(短編集)

犯罪

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評判

犯罪の評価:

4.22/5点 レビュー 116件。 B ランク

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平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全226件 61〜80 4/12ページ
No.166
(2pt)

中途半端な印象

あちこちで絶賛され、読むタイミングを失ってしまっていたが、文庫が並んでいたのでえいやっと掴んでレジへ。
1話目の「フェーナー氏」で「そりゃまあ、そうなるでしょうね。で?」。「人間って怖い」的な物語や映画(実話・創作問わず)を読み過ぎたのか、特に衝撃もなく……次も、その次も同様の印象。実話でももっと驚くような話が多い分、創作ならば創作らしい「残るもの」が欲しかった。
クリスティなんかは、トリックの謎解き以上に、人間という不可解なものの心理・言動の謎解きに長けていた。トリックはイマイチでも、その奥深さに惹かれて読み続けた。それこそがクリスティの個性だった。それを期待したほうが間違いだったのかもしれない。決して悪くはないんだけど、評価されすぎでは……という印象だけが残った。
「物語」は文字どおり「語る」もの。元になるものが事実であっても、それを「どう語る(見せる)か」が作家の力量であり、ポリシーだと思う。ドキュメンタリーですら、送り手のメッセージが明確でなければ、素人の記録と変わらなくなる。
人間とはおろかで、奇妙で、残酷で、いとおしいもの。その事実、現実を前に、作家はどう感じたのか。著者としては「語った」のかもしれないけれど、その部分が響いてこなかった。少なくとも、私には響かなかった。別に「水戸黄門」的なカタルシスが欲しかったわけではない。ただ、作家の視線を「創作」として描き足すつもりがないのなら、それこそ「事実の列挙」のほうが潔いと感じた。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.165
(2pt)

中途半端な印象

あちこちで絶賛され、読むタイミングを失ってしまっていたが、文庫が並んでいたのでえいやっと掴んでレジへ。
1話目の「フェーナー氏」で「そりゃまあ、そうなるでしょうね。で?」。「人間って怖い」的な物語や映画(実話・創作問わず)を読み過ぎたのか、特に衝撃もなく……次も、その次も同様の印象。実話でももっと驚くような話が多い分、創作ならば創作らしい「残るもの」が欲しかった。
クリスティなんかは、トリックの謎解き以上に、人間という不可解なものの心理・言動の謎解きに長けていた。トリックはイマイチでも、その奥深さに惹かれて読み続けた。それこそがクリスティの個性だった。それを期待したほうが間違いだったのかもしれない。決して悪くはないんだけど、評価されすぎでは……という印象だけが残った。
「物語」は文字どおり「語る」もの。元になるものが事実であっても、それを「どう語る(見せる)か」が作家の力量であり、ポリシーだと思う。ドキュメンタリーですら、送り手のメッセージが明確でなければ、素人の記録と変わらなくなる。
人間とはおろかで、奇妙で、残酷で、いとおしいもの。その事実、現実を前に、作家はどう感じたのか。著者としては「語った」のかもしれないけれど、その部分が響いてこなかった。少なくとも、私には響かなかった。別に「水戸黄門」的なカタルシスが欲しかったわけではない。ただ、作家の視線を「創作」として描き足すつもりがないのなら、それこそ「事実の列挙」のほうが潔いと感じた。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.164
(2pt)

「『犯罪』の誤訳」の力

読んでいて、あまりに腑に落ちない点や、意味がわからない点が多く、検索した結果、表題のサイトに行き着いた。
Amazonの「出版社からのことば」のところにも、異例の「誤訳、章落に関して」の言及が入っているように、上記のHPの指摘者の指摘は論理的かつ正確なよう(ドイツ語がわからないのでおそらく、だが)で、明らかな誤訳である箇所については、私が読んでいる電子版ではHPでの指摘のとおり、修正されていた。これは訳者にとっては屈辱だったことと推察する。
それにしても、シーラッハの文章が特徴的だとしても、読んでいて意味がわからないところくらい、編集が言及して、つじつまが合うくらいまでは持って行って欲しかった。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.163
(2pt)

