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偉大なる、しゅららぼん
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偉大なる、しゅららぼんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全87件 41~60 3/5ページ
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「鹿男…」からのファンですが、なかなかオリジナルワールドで良かったです。 | ||||
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本の分厚さにひかれ購入。 中盤から止まらなくなるかなーと思ってたら、 もう冒頭から止まらず一気読み。 万城目さんの世界は想像するのがまた楽しい。 池の滝が舞い上がるシーンなんて、妄想が膨らみすぎて 夢にまででてくる始末(笑)。 妄想世界に没頭したい人にオススメです。 | ||||
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使用感はありましたが、読むのにはまったく問題ありませんでした。書き込みや折りなどもなく、満足しています。 | ||||
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ちょっとあり得ない設定がさすが万城目さんです。 鴨川ホルモーや鹿男とならぶありえないけれど、あったら面白いなと思わせるところもいいです。 タイトルからして何?という感じです。 そのしゅららぼんもなかなか何かわからないのですが、話にはすっかりまきこまれました。 滋賀あたりには全然詳しくないのですが、情景が目に浮かぶ描写なので、 イメージはわきます。 琵琶湖あたりにちょっと行ってみたくなります。 水路がたくさんあるのは本当なのでしょうか? お城跡もあるのでしょうか? 最後まで楽しく読めました。 | ||||
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万城目作品らしいローカルファンタジー感が満載。読み終わった後の心地よいほのぼの感もらしさ満点です | ||||
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プリンセストヨトミを描いた作者らしく、地元に根差した人々の伝承や地域性などを上手にはめ込んだ「青春小説」のつもりで 読みました。 「鴨川ホルモー」が面白かった方ならば、絶対お勧めです! | ||||
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文庫で600頁近くの大作。「娯楽青春SFファンタジー」とでもいうのか、今回は滋賀県(というより琵琶湖)を舞台にした、明るいタッチのホラ話という仕上がり。登場人物の設定と描写が明快で、ストーリーも、荒唐無稽ながら一応筋が通っており、次へ次へと読ませるスピード感もあった。しかし、琵琶湖沿岸に住んでいる面々がみな標準語を話しているという点は措くとしても、やっぱりトシとった評者にはよく呑み込めない、というか入り込めない箇所が少なくなかった。こうした長編を最後まで同じテンションで緻密に描き続けた作者の才能にはすごいものがあるとは思う(なので評価は☆四つ)ものの、評者には「平成生まれのゲーム世代向けの小説ではなかろうか」という、ヘンな距離感がつきまとった。 | ||||
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いやぁ 面白かったです。 「鴨川ホルモー」で度肝を抜かれ、「鹿男」で魅了された私ですが 「ホルモー六景」でちょっとつまずいてしまい、ご無沙汰しておりました。 こんな大作を書かれていたんですね。 早く読めなくて残念でした。 琵琶湖というとてつもない創造物をまえに暮らす湖の民の心情がベースに しっかりした芯と雄大な構想でかかれており荒唐無稽ということばを 一瞬わすれてしまう ど迫力の物語です。 桜島をはじめて見たときもおもいましたが、これだけ圧倒的な大自然をまえに 日々を暮らしていれば、おのずと畏怖の念もちがってくるのだろうなぁと 素直な感想です。 ホルモーのしゅらしゅらした感じも大好きでしたが、こちら しゅららぼん〜は まさに会心の大スペクタル青春ドラマです。 | ||||
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初万城目作品。 勝手に苦手な作風かもと思い込んでいたけれど、すっかり夢中になってしまいました。 奇想天外な発想はもとより、読みやすく清々しい文章。 キャラクターの描写が優れている事もあり、感情移入しすぎて、終盤はとても切なかった…。 来春には映画化、主役は濱田岳くんと岡田将生くんという、大好きな役者さん二人! 一見すると、棗役が岡田くんなのかな?とも思えるのだけど、赤い制服を着ていることからも、涼介役が岡田くんのようですね。 とにかく、万城目学が「唯一無二」と言われる理由がよくわかった一作でした。 ラスト、とにかくワクワクした! 続きを描くのなんて、この作品では野暮だってのもわかるけど、なんとなく、万城目さんなら、それでも素晴らしい作品を描いてくれるのでは…という期待も。 何より、彼らにまた会いたい。 | ||||
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鴨川ホルモーを大変楽しんで読んだ僕にとっては、この本も、とても面白かったです。なにやら、主人公のひととなりにも、共通するにおいを感じます。これも、映像化もなかなか楽しみですね。おすすめです。 | ||||
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コミックスから原作を読みたくなり求めました。古本ですがとてもきれいで問題ありません。 | ||||
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現代の社会に、非現実で突飛な設定を混ぜて展開させるの本当にうまいですね。 先を読ませないアイデアが満載で、あっという間にこの本の虜になりました。 すごくよい気分転換になります。 | ||||
