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転迷 隠蔽捜査4
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転迷 隠蔽捜査4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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大森署署長・竜崎伸也の身辺は、にわかに慌しくなった。外務省職員の他殺体が近隣署管内で見つかり、担当区域では悪質なひき逃げ事件が発生したのだ。さらには海外で娘の恋人の安否が気遣われる航空事故が起き、覚醒剤捜査をめぐって、厚労省の麻薬取締官が怒鳴り込んでくる。次々と襲いかかる難題と試練――闘う警察官僚(キャリア)竜崎は持ち前の頭脳と決断力を武器に、敢然と立ち向かう。 | ||||
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1作目は、組織の隠蔽体質 2作目は、スケープゴート 3作目は、自身の感情 過去3作、様々な困難を、合理的で原理原則に則った判断、行動で乗り切ってきた大森署署長の竜材。今回は、外務省、厚労省と警察の、官僚の縦割りという困難に立ち向います。 隣接する所轄署で起こった外務官僚変死事件、大森署管内での轢き逃げ事件、これらを通じた外務省との駆け引き。 また、大森署刑事による麻薬・覚醒剤の売人逮捕を巡り、より大きな成果を目指す厚労省の麻薬取締部との確執。 これらの散らされた要素が、1つの背景に集約して行き、その過程で竜崎の仕事ぶりが魅力的に描かれています。 警察庁総務課時代の竜崎は、部下との関係や職場に対する想いなど、何事に対してもドライでしたが、所轄署の署長となり、数々の事件を署員と共に解決して行くことで、部下に対して、そして職場である所轄署に対して、徐々にウエットなものを感じて来ているような気がします。 毛色の異なる3作目から、本作は基本路線に戻った感じでしょうか。 | ||||
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いつもの竜崎は健在。合理的・論理的思考で突き進みます。 シリーズ通して読んでいるとさすがにこのパターンがマンネリ化してくる。 毎度のことだが改行が多すぎる。余白が多くてかえって読みにくい。 テンポ良く読みやすいのは良い。 | ||||
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絶賛の嵐ですね。 私のような評価は恐らく賛同を得られないのでしょうが、小説に求める要素は人それぞれ でしょうから、周りに迎合せずに率直な意見を書きたいと思います。 この小説の八割以上は、竜崎のキヤラで成り立っています。 それと以外の要素としては会話文が多いので読み易く、結末もスッキリ収まっていることが 挙げられるでしょうか。 しかし私が小説に求めているものは少々違います。 心理描写や情景描写を一切排除した小説の進行は全く重厚さを感じませんし、関係各所が 竜崎の正論に対して不自然なほどにすぐに納得してしまう展開も不自然です。 実際はそんな簡単に正しいだけがまかり通る世界ではないでしょうし、各セクションのエゴ が渦巻いているのが現状であろうと想像します。 同じ警察小説なら、「新宿鮫」程度の重厚さとやるせなさがあってもいいというのが私の 感想です。それでもシリーズ1〜2あたりまでは結構楽しめましたが。 出版形態にしても、章ごとに改頁をしたり、単行本として許容できる最低限の字数で出版 しようとする姿勢があからさまなのも少々疑問です。これが450頁を超える大作だという のなら納得はできますが。 まぁ、読み易い小説と竜崎キャラに心酔している読者にはお勧めできる事を最後に付け加え ておきます。 | ||||
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好きな作家といえば今野敏と声を大にして言ってました。 えっ 誰その人?と言われると あまり知られていなかった時期だったので、自分が発掘したような気がしていて得意な気持ちでした。 だけど今や警察小説の一番手。 たくさんの作品がドラマ化… 安積班シリーズは最初からすごく好きで、私なりに、ドラマ化するといいなあと思っていました 隠蔽捜査シリーズは、最高で、たくさんの人に絶対いいから読んでみろと勧めています 任侠シリーズもいつも泣けました 「こち亀」の有名作家競演での短編も今野敏の一遍は東野圭吾も良かったけどやっぱり今野敏が群を抜いていたと、自分のことのように嬉しく、私の心を震わせました 今野敏の作品は、どれも読後感がとってもいいのでいつも次回作を心待ちにしていました 「転迷」ホントに待ちに待った新作でした。 だけど、思っていたほどではなかった… 正直とても残念です 最近、新作をどんどん出しているけどちょっとスランプじゃないですか? とっても期待しているんです! 頑張って!! | ||||
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