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同期
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同期の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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私は同期シリーズが一番読みやすくて、物語に入り込みやすく、好きでした。個人的には同期の蘇我のミステリアスな雰囲気がとても好きです。3作目の変幻ではだいぶ自分の仕事内容について話してくれていますが、常に公安らしく秘密主義な様子が少し女心までを刺激されてしまいました。あくまで私個人の意見ですが…。主人公の宇田川をとりまく人間関係もとても好感が持てました。 | ||||
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久しぶりに時間を忘れて没頭しました。 ストーリーが進むにつれて、状況がどんどん混迷を深めていきますが、最後には全てのピースがしっかりと収まって気持ちが良かったです。さすがだなと思いました。 登場人物もそれぞれ個性的で魅力的でした。今野さんの作品は10作品くらい読みましたが、今のところこの作品が一番好きです。 | ||||
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隠蔽捜査シリーズが上からの視点で描かれているとすると、これは下からの視点。まだ刑事としての自己が確立されていない宇田川が主人公であり、語り手である。先輩刑事たちに教えられ、自分で考え、道を開いていくのだが、当然のことながら視線はブレ出す。成長物語なのでそれは当たり前だが、筋立てとしては欠点だ。そこをわかって読むとおもしろい。捜査が動き出すと、宇田川は一気にスーパーマン。今野敏、まだ未熟。 | ||||
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一緒に注文したもの同様、まるで新品でした。しおりも入っていました。 ありがとうございました。 | ||||
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主人公の宇田川巡査部長の心意気が、今野敏の神髄に触れることができた気がします。隠蔽捜査シリーズのように、一貫した主人公の貫きに感激しました。 | ||||
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文章としてはちょっと読みづらいところもありました。 ただ内容としては面白くひきこまれるような感覚に襲われて朝まで読んで読破しました。公安をテーマにした本はあまり目を通したことがなかったので新鮮味があり面白かったです。 | ||||
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次の展開が気になって、一気に読んでしまいました。 これまでの警察小説とは一味違いました。 | ||||
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任侠シリーズがあまりに面白かったので他の作品もと思い本屋でうろうろ。 「同期」という題名に惹かれて手にしました。 企業においても同期の存在はある意味特徴的で肩書きや待遇が変わって いてもなんだかんだ言いながら同胞的な思いを持っており、プライベートな 席ではくだけた口調で話ができる。 そんな同期の2人を刑事と公安という対極の立場の中で語り、進んでいくス トーリーはかなり納得感があったし、面白かった。 ただちょっと現実感が乏しいかな、飛躍しすぎかなというところもあってその 点は少しマイナス。一方で先輩刑事の味のある魅力とそのやりとりは捨てが たい。 全編を通じていろんな出来事が次々と発生し、一定の緊張感とスリルがあっ てダレることなく一気に読めますし、読後感はかなり爽快でした。 | ||||
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あるひとつの抗争事件がどんどんエスカレーションしていきます。 抗争事件は刑事事件から公安案件に、そして国家を震撼させるような事案にへとつながっていきます。 若手刑事である主人公が“同期”を救出すべく、その過程で刑事としてのあるべき姿に成長していきます。 いぶし銀のような辣腕刑事二人を師匠にして、プロたるワザが磨かれていきます。 そんな中で、警察組織の壁、その縦割り構造に一石を投じています。 また、同じ釜の飯を食べた“同期”というくくりで、その友情が強い仲間意識となっていることを物語っています。 ストーリーはサスペンスとして、情報の交錯をかいくぐり、真相を探っていくおもしろさがあります。 “隠蔽捜査”シリーズとは違った視点で描かれており、長編ですが、1ページも飽きることなく読み進めます。 | ||||
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警察と公安、それぞれの思惑が交差し、ジレンマと想いが葛藤の中で時間を追うごとに展開される場面が目に浮かびます。 ベテラン刑事の優しさ厳しさ、それもまた同期の刑事との繋がり、一人の刑事がこうやって育っていくのだと感心するばかりです。 楽しみに続編を待っていましたが、先日読む機会に恵まれ、改めてこの作品の良さを痛感しました。 今野作品ならではの一冊です。 | ||||
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今野敏さんの小説は、TVの影響で、安積班、ST、隠蔽捜査と2013年から、まとめて読んで来ました。元々TVから原作に入ったので、本の方が読み応え・内容ともに中身が有ると思いますが、作品自体がある意味TV向き。 2時間で収まるように上手くまとめているなと言う感じがしました。 それでも大半の作品は十分面白く楽しませてくれます。 「同期」はTV化されたのか知りませんが、今まで読んだ中では一番集中して一気に読み、読後感が良かったです。 宇田川と蘇我の、気が合うのか合わないのか、宇田川だけがライバル心を持って一人いらついたり・・・。蘇我のシーンが少ないのが残念、もっと書き込んで彼が公安の潜入捜査員になるまでを書いて欲しかった。 一気に読んでしまったと言いながら、読みながら、これは都合良すぎ?なども目立ちました。 宇田川がタイミング良く情報を持つ捜査官と繋がったり、陰のフィクサーと会えたり、公安や本庁のお偉いさんとすぐに結果報告出来たり。 これはフィクションと割り切って読むしか無いです。考えると冷めます。 私は面白く読ませて頂いたので★4つですが、あり得ないに注目したら厳しくなると思います。 娯楽としては楽しい、真面目に考えるとあり得ない。これが今野作品の特徴だと「象徴」する代表作かも知れません。 | ||||
