(短編集)

ロートケプシェン、こっちにおいで

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評判

ロートケプシェン、こっちにおいでの評価:

4.07/5点 レビュー 15件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 1〜20 1/2ページ
No.30
(5pt)

切なすぎる青春の季節

この二人の関係がたまらない。
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.29
(5pt)

切なすぎる青春の季節

この二人の関係がたまらない。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.28
(5pt)

続きが読みたい

前作も面白かったのですが今作はさらに面白くなるような仕掛けが組み込まれていてまるで映画を1本見ているような質の濃さでした。

前半のRed Backと後半のBlue Baukの2部構成で語られるとある少女と須川くんのパート分け。学校の中で起こる謎を前作と同様マジックパートを絡めながら解き進めていく構成。そして章が進むごとに進行していくトモとユカの物語。そして最後に予測していなかったところで起こる反転。正直ここでmediumシリーズと同じギミックを使ってくるとは思っていなかったのでかなりの衝撃を受けました。

物語としては非常に楽しめたのですが、読んで最後の最後に感じたのは消化不良。トモとユカのその後の展開は書いて欲しかったし、一番重要な八反丸さんと須川君の勝負の行方も結局どちらが選ばれるのかはわからず終い。個人的には狡猾に須川君を牽制し続け、絶対に諦めないと宣言した八反丸さんが優勢だと信じているのだが笑。
そういう消化不良な面も含めてもう少し酉乃初の物語を綴って欲しいと思いました。
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.27
(5pt)

続きが読みたい

前作も面白かったのですが今作はさらに面白くなるような仕掛けが組み込まれていてまるで映画を1本見ているような質の濃さでした。

前半のRed Backと後半のBlue Baukの2部構成で語られるとある少女と須川くんのパート分け。学校の中で起こる謎を前作と同様マジックパートを絡めながら解き進めていく構成。そして章が進むごとに進行していくトモとユカの物語。そして最後に予測していなかったところで起こる反転。正直ここでmediumシリーズと同じギミックを使ってくるとは思っていなかったのでかなりの衝撃を受けました。

物語としては非常に楽しめたのですが、読んで最後の最後に感じたのは消化不良。トモとユカのその後の展開は書いて欲しかったし、一番重要な八反丸さんと須川君の勝負の行方も結局どちらが選ばれるのかはわからず終い。個人的には狡猾に須川君を牽制し続け、絶対に諦めないと宣言した八反丸さんが優勢だと信じているのだが笑。
そういう消化不良な面も含めてもう少し酉乃初の物語を綴って欲しいと思いました。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.26
(5pt)

青春日常系ミステリーの傑作!百合要素が素晴らしい!

青春日常系ミステリーの傑作です!!
お薦めですよ!

正直内容は1巻より劣ります。
終盤は茶番劇のような展開もあります。
ミステリーとしても稚拙です。

でも多くの欠点を超えてこの2巻が素晴らしいのには理由があります。

八反丸さんの存在です。

学園でも有名な美少女である八反丸さんは同性であるヒロインを好きなんですよ!!
この告白は驚きました!
この百合展開は想定外で、百合好きとしてはこんなご褒美は美味しすぎて満点の評価としました。

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』でこのミステリーがすごい!などを複数の賞を受賞して話題になった相沢先生の青春日常系ミステリーの2巻。

このロートケプシェンとは赤ずきんですね。

正直この作品はミステリーとしては稚拙です。展開もトリックも無理があります。でもそれを超える魅力があります

バレンタインデーの物語など爽やかな青春恋愛ストーリーとしても微笑ましい作品です。

日常系ミステリーで有名な米澤穂信先生の『氷菓』古典部シリーズをほろ苦いビターな青春日常系ミステリーとするなら、この作品はとてもスイーツな甘い青春日常系ミステリーの傑作ですね!

純情なボッチな男子の主人公の成長が読めて、とても素敵なエンディングですよ。
心が温かくなる作品なのでお薦めです!

個人的には八反丸さんとの百合展開がなにより素晴らしかった。続編はないのですね。残念です。八反丸さんとのその後の物語を想像しています。

百合展開があったので満点としました!
相沢先生応援しています。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.25
(5pt)

青春日常系ミステリーの傑作!百合要素が素晴らしい!