「『犯罪』の誤訳」の力

読んでいて、あまりに腑に落ちない点や、意味がわからない点が多く、検索した結果、表題のサイトに行き着いた。
Amazonの「出版社からのことば」のところにも、異例の「誤訳、章落に関して」の言及が入っているように、上記のHPの指摘者の指摘は論理的かつ正確なよう(ドイツ語がわからないのでおそらく、だが)で、明らかな誤訳である箇所については、私が読んでいる電子版ではHPでの指摘のとおり、修正されていた。これは訳者にとっては屈辱だったことと推察する。
それにしても、シーラッハの文章が特徴的だとしても、読んでいて意味がわからないところくらい、編集が言及して、つじつまが合うくらいまでは持って行って欲しかった。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.162
(5pt)

とても面白い

初めて購入した古本なので不安でしたが、届いた本を見てビックリ!商品説明どうりのとても綺麗な本でした。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.161
(5pt)

とても面白い

初めて購入した古本なので不安でしたが、届いた本を見てビックリ!商品説明どうりのとても綺麗な本でした。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.160
(4pt)

なかなか

短い話ですが、どれもどんどん引き込まれます。なんというか、犯罪の話ではありますが「仕方ないな」と思えるようなものもあるし、「どうして?」と思えるものもあるし、最後の1行でドンデン返しがきたり。飽きませんでした。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.159
(4pt)

なかなか

短い話ですが、どれもどんどん引き込まれます。なんというか、犯罪の話ではありますが「仕方ないな」と思えるようなものもあるし、「どうして?」と思えるものもあるし、最後の1行でドンデン返しがきたり。飽きませんでした。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.158
(5pt)

海外小説の醍醐味

小説を読むとき、期待することはもちろん内容の良さだと思うが、海外小説を読むときは、文化の違いやずれという日本では味わえない空気を味わうことも醍醐味だと思う。思考、文化、残虐性、犯罪にかかわる人間のひとつひとつが、日本で同じ小説を書くのとは一味違う。その部分に底知れぬ理解できない恐ろしさを感じることで、独特の犯罪小説を体験できる作品だと思う。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.157
(5pt)

海外小説の醍醐味

小説を読むとき、期待することはもちろん内容の良さだと思うが、海外小説を読むときは、文化の違いやずれという日本では味わえない空気を味わうことも醍醐味だと思う。思考、文化、残虐性、犯罪にかかわる人間のひとつひとつが、日本で同じ小説を書くのとは一味違う。その部分に底知れぬ理解できない恐ろしさを感じることで、独特の犯罪小説を体験できる作品だと思う。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.156
(5pt)

犯罪の真相

ただ単に人間関係に対する不満が犯罪を起こす原因なら「苦情」を申し出るだけで済む話である
「違う何か」が原因で犯罪を起こしていることが判明するのである
ここまでの情報から導き出される答えはこうである
「怪獣の命ずるがままに犯罪を行った」が原因なのである
つまり「こんなのはやめて真の最高権力に忠誠を誓うべし」が「犯罪を行う真相」だということが判明するのである
つまり「真の最高権力者の本性に即した行為」こそ「犯罪行為の定義」だと言う事が判明するのである
これが犯罪の真相なのである
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.155
(5pt)

犯罪の真相

ただ単に人間関係に対する不満が犯罪を起こす原因なら「苦情」を申し出るだけで済む話である
「違う何か」が原因で犯罪を起こしていることが判明するのである
ここまでの情報から導き出される答えはこうである
「怪獣の命ずるがままに犯罪を行った」が原因なのである
つまり「こんなのはやめて真の最高権力に忠誠を誓うべし」が「犯罪を行う真相」だということが判明するのである
つまり「真の最高権力者の本性に即した行為」こそ「犯罪行為の定義」だと言う事が判明するのである
これが犯罪の真相なのである
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.154
(2pt)

ベストセラーになった理由は・・・

ドイツでベストセラーになったというが、ドイツには推理小説がなかったからだろうか。別にそれほど面白くはない。淡々とした語り口が特に文学的効果を生んでいるとも思えないし、次々と別の人物が出てくるのが妙にイライラする。なお98pに「言葉は路上で覚えた」とあるが、これは英語にもある言い回しで、実地に生活しながら覚えた、という意味である。まあ分かっていて訳したんだろうが・・・。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.153
(2pt)

