■スポンサードリンク
孤宿の人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
孤宿の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全144件 41~60 3/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
武家社会の難しさを感じました。 またさまざまなひとびとの思惑が交錯するなか、主人公ほうの純粋無垢なこころにうたれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
武家社会の難しさを感じました。 またさまざまな人々の思惑が交錯するなか、主人公ほうの純粋無垢な心にうたれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者のさくひんは、いつも状況説明が、少しくどすぎる、この作品もそうだったが、中盤くらいから、面白くなってくる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
TVで紹介されて思わず入手。 人物が生き生きとしてとても面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻から続いて一気読み。 又次の宮部さんの物さがして読みたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とっても良かったです! 宮部さんの作品で私が好きな要素が全部入っていておもしろかったです。 特にラストは泣けてしまって電車の中とかでは読めないです。何度も読み返してしまいました。他の方のレビューにもありましたが、ほうちゃんの幸多い人生を願ってやみません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語のメインとなるほう、宇佐、渡部、啓一郎がそれぞれ共通の苦しみを抱えながらどんなことを思い生きていったのか。丁寧に書かれており、その時代に生きていることを想像しながら読み進めることができました。 ほとんどの大人たちは自分の生活はたまた権力のことに頭と心をいっぱいにさせる。 しかしながら、命を惜しまずそれに負けず清く生きる大人の姿はなにより美しくもなる。 それはちょうど、薬と毒が紙一重のように。 私は孤宿の人、それはほうであり、加賀殿であり、すべての人間のことなのだと解釈した。 そして、ほう、という名前…なるほど! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「孤宿の人」宮部さんの作品の中で一番好きな本になりました。 悲しい別れや温かな思いに涙が溢れ、何度も何度も読み返しました。 ほうちゃんの健気さが、とてもいいです。 私の宝物になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
両親の顔も定かではない、孤児同然の九歳の女の子の物語である。 “ほう”という名前で、阿呆の「ほう」と言われるほど、字も読めず、数を数えることもできない。読み書きの教育を一切受けず、ただ生かされている。 その彼女が養われている主(実父)の病気回復のために四国讃岐国丸海へ巡礼に出されることになるのだが、同行の女に身ぐるみ剥がれ、路銀も奪われ、讃岐・丸海で捨てられる。しかし丸海の医師・井上家の絃州先生や息子の啓一郎、娘の琴江に救われ、“ほう”は讃岐・丸海で暮らすことになる。琴江はまめまめしく世話をやき、啓一郎は読み書きと算術を辛抱強く教え、“ほう”は井上家の奉公人となる。 やがて丸海のカレタキ(涸滝)に江戸から流されてきた加賀様という悪霊が封じられていると言われる涸滝野で、“ほう”がその悪霊の世話をすることになる。“ほう”はそこで下働きをしながら女引手の“おあんさん”から新しい知識を身に付けるが、その“おあんさん”も若くして亡くなってしまう。そこで“ほう”は「怖ろしい」と言われる加賀様に自ら近づき、字を教えられ、算術を習い、“ほう”は「阿呆」の“ほう”でなく「宝」の“ほう”だと言われるようになっていく……。 無知で幼く、孤児同然の女の子の人間性が、過酷な環境・人間関係の中であっても心優しい人々によって成長していく物語である。 「あとがき」に丸海藩も加賀様も架空のもの、フィクションであると作者は書いているが、医学の進んでいない当時の状況ー流行病やコロリ、不可解な死などーにはリアリティが溢れ、構成も素晴らしい。そしてなによりも、卓越した文章力によって登場人物が個性的に活き活きと描かれている点に、この作家の秀逸なる才能が光っている。 日本の歴史小説のミステリとして、間違いなく最高傑作のひとつである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