青春日常系ミステリーの傑作です!!
お薦めですよ!

正直内容は1巻より劣ります。
終盤は茶番劇のような展開もあります。
ミステリーとしても稚拙です。

でも多くの欠点を超えてこの2巻が素晴らしいのには理由があります。

八反丸さんの存在です。

学園でも有名な美少女である八反丸さんは同性であるヒロインを好きなんですよ!!
この告白は驚きました!
この百合展開は想定外で、百合好きとしてはこんなご褒美は美味しすぎて満点の評価としました。

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』でこのミステリーがすごい!などを複数の賞を受賞して話題になった相沢先生の青春日常系ミステリーの2巻。

このロートケプシェンとは赤ずきんですね。

正直この作品はミステリーとしては稚拙です。展開もトリックも無理があります。でもそれを超える魅力があります

バレンタインデーの物語など爽やかな青春恋愛ストーリーとしても微笑ましい作品です。

日常系ミステリーで有名な米澤穂信先生の『氷菓』古典部シリーズをほろ苦いビターな青春日常系ミステリーとするなら、この作品はとてもスイーツな甘い青春日常系ミステリーの傑作ですね!

純情なボッチな男子の主人公の成長が読めて、とても素敵なエンディングですよ。
心が温かくなる作品なのでお薦めです!

個人的には八反丸さんとの百合展開がなにより素晴らしかった。続編はないのですね。残念です。八反丸さんとのその後の物語を想像しています。

百合展開があったので満点としました!
相沢先生応援しています。
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.24
(4pt)

叙述トリック

午前零時のサンドリヨンの続編です。ミステリーと言っても学園内で起きるちょっとした事件を「僕」とヒロインが解決するもので、ちょうど「氷菓」シリーズと同じようなボーイミーツガールの学園青春物語です。ただ、こちらの方は作者が女性だけに、女子学生同士の心理や行動が丁寧に描かれていて、男子学生の友人関係の描写が多い「氷菓」とは違って、もう少しキラキラした甘い印象があります。
 全体の雰囲気は悪く無いのですが、前作と違ってこちらは連作全体を通して叙述トリックが仕掛けられていて最後にそれが明かされるのですが、その結末を受け入れられるかどうかで作品の評価が変わってくるでしょう。最近のミステリー小説は叙述トリックが多いのですが、最後の種明かしで素直にやられた!と思えるようなら成功でしょうが、「え!何で?」と言う困惑が残るようでは失敗ではないでしょうか。
 この作品は私には後者の様に思えました。実際最後の結末で登場人物名前を間違えているのでは無いかと本気で思った程でした。最後まで読んでもう一度最初から丁寧に読み返して見たら、確かに嘘をついていないことは判りましたが必要以上に読者を混乱させるような記述が多く、結局最後の結末に直接関係ないエピソードを押し込んで読者を惑わせるようなところがあってどうにも納得がいきませんでした。
 叙述トリックを気にしなければ全体の雰囲気は悪く無いのでこの作者の作品が好きな方は読んで見てもいいのではないでしょうか。
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.23
(4pt)

叙述トリック

午前零時のサンドリヨンの続編です。ミステリーと言っても学園内で起きるちょっとした事件を「僕」とヒロインが解決するもので、ちょうど「氷菓」シリーズと同じようなボーイミーツガールの学園青春物語です。ただ、こちらの方は作者が女性だけに、女子学生同士の心理や行動が丁寧に描かれていて、男子学生の友人関係の描写が多い「氷菓」とは違って、もう少しキラキラした甘い印象があります。
 全体の雰囲気は悪く無いのですが、前作と違ってこちらは連作全体を通して叙述トリックが仕掛けられていて最後にそれが明かされるのですが、その結末を受け入れられるかどうかで作品の評価が変わってくるでしょう。最近のミステリー小説は叙述トリックが多いのですが、最後の種明かしで素直にやられた!と思えるようなら成功でしょうが、「え!何で?」と言う困惑が残るようでは失敗ではないでしょうか。
 この作品は私には後者の様に思えました。実際最後の結末で登場人物名前を間違えているのでは無いかと本気で思った程でした。最後まで読んでもう一度最初から丁寧に読み返して見たら、確かに嘘をついていないことは判りましたが必要以上に読者を混乱させるような記述が多く、結局最後の結末に直接関係ないエピソードを押し込んで読者を惑わせるようなところがあってどうにも納得がいきませんでした。
 叙述トリックを気にしなければ全体の雰囲気は悪く無いのでこの作者の作品が好きな方は読んで見てもいいのではないでしょうか。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.22
(3pt)