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全部読みきっていないのですが、面白くなってきています。楽しみな作品です。 | ||||
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今回も作者のほかの作品同様、個性豊かな登場人物たちが活躍する。 特に魅力的だったのが、グレート清子だ。ヒロインは美人と相場が決まっているが、清子に限っては実の弟から「清コング」と呼ばれるほどの風貌である。 しかしこのキャラが魅力的に描かれているところが、作者の筆力のなせる業であろう。 また、ミステリー的な要素もあり、最後まで一気に読むことができた。 | ||||
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さすが万城目さん、独特の世界を独特のタッチで描いてくれました。分かりやすくてワクワクしつつ、いろいろ考えさせられるストーリーは一流です。 | ||||
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少々ネタバレがあると思うのでまだ本を読んでいない方は注意してください。 マキメワールドの「面白さ」「ワクワク感」は他の方のレビューにたっぷり記されており、うなずきながら読んだ。 さらに一つ、レビューとして書き加えたいことがある。 万城目さんの世界では、得体のしれない力に翻弄されつつもあがき、戦う主人公たちの姿が描かれる。その得体のしれない力は、普段私たちが日常で感じたこともない、考えもしないようなものばかりだがしかし、その計り知れない威力を想像していると、ふと畏怖の念が襲ってくる。自然への畏怖。昔の人はこんな風に自然を恐れて、神を崇め、祭りをして祈りを捧げたのだろうか。現代人の多くが忘れたであろうこの畏怖の念を、万城目さんは呼び起こそうとしているのではないか…私にはそう感じられた。 本書では、さりげなく琵琶湖に沈む空き缶やらなんやらのゴミの描写がある。また、登場人物のセリフに「琵琶湖を汚しているんだから(琵琶湖の龍に)人間を大切にしろというのも無理な話だ」というニュアンスのものもあった。くどくなく、さりげない挿入だが込められたメッセージ性は強いと思う。 自然への畏怖を忘れ、好き勝手にふるまう人類への警告。 大仰なと思われる方もいるかもしれないが、マキメワールドには面白さだけでなくこんな意味も込められていると感じた。 | ||||
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「その人の心が読めれば……」と思ったことがない人はいないかもしれませんが、実際にその力を得ても幸せにはなれそうにありません。かえって不幸なことなのかも。 知りたくないことは、知らずに済むことの方が、幸せです。 そして、人生も楽しいはず。 万城目学作品を読んだのは初めてですが、荒唐無稽で面白かったです。 淡十郎、棗広海、グレート清子と強烈なキャラの中で、いたって平凡な少年、涼介君がいい味を出しています。 | ||||
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今回の作品もまた素晴らしい。 今までのマキメ作品と同様、読み終えるとどこか温かい気持ちにさらされた。 ある限られた一族にのみ課せられたルール、アクの強い登場人物、琵琶湖にまつわる伝奇など、読者の興味を引く要素がそこいらに散りばめられている。 緻密な設定と丁寧な構成の上に成り立つ壮大な物語。 マキメワールドと呼ばれる独特な世界観に、何の疑いも持たず入り込もう。 | ||||
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登場人物のキャラクターが濃くて濃くて(笑) 政財界にも影響力をもつ日出総本家の跡取り姉弟(清子と淡十郎)の存在感がたまらない! 住んでいるのは、琵琶湖に面した「石走城」という本物の“お城” 特に淡十郎は、生まれてこのかた、 あらゆることが望み通りになってきただけあって、ド天然なお殿様ぶり。 好きな色という理由だけで、 校則を無視してオーダーメイドの赤色学ランを着用し 城のお堀から続く水路を私道にして、 毎日学校まで舟で送り迎えされる身分。 学校で「デブ」と馬鹿にした人間には、 家で雇っているボディーガードたちを使って、 悪知恵のかぎりをつくした“精神的制裁”を加える・・・・ スケールのデカい、やんちゃぶりに大笑い。 姉:清子もかなり強烈な存在感で、 いつも、暴れん坊将軍のオープニングに出てくるような白馬に乗っている。。。 この二人の異質な日常生活に 気をとられて読んでしまう前半部分が、実はミソ。 一気に展開していく後半部分の布石が たくさんちりばめられているのだから、 万城目さま・・・さすがです!!! 万城目作品の中で、これが一番長編かもしれません。 ページ数にして鴨川ホルモーの約1.5倍。 でも、そんなの全然気にならないぐらい ハイスピードで読んでしまいました。 グレート清子が活躍する半分以降からが、やめられない止まらない。 自然の偉大さや脅威を そこはかとなくにじませるところもニクイなぁ♪ | ||||
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週刊文春の「とっぴんぱらりの風太郎」がだんだん面白くなってきて、作者にやっと興味がわき、著書を数冊集中して読みましたよ。 いやー、このしゅららぼんも面白かった。ホルモーより個人的には好みです。最後のくだりも期待に哀愁も加味して、いい味出してます。自分たちを消滅させることにより、敵対する一族と復讐する源爺をも復活させる、安堵の上にその自己犠牲の結果と自省が重なる日々に哀しみを感じる登場者たちは、彼らが戻ってくることを予感する一瞬。 万城目氏の主人公は、このしゅららぼんの日出涼介君のように、いつもおっちょこちょいで物事深く考えずに反応する、本人は死ぬほどいやだろうが「実は素直でかわいいやつ」、それに絡むのは、冷たい一瞥と能面のような無表情で頭の切れる登場人物、現代が舞台でも武士の時代の設定や歴史上人物の名がいつも用いられて、底流をなしている。徳川の時代の登場人物名がしばしばあらわれ、歴史小説好きの私としてはうれしい限りです。 万城目氏の擬音化能力はすごいですぞ。トンビの鳴き声が「ぴーひょろろ」じゃないだけでも、超能力を感じます。だから、しゅららぼん、なのね。すごいよ、この人。 | ||||
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