好みがだいぶ分かれると思いますが、私はベストです。何度読み返しても号泣してしまう。でもその涙はつらいばかりではない。「生きる」ということの辛さとありがたさが痛いほど迫ってくる。それぞれの立場のそれぞれの苦しさや喜びがある。虐待され続けて育ったにもかかわらず素直で健気な主人公「ほう」が後半の陰惨とも言える展開の救いであり、暗い場面だからこそほうの存在が輝く。 あえて細かいことを言うなら「加賀様が凶行に至った理由」や「ほうが女中に選ばれた理由」がいささか弱いというか不自然な感じもしますが、それらを補ってあまりある迫力ある人物描写と怒濤の展開です。 「みんなで幸せになって大団円」を期待するなら読まない方がいいと思います。ノンフィクションのような迫力ある「生きる」を感じたいならお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上、に続いての下に物語の展開についつい引き込まれ、一気に読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館で上を借りて読んでから下を借りに行くと在庫なし。 どうしても急いで下が読みたくて アマゾンに。 なんと注文してからあっという間に届く!ほとんど送料のみのお値段。 しかも ほとんど新品! なんと便利な世の中になったものだと感謝の66歳のばあさんであります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今まで読んだ宮部みゆきの時代物とはちょっと違った。 舞台は江戸ではなく、丸海藩という、架空の藩というところで、一人の罪人を丸海藩が幕府から預かることで色々な思惑や出来事が飛び交ってしまう。 物語はたくさんの人が亡くなるし、みんなどこか悲しい背景がある。 でも、ラストは自然と涙が出た。悲しいだけじゃない。人と人との繋がりをこのほうという、小さな女の子に教えてもらった。 また、この丸海藩の景色がすごく綺麗です。目の前にパッっと浮かんでくるような、描写が素敵でした。行ってみたいな。 とにかく、心情の描写、景色の描写ともに圧巻です。さすが宮部みゆきさんだなと思わせる小説でした。 巻末の解説を児玉清さんが書かれています。 この解説もすごく良いので、是非本文を読まれた後に読んでいただきたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほうと加賀様の交流は、べただけどとてもよかった。 トータルとして非常におもしろかったが、やっぱり上巻のほとんどの内容は いらなかったようにも思える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
無垢で純粋な心情を持つ、ほうと宇佐を筆頭に、ある毒殺事件から”加賀殿”に絡めて、 全て有耶無耶にしてしまおうという時点から、現代に通じる突発的な事態に対する 政治的な対応が似ていると感じた。例えば、福島原発での水素爆発によって 放射能が大量に流れ出たのに、今もって真相をひた隠しに隠している事件である。 本来なら、地域住民を政府が全精力をあげて緊急避難させなくてはならないのだが、 農林、水産業への利権や原発利権なども絡んで、事の重大さを出来るだけ 小さく見せようとしている点である。第二に20年以上に及ぶ不景気が続いているのに 消費税など増税をしようとしている点などである。 本来なら景気回復が優先課題であるにも関わらず、個人消費を冷やすであろう 増税を選択しようとしている時点で論外なのである。 いろんな面で現代にも通じる政治的な対応が事細かに描かれていて 大変に参考になる本だと思う。結論は、突発的な事態が起こった時には 江戸時代でも平成の現代でも、人間がパニック状態に陥ると 同じように物事が円滑に動かなくなり、目茶苦茶になるという事である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これ、好きです。最後に私も思わず涙しちゃった。小説読んでて泣いちゃったのって、初めてかも。でも、なんでこんなにぶ厚い上下二冊なの。「本屋大賞」とってなかったら、きっと上巻だけで読むのやめてたと思う。どうして前置きがあんなに長いのか、やっぱり疑問。ということで、星は4つにしておきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部みゆきさんの本をかなり読んでいますが、時代劇もので長編はやはり良いです。内容もとっても哀しいけど、勉強になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部さんの時代物はすべて読みましたが、この作品が一番好きでした。 物語を読み終わって、涙が止まりませんでした。 人は自分以外の大切な誰かのために頑張れる、苦しみを乗り越えていける・・・ そんなメッセージを感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!