消化不良

午前0時のサンドリヨンから続けて読みました。
面白かった。
ただマツリカシリーズと同じで随分前に出てるのに完結してない…
新しい城塚翡翠シリーズ始まってるのに。
どちらも続きを期待してます。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.21
(3pt)

消化不良

午前0時のサンドリヨンから続けて読みました。
面白かった。
ただマツリカシリーズと同じで随分前に出てるのに完結してない…
新しい城塚翡翠シリーズ始まってるのに。
どちらも続きを期待してます。
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.20
(5pt)

前作よりも面白い!

「いじめ」がテーマの本作は、思春期の繊細な心情を巧く言葉に表現されていて凄く共感した。

他人を傷つけたくて傷つけているわけではなく、自分だけを守る結果他人を傷つけてしまう教室独特の空気感の描写が印象的だった。

物語として最後のまとまりにも感動した。
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4488423124
No.19
(5pt)

前作よりも面白い!

「いじめ」がテーマの本作は、思春期の繊細な心情を巧く言葉に表現されていて凄く共感した。

他人を傷つけたくて傷つけているわけではなく、自分だけを守る結果他人を傷つけてしまう教室独特の空気感の描写が印象的だった。

物語として最後のまとまりにも感動した。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.18
(3pt)

ぐるぐるした人間関係

2011年に出た単行本の文庫化。  『午前零時のサンドリヨン』に続くシリーズ第2弾。  5本を収める短編集だが、全体がひとつの話としてもまとまるよう仕掛けがなされている。  前作と違って、多様な人物の語りが混じっており、そのためか高校生の男女(特に女の子たち)の複雑で難しい人間関係がクローズアップされるようになっている。 それがリアルさをもたらす一方で、ミステリとしては物足りない側面があらわれてしまっているのも事実だろう。 あまりに狭い範囲に人物を閉じこめすぎたことで、無理が生じているのではないかと思う。  主人公2人の関係には、いちおうの結論がついたか。
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4488423124
No.17
(3pt)

ぐるぐるした人間関係

2011年に出た単行本の文庫化。  『午前零時のサンドリヨン』に続くシリーズ第2弾。  5本を収める短編集だが、全体がひとつの話としてもまとまるよう仕掛けがなされている。  前作と違って、多様な人物の語りが混じっており、そのためか高校生の男女(特に女の子たち)の複雑で難しい人間関係がクローズアップされるようになっている。 それがリアルさをもたらす一方で、ミステリとしては物足りない側面があらわれてしまっているのも事実だろう。 あまりに狭い範囲に人物を閉じこめすぎたことで、無理が生じているのではないかと思う。  主人公2人の関係には、いちおうの結論がついたか。
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4488024866
No.16
(4pt)

ヒロインの魅力と主人公の焦れったさを楽しむラブコメミステリ

第19回鮎川哲也賞を受賞した「午前零時のサンドリヨン」の続編になる連絡短編集。
前作の雰囲気が好きだったので、図書館で見つけて借りてみました。

ワトソン役は少し頼りない男性、探偵役はミステリアスな雰囲気を持つ女性でちょっとした特技を持つこのパターンのライトノベル多いですよね。そらで3つ4つ言えそうですが、「ビブリア古書堂の事件手帖」がウケたのが一番大きかったのか今でも同様のシチュエーションの作品が増えていますね。

こちらの作品の探偵役・酉乃初は女子高生。学校では物静かでちょっと近寄りがたい雰囲気をもっている彼女が、夜はレストラン・バー「サンドリヨン」でマジックを堂々と演じる。
彼女に一目惚れの平凡な須川くんが遭遇した「日常の謎」を、酉乃さんが見事に解き明かすといった感じだったんですが。

