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ゴッホは欺く
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ゴッホは欺くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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あまりにあくどいフェンストンのやり方に反発するアンナは、アラベラと協力して、ウェントワース家救助作戦を果敢に推し進める。二つに増えた敵の影に怯えながら、今はルーマニアで美術教授となった元恋人にある援助を頼み、舞台は自画像の買い手を求めて東京に移った。一分でもフェンストンの先回りをして、ゴッホを救わねば──自身も絵画コレクターとして知られる著者による、胸のすく名画サスペンス。 | ||||
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9・11テロ前夜、英貴族ウェントワース家の女主人ヴィクトリアは、破産寸前の家計に悩んでいた。双子の妹アラベラに手紙を書いているところに賊が侵入し、首を切られて命を落す。犯人は左耳も切断し、著名な美術品蒐集家フェンストンに送った。一方崩落したビルから生還したフェンストンの美術コンサルタント、アンナは、付きまとう男の影に怯えていた。ゴッホの自画像を巡る会心作。 | ||||
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けれども、場面が東京になると、途端に外国人の見た日本になってしまいます。 自分の知らない世界だから面白く読めるのでしょうね。 | ||||
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誰もが知っている「ゴッホの自画像」(あの片耳に包帯を巻いているものです。)をめぐり、ストーリーが展開されていきます。 実際に起こったこと(9・11テロ)が小説中で起こったり、各章が短めに構成されていたりと読み手にとっては読みやすい構成になっているのでどんどん読み進めてしまいます。 それなりに楽しい時間を提供してくれるエンターテイメント小説だと思いますね。 | ||||
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絵画が絡むミステリーは、どうしても蘊蓄が多くなりがちだが、アーチャーはツボを心得ている。蘊蓄は最小限かつ効果的に、そしてサスペンスに重きを置いた。 先が見える展開なのに、グイグイ読ませるのもさすがだ。 しかし、我々はすでに『大統領に知らせますか』のジェフリー・アーチャーを知っている。これがほかの誰かの作品だったら、星4つあげていただろう。 | ||||
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名画を巡るミステリというと『ダ・ヴィンチ・コード』を思い浮かべますが、 『ダ・ヴィンチ・コード』が絵画自身とその背景に潜む謎を核としたミステリだったのに 対し、こちらはゴッホの名画を巡る争奪戦がテーマです。 さすがアーチャーで、あの9・11も借景として取り入れながら、主人公にサザビーズを辞めた ばかりの若き女性美術コンサルタントを、悪役に「こんなあくどい奴いる?」と思うくらい の悪徳銀行家を、脇役に将来を嘱望される優秀なFBI捜査官を据え、ノンストップの アクション・サスペンスに仕立て上げています。 ・・・・と、通り一辺のほめ言葉になっているのは、最後まで面白く読めながら物足りなさも 残るから。 物足りなさの第一は悪役のリアリティのなさ。仮にも銀行家として名を成していながら いくらなんでもここまでやるやつはいねえだろーと突っ込みたくなります。しかも、 それだけのワルでありながら意外に間抜けで簡単に主人公に出し抜かれるのはいかがな ものでしょう。加えて、FBI捜査官も「優秀」という割には間抜けでそれも興ざめです。 『ダ・ヴィンチ・コード』と違い、せっかくのゴッホの名画が単なる道具にしかなって いないのも物足りなく感じられます。これを他の名画、例えばドガの『踊り子』に そのまま差し替えても何の違和感もないでしょう。 また、ミステリとしての「何だろ、何だろ?」という謎に乏しいのにもミステリファン としては物足りなさを覚えます。 とはいえ、最初から最後までサスペンスが途切れることなく、さっくりと読み通せるのは、 さすがアーチャーでしょうか。 そして、日本人としは読みどころがもうひとつ。日本人が極めて重要な役で出てきます。 それも相当にカッコいい役回りで。『ラストサムライ』の渡辺謙にも負けないくらい 水際立った活躍をします。彼および日本に対するアーチャーの描写は、ステロタイプな ところがないでもありませんが、昔の小説や映画のようなおかしな描写はほとんどなく、 登場する街や人物の描写も自然かつ正確、しかも好意的なので日本人としては好感度大です。 | ||||
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初めてジェフリー・アーチャー読みました、10年位前に読んでいた雑誌のコラムが面白かったので。ゴッホを題材にしている割には、浅いと思いました。ダビンチ以前に書かれたのかな?以後だったら出すのはちょっと憚られるかも。。。というより古い!!会話もいかにも昔の外国人っぽい展開で苦笑。 もう少し知的好奇心をくすぐられると良かったんですが、普通のお話でした。 | ||||
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