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刑事の宇田川を主人公にしたシリーズ第一作。 暴力団員刺殺事件を捜査していた宇田川が発砲されるが、その危機を救ったのは同期の公安所属の蘇我だった。しかし、蘇我は突然、懲戒免職になり、消息不明に… 警察組織の特異性を土台にして、事件の真相が少しずつ明らかになる過程がテンポの良い展開で描かれている。また、登場人物の性格もきっちり表現されており、このあたりに今野敏の警察小説の面白さの秘密があるように感じた。 次作も、非常に楽しみである。 | ||||
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テンポよく読めました。 よみおわった余韻が好きで、何度も読み返してます。 | ||||
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蘇我と八十島が、最後まで不気味な存在感を醸し出しており、退屈せずに一気に読み終えられた。物語の構成は見事だったが、話の結末に少し物足りなさを感じた。 | ||||
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好感が持てる主人公、というのは基本ですが、正にこの小説についてはその点を評価したいです。 もちろん当初は良いところばかりではないんですが、とにかくすぐ自分で気付けて自己反省ができ、周囲や状況から謙虚に学ぶ姿勢がすばらしい。 本題自体は公安絡みの大規模な警察小説で組織のドメスティックなパワーゲームを中心に事件の全容を追って行く筋。 ドラマになるのも(観ていませんが)わかります。 個人的にはもう少し不安要素があってもよかったかなとも思いますが、読み応えは充分です。 | ||||
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大好きな本、書店でゆっくり探す暇もなく、ここで注文すると翌日には届くのでとっても重宝しています | ||||
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最初は警察内の組織やキャリアとノンキャリアの対立のようなものに阻まれて、主人公が苦労するのかなって思っていたけど、最後の方はちょっと意外な展開。それにしても同期っていい物だなって思う。主人公と蘇我の同期だけじゃなくて、土岐と植松のベテラン二人の同期の関係も羨ましかった。 | ||||
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1ページ開いたが最後、はまること請け合い。サスペンス好き、ことに「警察もん好き」にはたまらない。 かといって、シリアスでもなくヘビーでもない。 目を覆う血腥(ちなまぐさ)さや鼻を衝く硝煙臭も押しつけがましくもリアルでもなく、むしろスタイリスティックかつ洗練された都会的センスさえ感じさせる。 恐ろしく速いフレージング&テンポで息つく間もないぐらい読み進められる。読み終わったことが残念でたまらなくなるから、前もって次の同著者作品を買い揃えておくのが得策だろう。 比較的早い時点から、ある種カラクリや結末が透けて見えたりするあたり、上手く読者に優越感を与えておいて、それでもって襟ったまをしっかり掴まえてぐいぐい引っ張っていくなどリーダーズ・リーディングは相当なものだ。 読後は極めて爽やか。心地よい「納得」を得る。サスペンス作者の読者サービスの真骨頂なのかもしれない。 そーねー「同期」ってやっぱり、スペシャルよね〜。 ちなみに私、読み始めるや否や「amazon検索」に走り、数十冊注文をかけた。もちろん次に手にとるのは我が「渋谷」が舞台の「渋谷署強行犯係 」シリーズ。 当分「今野漁り」が続くな〜。 | ||||
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宇田川亮太32歳巡査部長、本庁捜査一課勤務。蘇我和彦、公安総務課勤務。宇田川と蘇我は同期で隠蔽捜査シリーズの竜崎哲也と伊丹俊太郎のような関係で、ひとつの事件を部署は違うが協力しあって解決していくのだなと思っていたら、開始早々から良い意味で裏切られる。 二つの殺人事件から捜査一課と組対四課の主導権争いの中で、植松や土岐などベテラン警部補の個性のある脇役を絡ませ、ストーリーはめまぐるしく進んでいく。土岐が掴んだネタを内緒で別の刑事に渡したことを詫びた時、土岐はさらりとこう云った。 「俺たちはね、ブンヤじゃないんだ。誰がどんなネタをいつ仕入れたなんて、問題じゃない。大切なのはホシを上げることだ。そうじゃないか?」。 このベテラン警部補はまたこんな事も云うのだ。「警察ってのは何だ? 何をするところだ? 出世競争の土俵か? 組織同士の政治的な争いの場なのか? 俺にとっての警察はそうじゃない。俺は捜査員だ。犯罪を捜査するのが俺の仕事だ。その為に俺は全力を尽くす。それの何がいけない?」 宇田川はこのような先輩たちに揉まれながら、一歩一歩刑事の何たるかを掴んでいく。同期ならではの多少臭い展開もあるが、ストーリーの拡がりも巧く収斂し、何よりも刑事たち各々の書き込みが過不足なく描かれ、暫く今野敏から目が離せない。 | ||||
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キャリアシリーズも面白かったが、これは最高でした。 佐々木さんの道警シリーズをスマートにした感じかな。 まさに一気読みでした。お勧めです。 | ||||
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