今作は物語の視点を前作同様に須川くんにした「Blue back」というパートに、須川くんと酉乃さんが通う学校で起こっているいじめに巻き込まれてしまった女子学生の視点の「Red back」というパートが交互に現れるという構成。

カラオケの最中に突然様子の変わった同級生の謎、バレンタインデーに配られたチョコレートが一か所に集められる謎といった人が死なないいわゆる「日常の謎」に遭遇した須川くんに、鮮やかな推理を見せる酉乃さん。須川くんが巧く進まない恋に身もだえている姿は微笑ましくて、なんとなく自身の学生時代を思い出してしまいます。
うんうん、このくらいのラブコメ感は良い感じ。

寧ろ注目したいのは「Red back」の展開。仲間からハブられないためについた言葉が傷つけて、気がつくと周りからハブられてそして「赤ずきんは、狼に食べられた」と黒板に書き付けて学校に来なくなってしまった友人のユカ。
「Blue back」のすがすがしい印象とは対照的に、じりじりと火に焼かれるような苦しさが続きます。
学校に来なくなってしまった友人に会いたい、謝りたいという気持ちとどうすれば良いのか分からずに自身を追い詰めていく感情移入します。

二つのパートは物語が進むにつれて少しずつ近づいてきて、須川くんのまっすぐな気持ちからくるおせっかいと、それに動かされる酉乃さんの行動は全体の物語を綺麗に整えます。完全なハッピーエンドではなくて、バッドエンドからほんのちょっとだけ希望が見えるという締め方は大好き。

日常の謎系のミステリで、連作短編を繋いで全体に通じる謎を仕掛けておくという構成は今ではある意味ありふれていて、ちょっと損しているよなぁという感じが拭えません。結構、ヒロインの酉乃さんが好きなタイプなので、続編が出版されていないのが本当に残念。
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.15
(4pt)

ヒロインの魅力と主人公の焦れったさを楽しむラブコメミステリ

第19回鮎川哲也賞を受賞した「午前零時のサンドリヨン」の続編になる連絡短編集。
前作の雰囲気が好きだったので、図書館で見つけて借りてみました。

ワトソン役は少し頼りない男性、探偵役はミステリアスな雰囲気を持つ女性でちょっとした特技を持つこのパターンのライトノベル多いですよね。そらで3つ4つ言えそうですが、「ビブリア古書堂の事件手帖」がウケたのが一番大きかったのか今でも同様のシチュエーションの作品が増えていますね。

こちらの作品の探偵役・酉乃初は女子高生。学校では物静かでちょっと近寄りがたい雰囲気をもっている彼女が、夜はレストラン・バー「サンドリヨン」でマジックを堂々と演じる。
彼女に一目惚れの平凡な須川くんが遭遇した「日常の謎」を、酉乃さんが見事に解き明かすといった感じだったんですが。

今作は物語の視点を前作同様に須川くんにした「Blue back」というパートに、須川くんと酉乃さんが通う学校で起こっているいじめに巻き込まれてしまった女子学生の視点の「Red back」というパートが交互に現れるという構成。

カラオケの最中に突然様子の変わった同級生の謎、バレンタインデーに配られたチョコレートが一か所に集められる謎といった人が死なないいわゆる「日常の謎」に遭遇した須川くんに、鮮やかな推理を見せる酉乃さん。須川くんが巧く進まない恋に身もだえている姿は微笑ましくて、なんとなく自身の学生時代を思い出してしまいます。
うんうん、このくらいのラブコメ感は良い感じ。

寧ろ注目したいのは「Red back」の展開。仲間からハブられないためについた言葉が傷つけて、気がつくと周りからハブられてそして「赤ずきんは、狼に食べられた」と黒板に書き付けて学校に来なくなってしまった友人のユカ。
「Blue back」のすがすがしい印象とは対照的に、じりじりと火に焼かれるような苦しさが続きます。
学校に来なくなってしまった友人に会いたい、謝りたいという気持ちとどうすれば良いのか分からずに自身を追い詰めていく感情移入します。

