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シャンタラム
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シャンタラムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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いろいろな人から熱烈に薦められて読み出した。世の中というのはとても広く、改めて自分の視野の狭さを思い知らされる本。インドに興味があって読み始めたわけではなかったので、だからこそ逆にこの本を通じて全く知識が無かったインド文化について学ぶきっかけとなった。フィクションながらも作者の実体験がもとになってると聞く。作者の前科やインドの隠れた社会のルールを肯定はしないが、こうゆう本を読むと、読書ってやっぱりよいものだと思う。 | ||||
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結構、状態のよい古本でした。早速読ませていただいてます。感謝します。 | ||||
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迅速にご対応いただき有難うございました。商品も気に入っています。 | ||||
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迅速にご対応いただき有難うございました。商品も気に入っています。 | ||||
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迅速にご対応いただき有難うございました。商品も気に入っています。 | ||||
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凄く面白い。脱獄から始まり、スラムでの生活など、一つ一つのエピソードにハズレがない。 最後まで一気に読めた。 著者のその後が気になる。結局また、麻薬に手を出してしまったんだろうか? 麻薬密売で逮捕、オーストラリアの刑務所で刑期をつとめあげる、と文庫の表紙裏に書かれてたけど。 | ||||
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脱獄、逃亡、出会い、貧困、友情、策略、嫉妬、秘密、裏切り、克服、戦争、別離、和解。破天荒なストーリーの根底には一貫して熱量がある。読み始めるとすぐに映像が浮かび、騒音が聞こえ、臭いが鼻につく。ひりひりとした暑さと湿気と汗にまみれたべたべた感覚までよみがえる。 モンテクリストが現代の第三世界で生き抜いているジェットコースターストーリー。淡々とした文体がはまって、必死さがひしひしと伝わってくる。なんと著者の実体験を基にした物語。 カルカッタとカンボジアにこの本を題材にした体験型テーマパークを創るべき。わんぱく白人がわいわいと押し寄せるはず。でも映画化はボリウッドではなくハリウッドでお願いします。 | ||||
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全部で3巻にわたる、超大作。実話に基づいた小説です。 オーストラリア人の脱獄犯がインドのボンベイに流れ着き、本物のインド人となり受け入れられる。 それまでの過程が、波乱万丈すぎる。 最初から主人公は何処か達観したところがあったのですが、物語の終盤ではまさに悟りの境地に到達しています。 物の考え方が、神様のようです。 これは、日常生活にも応用が効きます。まさに一石二鳥。 インドという大国における習慣や思想についても、事細かに描写されているのですが、これはまさに本物のインド人になり受け入れられた筆者にしか描けない貴重な記録だと思います。 物語としても、究極の娯楽作品であり、また見識も広がり、そして物の見方・考え方を見直すいい機会になる、素晴らしすぎる本です。 是非多くの人に読んでいただきたいと思いました。 | ||||
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3部作の中編。 ちょっと、主人公とヒロインとの男女の関係などが描かれており、正直辛気臭かった。 それ以外の部分は、インドの恐れられている刑務所での実態がリアルに描かれており、引き込まれた。 また、インドのマフィアの活動などについても知ることができる、貴重な文献である。 今、下を読んでいるが、正直この中編が最も読むのがしんどかった。 皆さん、なんとか乗り切ってください。 そうすれば、下で再び時間を忘れて没頭できます!!! トータルでやはり、超名作です。 | ||||
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二ヶ月かかって読了しました。しばらくは放心状態でした。実に実に美しい本でした。上中下巻すべてに心打たれる言葉が鏤められています。中のP50・・赦しがなければ我々人類は際限のない報復を繰り返したあげくとっくに絶滅しているだろう、赦しがなければ人類に歴史はない。芸術も存在しない。芸術作品とはある意味で赦しの行為、赦しという夢がなければ愛も存在しない。愛とはある意味で赦しを約束すること。私たちが生き続けているのは愛することができるから、愛するのは赦すことができるから・・リンの言葉です。英語力がなくて原書を読めない私は翻訳者に深い感謝を送りたいです。難点があるとすれば、こんな本に出会ってしまうと、このあとの本がどれも薄っぺらくて読めない。ああ、どうしてくれるの?リン!! | ||||
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オーストラリア人の作者が、脱獄してムンバイに渡り、お尋ね者の身分を抹消してスラムで暮らしていく実話に基ずく冒険?小説。 橘玲氏がブログで絶賛されていたので、読んでみました。 読みだすと止まらなくなります。 まだ、中、下と2冊も続きますが、今のところほとんどダレることなく読めています。 なかなか知ることができない、新興国のスラムの状況が鮮明に描かれています。 この本の凄いところは、ノンフィクションであるというところに尽きます。説得力が段違いです。 是非多くの方に読んでいただきたい作品です。オススメです。 | ||||
