排除: 潜入捜査2
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環境保護団体とマレーシアの村人を助け、巨悪を挫く主人公と美人パートナー。 巨悪は日本企業と日本のヤクザ。 日本に未だ勢いがあった時代の話ですが、日本企業が悪の組織過ぎて萎える。 骨法をモデルにしたに違いない、カッポウとやらの描写がなかなか面白い、けど、堀部先生と交流でも あったのだろうか今野先生。 現代なら、日本企業に危害を加えるc国人と闘う設定にして、同じ目的のため一時的にヤクザと手を組むお話が受けそうです。 時代は変わったなあ、思えば自分も年を、、、おっと、感傷に浸るのはやめましょうw ※オーディオブックで聞かせていただきましたが、男性朗読者なので女性のセリフが、やや気色悪い。 (すいません作品と何の関係もありませんし、おまけに無料体験中です) | ||||
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今野先生の本は面白いので、もう数十冊も読みましたが、この潜入捜査シリーズは主人公の佐伯が会得した古武術佐伯流の奥義の説明が長ったらしく、何度も登場するので、少々辟易してきます。最近では、その箇所は読み飛ばしています。 | ||||
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今野敏の「古武術もの」で繰り返される残虐な暴力シーンでお決まりのマニアックなまでの武術解説は押し付けがましく鼻につくが、本作最後に繰り広げられる格闘場面のスピーディな臨場感には引き込まれるものがあった。 | ||||
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再読。と言っても「聖王獣拳伝2」の題名で刊行された時だったので、新たな気分で読む事が出来た。 勿論、令和の時代の今野敏作品も良い作品。しかし1992年初出だから、今から約30年前。巻末の解説によると、この時代の今野敏は自分の小説の行先に不安を感じ、模索を繰り返していた時代らしい。 そうなのかも知れないが、模索と言うよりは思いの強さがより現れていると感じる。 模索はせいぜいタイトルなのかな?実際、本作の主人公佐伯は警察官の身分のままだが警察手帳、拳銃などは全て取り上げられ、環境庁の外郭団体に出向させられる。だから潜入捜査だし、本作はまさしく“排除”をしている。聖王獣拳伝と言うタイトルは内容を考えると、「?」となってしまう。 さて、思いの強さとは何か?と言うと、それは今野敏の徹底した暴力、特に暴力団に対する忌避観だろう。少し長いが、本作品に書かれている主人公の科白を引用する。 「映画や劇画で暴力団が美化されているのを見ると、いつも佐伯は怒りを覚えた。最近は少年漫画の世界で、そうした嘘っぱちを描く漫画家がいて、その無責任さに心底腹を立てていた。」 これは本作の主人公佐伯の科白だが、今野敏の芯にある強い思いでもあるだろう。だから、本作では徹底して残虐な暴力団を描いている。敵役とはいえ、ここまで残虐なシーンは最近の今野敏作品では余りお目にかかれないだろう。その様な意味でも、活気があり思いの強さが感じられた。 だから尚更現在の今野敏には苦言がある。今野敏の人気作品「任侠シリーズ」は、正に暴力団の美化なのでは無いだろうか? 今野敏自身に再読をお願いしたい本なのかも知れない。 | ||||
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マレーシアを舞台に展開されるヤクザとの攻防。 佐伯の安定の強さに気分爽快。 | ||||
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