二つのパートは物語が進むにつれて少しずつ近づいてきて、須川くんのまっすぐな気持ちからくるおせっかいと、それに動かされる酉乃さんの行動は全体の物語を綺麗に整えます。完全なハッピーエンドではなくて、バッドエンドからほんのちょっとだけ希望が見えるという締め方は大好き。

日常の謎系のミステリで、連作短編を繋いで全体に通じる謎を仕掛けておくという構成は今ではある意味ありふれていて、ちょっと損しているよなぁという感じが拭えません。結構、ヒロインの酉乃さんが好きなタイプなので、続編が出版されていないのが本当に残念。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.14
(3pt)

まあまあ

『午前零時のサンドリヨン』も読んでいるが、ヒロインがマジックをしていること以外、記憶に残っていない。といって、悪い印象も残っていないので、それなりのレベルだったのだろうと思う。

さて、本作は「いじめ」がキーになっている。それ自体は悪くないが、何かすっきりしない。一つには、主人公の性格があるのだろう。
それでも、タイトルからも、また末尾あたりの煩悶みたいものからも、『赤頭巾ちゃん気をつけて』を思い出した。

シリーズ第2作だが、主人公・須川くんと八反丸、酉野の関係が今後どうなるかは気になるところ。
ミステリーとしては、イマイチだけど、それだけは知りたい。
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.13
(3pt)

まあまあ

『午前零時のサンドリヨン』も読んでいるが、ヒロインがマジックをしていること以外、記憶に残っていない。といって、悪い印象も残っていないので、それなりのレベルだったのだろうと思う。

さて、本作は「いじめ」がキーになっている。それ自体は悪くないが、何かすっきりしない。一つには、主人公の性格があるのだろう。
それでも、タイトルからも、また末尾あたりの煩悶みたいものからも、『赤頭巾ちゃん気をつけて』を思い出した。

シリーズ第2作だが、おそらく主人公・須川くんと八反丸、酉野の関係が今後どうなるかは気になるところ。
ミステリーとしては、イマイチだけど、それだけは知りたい。
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866
No.12
(2pt)

意図の見えない本末転倒な『引っ掛け』

学園を中心に起きる小さな謎,主人公らの恋模様に少女たちの抱える感情の爆発や叫び,
各篇それぞれ,そして一冊を通じての物語と,前巻同様に様々な色合いの見られる二作目.
どちらかと言えば青春寄りですが,謎解きも含めてまずまずまとまった一冊という印象です.

ただ,終盤で明かされる真相というのか,『引っ掛け』だけはどうしても腑に落ちず,
「実はこうでした」といった後出しと,そのために必要な情報を意図的に隠すやり方は,
戸惑いと不快感を覚えるとともに,却って読みづらくなっており本末転倒に感じられます.
このほか,少年の語りに見られる妄想や暴走も,わからないではないのですが好き嫌いが….

別々の視点からそれぞれを見せたかと思えば,それが徐々に一つになっていく話運びは巧く,
強さと希望が窺える最後も良かっただけに,意図の見えないあの引っ掛けには疑問が残ります.
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)より
4488423124
No.11
(2pt)

意図の見えない本末転倒な『引っ掛け』

学園を中心に起きる小さな謎,主人公らの恋模様に少女たちの抱える感情の爆発や叫び,
各篇それぞれ,そして一冊を通じての物語と,前巻同様に様々な色合いの見られる二作目.
どちらかと言えば青春寄りですが,謎解きも含めてまずまずまとまった一冊という印象です.

ただ,終盤で明かされる真相というのか,『引っ掛け』だけはどうしても腑に落ちず,
「実はこうでした」といった後出しと,そのために必要な情報を意図的に隠すやり方は,
戸惑いと不快感を覚えるとともに,却って読みづらくなっており本末転倒に感じられます.
このほか,少年の語りに見られる妄想や暴走も,わからないではないのですが好き嫌いが….

別々の視点からそれぞれを見せたかと思えば,それが徐々に一つになっていく話運びは巧く,
強さと希望が窺える最後も良かっただけに,意図の見えないあの引っ掛けには疑問が残ります.
ロートケプシェン、こっちにおいで Amazon書評・レビュー: ロートケプシェン、こっちにおいでより
4488024866