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ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺 2
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【この小説が収録されている参考書籍】
ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺 2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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満足しています | ||||
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シリーズ第二弾。 私は、著者が落語よりJAZZの方が好きなんだって勝手に思い込んでいたのですが、もしかしたら逆なのかもしれません。 下敷きになっている古典落語についての八天さんの短い解説が各章頭に添えられていて、「この章はどんな展開になるのかな」って、各章を読み始めると止まりませんでした。 | ||||
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きれいな商品でうれしかったです。講座の先生の作品探してました。 | ||||
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謎解きっていうより、 主人公、竜二の成長ストーリーって感じ。 安心して、楽しく読めました。 | ||||
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06年08月の単行本の文庫化,シリーズ2作目は7本の連作短編集です. サブタイトルや表紙のイラストからもわかるように落語が基で, いろいろな古典落語を題材にした『謎解噺』が語られていきます. ただ,『謎解噺』と謳われているほどの『謎』があるとは思えず, どちらかと言えば,主人公たちのドタバタやホロリの人情物語など, 編によっては,『謎』をほとんど意識させられないものもという印象. そのため,落語界を扱ったミステリや日常の謎などに期待をしていると, 読みおえてから,「どこに謎が?」とページをめくり返してしまうかも…. とはいえ,よくも悪くも大阪のにぎやかで大雑把な日常が描かれており, 題材の『ネタ』にも,編の冒頭で落語家さんの解説が添えられているため, 『謎解』に強く拘らないのであれば,おかしく読めるのではないでしょうか. なお,シリーズ作品ですがこちらから読んでも問題はないと思います. | ||||
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「笑酔亭梅寿謎解噺」シリーズの第2作。 7つの短篇が収められている。前作は推理小説仕立てだったが、本書ではミステリ色はほぼ一掃され、主人公・竜二の成長物語になっている。 竜二がとにかく酷い目に遭う。しかも師匠の気まぐれ・意地悪に加えて、自分のミスや暴走で道を誤っていくストーリーには、読んでいて不安になってくるくらい。それでも、最後はハッピーエンドっぽくまとめきっており、田中氏のストーリー・テリングにはうならされる。 現代の落語界を取り巻く問題点も赤裸々に描かれており、なかなか勉強になった。 人情味は相変わらず。泣けてきます。 | ||||
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前作の、師匠の梅寿を筆頭に理不尽でむちゃむちゃな登場人物の中で、 内弟子で元不良の竜二が殺人事件や誘拐騒ぎといった謎解き中心の ストーリーを展開する内容から一転、竜二自身が落語という、長年の 間に築き上げられ、かなりの昔に完成に近付いたものに対し、『面白い』 と感じる一方で、伝統に執着して何もする事が出来ない現状に閉塞感 を感じてもがき続けている姿が中心に描かれている。まさに、『守破離』 をそのまま体現している感じである。 それにより上方落語のことは良く分からないが、前作以上に物語に対する アクチュアリティがあると感じたので前作は★★★★☆を付けましたが、 今作は★★★★★です。 | ||||
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上方落語の大御所、笑酔亭梅寿と弟子で鶏冠頭のかけだし落語家、梅駆こと竜二のコンビが巻き起こす 事件のいろいろ。 「謎解き噺」とサブが入っているのは、これが2冊目で、最初の本が、ちょっとミステリー仕立てになって いたから‥だろう。 今度の本にも若干謎めいた話がはいっているが、明らかにハズしている。 もともとこの本は、ツッパリでどうしようもない竜二が強引に梅寿に弟子入りさせられたところから、 当然起こるトラブルやら意地の張り合いを、古典落語の話に絡めてすすめてゆく物語。 それにミステリーを組み込むのは、筆も窮屈そうに見える。 それより、この本のように古典落語と絡めた人情噺にもっていった方が、読んでいて自然と腑に落ちるというもの。 次作もぜひ、このコンセプトでお願いしたいし、シリーズとして期待もしたい。 | ||||
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前作「笑酔亭梅寿謎解噺」に☆5を打ったので、読みました。 前作に比べると竜二(梅駆)が主役になっており、落語の話題を中心に持ってきており、謎解きはほんの褄になってしまっている。 ミステリーとはとても言えないが落語に興味のある人には面白い小説。 落語に興味をもたれたら、古典落語の大作を演じられる数少ない柳家さん喬師匠のCDがありますのでどうぞ!「朝日名人会」ライブシリーズ27では、作中に出てくる「ちりとてちん」が演じられています。 | ||||
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