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不思議のひと触れ
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不思議のひと触れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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不意に手にとって読んでみた、という流れで読むと評価が上がる気がする。 でも勧めたり勧められたりには不向きかな… いつの世にも置いててほしい作品だとは思う。 孤独の円盤について "どんな孤独にもおわりがある" には"止まない雨はない"類を感じたんだけど、他の解釈はあるんでしょうか。 かつてこの著者に救われた人が沢山いただろうな〜 | ||||
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異色作家の中でもかなり特異な作風で知られる作家の短編を集めた短編集。 はっきり言って収録作全部それ程面白くありませんでした。SF、ホラー、ファンタジー、ミステリ等バラエティにとんだ作品を幅広く集めていてセンスはいいですが、この短編集でこの作家の真の力量を推し量ることは少し厳しいと思いました。やはり長編の「きみの血を」や短編の「ビアンカの手」「輝く断片」等を読んでみることをお勧めします。でも普通の作家とは違う真っ当でなさは行間から読み取れるのでそれなりに興味深くはありましたが。 あと解説でこの作家の評伝が短いながらもまとめてあり、今まであまり知らなかったので参考になりました。 損をしたとは言いませんがやはり私みたいなマニア向けかも。人に勧めるかどうかは微妙でした。好きな作家なので残念です。 | ||||
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買いだとは思いますが、年を取るに従い短編がさほど好きではなくなったという個人的な事情もあってか、デビュー作である「高額保険」を最初に読んで、なぜだか「しまった」という思いに襲われました。若かった時に読んでいれば、もっと楽しむことができたはずという慚愧の念ばかりが残ったように思います。推理ものという言葉だけでは片付けられない不思議な手触りの小品が並んでおり、若ければ若いほど楽しめる佳作揃いの短編集です。 | ||||
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なぜかジャンル小説にこだわり続けたアメリカ史上最高の短編作家の作品集。SFと言っても、科学的思考にこだわったハードSFではないので、とっつきやすいかもしれない。不思議のひと触れの鮮やかな逆転や、裏庭の神様などのユーモラスな書き方まで、筆者の並々ならぬ才能を見ることができる一冊。 | ||||
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ハヤカワ「奇妙な触合い」とは二編が重複。 スタージョンは、アメリカでは、PKディックと並べて語られる重要作家として評価されている。 より進化したSFをあたりまえのように読んでいたから、その目では、SFとして発想や表現が素朴と感じる部分があった。「『雷と薔薇』は『渚にて』よりも前に、核の冬を書いた」と解説で読んで初めて、すごさを察した。SFとしてはともかく、ふつうに小説として、短編として、味わいがあった。 「どんな孤独にも終わりがある」という、まきこまれ型ストーリーの優しさに浸った。『もうひとりのシーリア』が忘れられないオチだった。 | ||||
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