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九州特急「ソニックにちりん」殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
九州特急「ソニックにちりん」殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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博多と大分を結ぶJR九州のソニックにちりん という特急が2度出て来る。 乗務員をしていた女性が殺されるところから事件が広がる。 選挙がからみ社会派推理小説という展開になる。 十津川警部も活躍するので,警察官推理小説でもある。 列車に乗り継ぐので,鉄道推理小説の可能性もある。 実際には,弁護士が犯罪に手を染めているという, 社会派推理小説として収まりがつくようだ。 多面的な作品である。 標題のソニックにちりん は あまり活躍しないのが残念。 | ||||
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作品自体は社会派ミステリーと呼べる小説ですが、内容は十津川ら警視庁が非常に苦悩する場面が多く描かれており、ある一面読者に訴えかけているようにも思えます。 この小説に出てくるような筋書きは実際に起きても可笑しくない内容で、寧ろ勉強させられるような気がします。 題名にある「ソニックにちりん」に関するミステリー性は薄いのですが、隠れた人間関係を暴いていく推理性は高く感じられます。特に十津川警部と亀井刑事の推理に重要な要素が盛り込まれていて、先を読みたくなってしまいます。 只残念なのは、最後の事件解決部分がすんなりしすぎていて迫力不足に思えます。この辺り何か訴えかけるような筋書きに出来なかったのでしょうか? | ||||
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