ベストセラーになった理由は・・・

ドイツでベストセラーになったというが、ドイツには推理小説がなかったからだろうか。別にそれほど面白くはない。淡々とした語り口が特に文学的効果を生んでいるとも思えないし、次々と別の人物が出てくるのが妙にイライラする。なお98pに「言葉は路上で覚えた」とあるが、これは英語にもある言い回しで、実地に生活しながら覚えた、という意味である。まあ分かっていて訳したんだろうが・・・。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.152
(5pt)

自分を救出するための選択=「犯罪」しか残されていない人々の短編集

刑事事件専門の弁護士である作者が、実際の事件を題材に犯罪を犯した者、巻き込まれた者の動機・経過・結末を描いた短編集です。
1話が数ページ、長くても10ページ程なのですらすら読めます。
無駄のない文章とはまさにこのことだと思います。
書かれているのは、罪を犯すに至った心理を簡潔に、犯行の様子を簡潔に、裁判での丁々発止の駆け引きは無く、判決と刑を終えた後の様子。
どの主人公も近所に住んでそうな市井の人々(ドイツと日本の違いも感じられないほどです)ですが、各家庭の屋根の下では様々な問題が隠れているようです。一個人として生まれた主人公達が、置かれた環境から抜け出そうと犯す罪の数々。
自分を救出するために選択せざるを得ない行動が刑法の「犯罪」しか残されていない方は少なくないのでは?と思いました。
どんな個人的事情があろうと法治国家である以上、罪は罪。刑期が長すぎる、この主人公には可愛そう!な方もいらっしゃれば、もっと牢屋に長くぶち込め!と思わざるを得ない方もいらっしゃいます。
「犯罪一家に生まれた賢い末弟」と「エチオピアの男」は心が軽くなり、何度も読みなおしました。この2編は明るい話題です。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.151
(5pt)

自分を救出するための選択=「犯罪」しか残されていない人々の短編集

刑事事件専門の弁護士である作者が、実際の事件を題材に犯罪を犯した者、巻き込まれた者の動機・経過・結末を描いた短編集です。
1話が数ページ、長くても10ページ程なのですらすら読めます。
無駄のない文章とはまさにこのことだと思います。
書かれているのは、罪を犯すに至った心理を簡潔に、犯行の様子を簡潔に、裁判での丁々発止の駆け引きは無く、判決と刑を終えた後の様子。
どの主人公も近所に住んでそうな市井の人々(ドイツと日本の違いも感じられないほどです)ですが、各家庭の屋根の下では様々な問題が隠れているようです。一個人として生まれた主人公達が、置かれた環境から抜け出そうと犯す罪の数々。
自分を救出するために選択せざるを得ない行動が刑法の「犯罪」しか残されていない方は少なくないのでは?と思いました。
どんな個人的事情があろうと法治国家である以上、罪は罪。刑期が長すぎる、この主人公には可愛そう!な方もいらっしゃれば、もっと牢屋に長くぶち込め!と思わざるを得ない方もいらっしゃいます。
「犯罪一家に生まれた賢い末弟」と「エチオピアの男」は心が軽くなり、何度も読みなおしました。この2編は明るい話題です。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.150
(5pt)

知的でノーブルなエンターテイメント

著者は弁護士だそうで、数々の刑事弁護をしてきたのかもしれないが、この本の短編はどれも創作だそうな。それにしても経験と知識が豊富なせいか、どの話もとても面白く、実話もののようにリアルで生々しい。それでいて上品で汚らしくないから、旅のお供や軽い病気のお見舞いにもいいかも。楽しみました。
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.149
(5pt)

知的でノーブルなエンターテイメント

著者は弁護士だそうで、数々の刑事弁護をしてきたのかもしれないが、この本の短編はどれも創作だそうな。それにしても経験と知識が豊富なせいか、どの話もとても面白く、実話もののようにリアルで生々しい。それでいて上品で汚らしくないから、旅のお供や軽い病気のお見舞いにもいいかも。楽しみました。
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368
No.148
(4pt)

