 6巻は普通のライトノベルって感じでしたね 別にそれを否定してるわけではないですし すごく面白いのでこれからも読み続けると思うのですが… どうも最初の方の巻に感じたものとはちょっと違う気がするんですよね 雰囲気が若干まろやかになったというところでしょうか? アリスがデレすぎてるのが個人的に気に入らないのかもしれませんね… むむむ …ですが、やはり推理小説ばりの練られたシナリオで 主人公達が謎を紐解いていくことで得られる驚きや面白みは健在! 読み応えのある6巻でした! ですが、評価は4にさせていただきます 個人的にはやはりちょっとボップ過ぎるかなって感じるんですよね… 次回は1巻並の暗くシリアスな雰囲気をお願いしたいですね でも、作品の雰囲気が明るくなってきてるのは 登場人物達にしてみればいいことなんですよね 主人公の与えた影響が大きかったってことですものね まぁ、でも今回は直感に従ったレビューにさせていただきます! | ||||
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アニメ化だそうですね。 ちゃんとドラッグやマネーロンダリングなどの暗いテーマをぼかすことなく描いてもらえるでしょうか。不安です それはさておき、六巻の感想です ミンさんの父親・花田勝とミンさん、ヒロさんがメインとなる今回の物語でしたが、今までの神様のメモ帳シリーズの中で一番悲しい結末だったのではないかと思います 神様のメモ帳って、悲しい結末の裏に暖かさがあると思うんですが、その暖かみが弱かったように感じます その花田勝の物語の他に、短編が一つ。ヒロさんのジゴロの師匠の話です。アリスがものすごい勢いでデレます と言うとイロモノっぽい短編ですが、『神様のメモ帳らしさ』はしっかり詰まっていると思います 総合評価は★4つ! | ||||
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まず長編の方は、ミンさんとヒロが主体の話。 そして今回の事件は身内問題で、いうなれば内輪揉めです。 この話には自分の推理をとことん良い意味で裏切られ、読み終わった時は何ともやるせない気持ちになりました。 そして短編の方はヒロの師匠の話。 こちらは軽いタッチでなかなかユーモラスな内容だと思いました。 こういう話も結構個人的に好きだったりします。 そしてナルミとアリスの心境も変わりつつあります、何よりアリスが可愛いです。 | ||||
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今回はミンさんの結婚顛末記。ミンさんの父親が花田勝で「はなまる」、だじゃれなのはいいがなんで元力士と同名?いきなり違和感ありではじまり、実は中国マフィアの娘でその次期頭首と結婚させられそうになりニート軍団が妨害するお話なのだが、いくら何でも設定もストーリも無茶すぎて、現実感なし。おとしどころはまずまずだったが、中国マフィアの面子をつぶして、Happy Endは都合良すぎでしょう。おまけのジゴロ談も本編ではナルミは嘘が下手といいながら、詐欺師張りに嘘をつきまくっていた。なんかすっきりしない。そろそろ限界かも。 | ||||
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この物語はライトノベルには珍しく、度々人の生き死にがその結末として描かれます。 そしてリアルな苦悩や無力感や、とっさの閃きが物語に命を吹き込みます。 アニメ化されるということですが、生身の人間を使ってドラマ化しても十分映える話なんじゃないでしょうか。 さてこの巻は冒頭にも書かれているように、ラーメンはなまるの前店主にてミンさんの父親である花田勝の物語です。 ナルミの活躍が過去作と比べて弱いのが残念と言えば残念ですが、その分アリスのツンデレが暴走しているので良しとしましょうw テツ先輩、四代目、ヒロさんと主題が移ってきているので、次は少佐でしょうか? | ||||
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というわけでとうとうアニメ化が決定しました 今回の内容は 電撃文庫magazine に掲載されたお話がメインとなっています 毎回のごとく登場人物の心理描写がとても上手く描かれています この作品を4年前に初めてみた時に「コレはアニメ化するのでは」 と思いましたが夢が現実になるとは… この作品は一冊発行されるのに一年近い時間がかかるので、当時中学生だった私ももう高校生活を終わろうとしています 話がそれてしまって申し訳ないですが、この作品に興味があるのなら、アニメ化が始まる前にチェックしてもみてもいいと思います | ||||
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『ニート』という名の、街のアウト・ローたちの物語。その六巻目。五巻の『はなまるスープ顛末』の事後談に当たる雑誌連載長編と、更にその事後談の一つに当たる短編を収録。 アウト・ローの世界でアウト・ローの立場にいる主人公の目を通して「失われたもの」「失われなかったもの」を描き続ける作品の今巻は、ハロウィンと文化祭という時節を背景に、『ラーメンはなまる』を賭けて様々な人が行き交う物語です。そしてその物語をフォローするように、もう一つの短編で対照的な結末を見せることで一巻全体の読後感を透明なものにしてくれます。雑誌連載の長編が中心ではあるのですが、連載だけを読んだ時の印象と、単行本で最後の短編を含めた印象はずいぶん異なると思います。 この作品の世界はいつも二者択一的で、「選び難い一つの事象を“探偵”が強制的に読み解いて選択し、“作家”が決着をつける」―作中でアリスが語ることで言い換えるならこんな感じでしょうか。選んだことで失われたものについては取り返しようもないから探偵が代弁し、作家は失われなかったものを守ればいい……とはいえ失われたもののなんと美しいことか。このシリーズは毎回そんなことを訴えているように感じます。 レギュラーメンバーの素性がよく分からない方でもこの巻は話がシンプルなので(と主人公も述懐しているし)思い切ってこれから読んでみるというのもアリだと思います。シリーズ中の佳作です。 | ||||
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