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(中)第三部になってようやく面白味が出てきた。作者の経験が生かされてきたからだ。(上)では一切なかったカーラとの濡れ場をねっとりと済ませたその余韻を楽しむ間もなく、印度のガラの悪い警察に連行され刑務所へぶち込まれてしまう。監房に連れ込まれるわ、制裁を受けるわ、鎖につながれるわ、いろんな毒虫に刺されるわ、シラミに集れるわで、「ええいもうっ!」て感じで投げやりになってるところで、解放される・・・・。このあたり、相当気合が入っているのは、作者の経験があっての事だろう。 やがて、マフィアのドンに惚れられ、外国為替の闇取引・金の密輸・パスポートの偽造といった必要悪を身に着けてゆく・・・。この辺りもなかなか面白い。特に偽造パスポートの作り方なんて、やったことのある者でないとなかなかここまでは書けない。 しかし、相変わらずフィクションたらたらの部分は、お粗末で情けない。笑っちゃうのが、ヴィクラムがレティシアに対して行うサプライズなプロポーズ。(上)の熊さんとのハグと同じく、相当映画化を意識してのことだと思われるけど、これを巧く文章化する能力に乏しいので、このシーンは「トホホ!」な場面。 さあ、ドンにアフガン行きを頼まれた「私」は、カーラとのナニもそこそこに・・・・・ | ||||
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私は機会を得て、アフリカ、南米、ディープ゚・アジア(ラオス、ミャンマー等)を旅したことがあり、30年前のインド・スラムの情景が今現在も 続いている国が少なからず存在することを理解しており、この物語のスラムの描写に特段の衝撃を受けることも無く、 純粋に物語として、上巻を楽しませてもらった。 脱獄犯がいかにしてインドに脱出成功なるのか、詳しい成り行きは上巻では、まだ不明だが、とにかくインドに難なく脱出なり、 ここまで十四ヶ月間に、いかに異郷の地で自分の居場所を見出してゆくかが描かれている。 その間、謎のスイス女性と浅からぬ係わりをもったり、インド・マフィアとある種契りを結んだり、無資格診療所を開設したり (これドラマ「JIN」ぽい)、身分を偽り売春館の謎の女主人と渡り合ったり、と正しく波乱万丈な物語展開。 個人的には、かかるフィクションか、ノン・フィクションか良く区別の付かぬ”本”は苦手な部類で、というのも自伝的なものには どうしても自分を美化した表現が盛り込まれ易いのではないかとの偏見を勝手に抱いているせいなのだが、 そこに”苦しみとは”とか禅問答的逸話が挿入され、その都度読み飛ばしたのだが、”それでも”十分楽しめる内容だった。 (年齢を重ねて、ある程度の苦しみは経験しており、又それについて考えたくない、というのは正直な気持ち。) 物語の全貌を知るにはまだまだ膨大な中・下巻が控えており、それを読了してから、自分のレビューを見直したいと思っている 次第... | ||||
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レビューの方が書いていることにめちゃめちゃうらやましいと想いました! 僕もいまインドに行きたくてたまりません。 実際に言って、あそこで同じような経験をして たくさんの友人を作ったなんて! 本当に素晴らしくて涙が出ました。 「愛を創ったのはインドではないかもしれないが、 間違いなく愛を完成させたのはインドだ」 「インドは心の王国」 すばらしい人生と警句が宝石のようにちりばまられたこの自伝的 超絶的作品は読む人の人生観を変えるでしょう。 藤原新也の「メメント・モリ」とおなじように・・・。 絶対に死ぬまでにインドに行く! そう心に決めています。 そしてこんな素敵な、レビューを読めたことに心から感謝したいです。 | ||||
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超絶的な文章力による自伝的小説のペーパーバック版に出会って衝撃を受けたのが2007年のことで、以来私の人生の手引き書として、私がお勧めする文学のトップ5に入っています。 2011年11月、日本語訳はいつ出るのやらと思いながら書店を何気なく歩いていたら、何気に文庫版が平積みされているではありませんか。 早速求めて読んでみると、田口俊樹さんによる翻訳は原文の格調高さをまったく損なうことなく、むしろ引き立たせ味わいをいや増す名訳で、嬉しくなりました。 ペーパーバック版は933ページもある大著なので、文庫版は上中下巻の3分冊となっています。でも、傑作映画を観ているような感じでページをめくる手が止まらず、読み進めるのが勿体ないくらいです。 でも、ご心配なく。各章は主人公リンの哲学的ともいえる洞察が肉声で語られていて、何度も読み返してノートに書き写して覚えたくなるようなフレーズが、本書全体にちりばめられています。 私はこの本の影響を受けて、2008年にたまらずムンバイに行きました。レオポルドカフェで楽しみ、スラムにも行き、たくさんの友人ができました。ブラックマーケットやムスリムコミュニティーにも出入りしました。スラムの友人の出身地に連れて行かれ、デカン高原にある電気も来ていない村に滞在しました。その村でお世話になった家の姓が偶然にも Shantaram でした。ボリウッドの映画関係者ともつながりができ、以降毎年ムンバイに行くようになりました。この本に書かれてあることでアフガン兵士になること以外のほとんどを私は経験することができました。 本書の舞台は約30年前のボンベイですが、ムンバイとなった今でも、本書が描いた素晴しいインドとインド人は何も変わっていないと思います。 出版社さんへ。これほどの傑作は、ハードカバー版を是非出して下さい。これほど人に読んで欲しい、プレゼントしたい、と思えた本は過去にありません。 | ||||
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