初めてのシーラッハは「犯罪」から

随分前に新聞の書評で読んだのは「罪悪」の文庫本だったかと。
文庫本は苦手。単行本のほうで探すと「犯罪」のほうが先に出版
されていた。そこでこちらから読むことに。

文体はシンプル。わかりやすい。どんどん読めてとにかく面白かった。
収録されているのは11篇。「フェーナー氏」「ナタナ氏の茶碗」「チェロ」
「ハリネズミ」「幸運」「サマータイム」「正当防衛」「緑」「棘」
「愛情」「エチオピアの男」。

「ハリネズミ」に「狐は多くを理解するが、ハリネズミにはただひとつの必勝の
技がある」・・・そう、カリムのアタマの良さは誰からも、兄弟からも、理解
されない。こういう展開すごいなぁとただひたすら感心するばかり。

「サマータイム」の意外さ、「正当防衛」の何だかわからない得たいのしれなさ、
「~健康保険適用の黒縁メガネをかけ、」この健康保険が適用されるメガネ?って
ナンダロウって。いくら考えてもわからなかった。ドイツにだけ?あるの?
日本にもあるのかしらん。もう一つ?だったのは「緑」。
ナルホドねって読み進めたけれど、最後のさいご「緑」って何を意味するのかしらん。
「棘」のフェルトマイヤー氏が年金受給出来てよかったねと思ったり、登場人物
みーんなみな犯罪者なんだけれど・・・犯罪者になるか、ならないか、
それぞれの事情を考えると出自というより出会う人との運不運が大きなものと
なるようでもあり。最後の「エチオピアの男」は感動的。「~アメリカやイギリスと
違って、ドイツの検察は中立の立場を取る。~~そして罪を問いつつ中立の立場に
立つことほど難しいことはない。~~」ミハルカは犯罪を犯しながらも幸せになって
よかったねって本を閉じました。シーラッハは作家であり弁護士。目は冷静で温かみがあり
こういうのいいなぁいいなぁで。安心して読めました。次は「罪悪「へ。いざ!
犯罪 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 犯罪 (創元推理文庫)より
4488186025
No.147
(4pt)

初めてのシーラッハは「犯罪」から

随分前に新聞の書評で読んだのは「罪悪」の文庫本だったかと。
文庫本は苦手。単行本のほうで探すと「犯罪」のほうが先に出版
されていた。そこでこちらから読むことに。

文体はシンプル。わかりやすい。どんどん読めてとにかく面白かった。
収録されているのは11篇。「フェーナー氏」「ナタナ氏の茶碗」「チェロ」
「ハリネズミ」「幸運」「サマータイム」「正当防衛」「緑」「棘」
「愛情」「エチオピアの男」。

「ハリネズミ」に「狐は多くを理解するが、ハリネズミにはただひとつの必勝の
技がある」・・・そう、カリムのアタマの良さは誰からも、兄弟からも、理解
されない。こういう展開すごいなぁとただひたすら感心するばかり。

「サマータイム」の意外さ、「正当防衛」の何だかわからない得たいのしれなさ、
「~健康保険適用の黒縁メガネをかけ、」この健康保険が適用されるメガネ?って
ナンダロウって。いくら考えてもわからなかった。ドイツにだけ?あるの?
日本にもあるのかしらん。もう一つ?だったのは「緑」。
ナルホドねって読み進めたけれど、最後のさいご「緑」って何を意味するのかしらん。
「棘」のフェルトマイヤー氏が年金受給出来てよかったねと思ったり、登場人物
みーんなみな犯罪者なんだけれど・・・犯罪者になるか、ならないか、
それぞれの事情を考えると出自というより出会う人との運不運が大きなものと
なるようでもあり。最後の「エチオピアの男」は感動的。「~アメリカやイギリスと
違って、ドイツの検察は中立の立場を取る。~~そして罪を問いつつ中立の立場に
立つことほど難しいことはない。~~」ミハルカは犯罪を犯しながらも幸せになって
よかったねって本を閉じました。シーラッハは作家であり弁護士。目は冷静で温かみがあり
こういうのいいなぁいいなぁで。安心して読めました。次は「罪悪「へ。いざ!
犯罪 Amazon書評・レビュー: 犯罪より
4488013368