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かなたの子



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【この小説が収録されている参考書籍】
かなたの子

かなたの子の評価: 3.73/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

角田光代らしくない

語り口や全体的な雰囲気はホラー小説なんですが、
意味深なエピソードを、あれこれ無駄に多く散りばめる割に
ぼんやりしたままでオチもなく終了。
数々のエピソードの意味も、最後に明かされることもなく
「結局、なにが言いたいの?」で終わってしまいます。

短編集なので、そのうちの一つがハズレならまだしも
全編が、そんな感じであまりに曖昧模糊。
わけのわからない話ばかり続き、テンポも悪いので
最後まで登場人物に感情移入もできません。

後年の故・坂東眞砂子さんの短編ホラーも
本来のシンプルなホラーではなく、
なんともいえない抽象的な作品が多かったですが
それに似ていると感じました。
土俗的でじめじめした湿気のある作品です。

でも、角田光代さんのほうは怖くないし
土俗的な因習の雰囲気は感じつつも
いまいちしっくりこない、上滑りしている感じがあります。

角田さんの本は、だいたい読んでいて
どれも良い印象を持っていましたが
(イマドキのセリフや背景、テンポも良く面白い)
こちらは完全に失敗ですね。
角田さんの魅力も良さもありません。

彼女は本来、都会的な話が得意であって
こういったジャンルは実は苦手なんだろうなと思わせる、
非常に角田さんらしくない一冊でした。
かなたの子Amazon書評・レビュー:かなたの子より
4163811001
No.1:
(2pt)

うーん

ちょっと期待はずれでした。テーマというか内容やオチが曖昧で、よく分からない話が多かった。他のれんあいけいの短編のほうが面白い。
かなたの子Amazon書評・レビュー:かなたの子より
4163811001

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