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月は怒らない
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月は怒らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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垣根涼介さんの本です。 暴力のニオイをただよわせる梶原、チャラい大学生弘樹、警察官の和田。三人の男が、一人の女恭子の家に通う。恭子は誰に頼るでもなく、執着しない。常に距離を置く。 そんな恭子に、この三人の男は惹かれていく。 はたして、恭子と三人の男の関係は…? なんというか、ちょっと宗教がかっているというか、メンタル的なものをすごく重んじている感じの本でしたね。 ただ、どういうふうに物語を収斂させていくのかな、と思いながら読んでいたのですが、そういう収斂的なおもしろさではないと思いました。 | ||||
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先月、ぼくとしては珍しく、読み始めた小説を途中で放り投げた。 それが、垣根の『人生教習所』だった。 この著者の本では『ワイルドソウル』『ヒートアイランド』『君たちに明日はない』などが秀逸だが、最近は『信長の原理』や『人生教習所』など、外れが続いている。 で本書だが、一人の女性をめぐる3~4人の男たちの物語である。 一応うまさで引っ張っていて、時々引き込まれるのだが、やっぱり全体としては無理筋な話である。 あとがきに著者自身が人生とは何か、などと悩んでいた時期の作品とある。 そうした自分の思いがぶつけられた作品だとは思うが、読者を満足させ得ているかと言えば、疑問符が付く。 | ||||
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人格がどこか壊れている市役所勤めの恭子と、彼女を廻るやはりどこか人格が壊れている男4人の話。 垣根涼介はたまに精神的な作品を書くよなぁ( ̄▽ ̄;) | ||||
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そこまでの感動はなかったが、娯楽本としてはまずまずかと思う。 | ||||
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「君たちに明日はない」シリーズが好きで、作家読みしました。 明るくもないし、暗くもない、何とも不思議なトーンだぁ、という印象です。湿り気があるとでも言いましょうか…。 淡々としているヒロインには好き嫌いがあるでしょうが、私は好感を持ちました。ヒロインのモノローグが無く、周囲からの描写でヒロインのキャラを語っているからかも知れません。 どちらかというと彼女をめぐる3人の中のひとり、梶原のキャラに大変惹かれました。 | ||||
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垣根涼介さんのファンなので、手にとって買ってみました。 地味だけど、でも気になる。パーソナリティが見えにくくミステリアス、でも魅力がある。 そんな1人の女性を巡る、軽く「クズ」な部分のある3人の男たち。 すごい事件が起きるわけでもなく、淡々とストーリが展開していき、4人の人間が交わっていきます。 淡々としたストーリー展開がつまらんわけでなく、登場人物の設定がつまらないわけでもなし。 それなのに、なぜか、「惜しいなぁ・・・」という読後感。 登場人物のキャラの輪郭がくっきりしていないからかなぁと思います。 メインの登場人物である恭子の性格描写は、もう少し奥行きが欲しかった気がします。 男性読者として読んでいて、ひきつけられる引力がやや弱いのです、この恭子さん。 この本に限って言えば、文庫になるまで待っても良いかと。(垣根さん、すいません。) 恭子の性格の内側にぐいっと踏み込んで、続編・・・といのがあれば、読みたいですね。 | ||||
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読んでませんので、何とも言えませんが。垣根さんなので間違えは無いと思います。読むのが楽しみなのですが。タイミングがなくて。。 | ||||
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著者の久々の新作に期待していたのだが、正直物足りなかった。一人の女性を巡って三人の男が登場する一見恋愛物語のような話なのだが、ストーリーは全体的には暗く、主人公の女性が何を考えているのか最後まで分からず、特に惹きつけられるようなところはなかった。 所々に登場する記憶を失った老人との絡みも中途半端で、老人の話と絡めるなら主人公の女性の過去にもう少し触れてほしかったと思う。また、登場人物が怒りを爆発させる場面もあるのだが、それも中途半端に終わってしまい、その気持ちに感情移入するのも難しかった。 著者の作品はほとんど読んでおり、好きな作品も多いので次回作に期待したい。 | ||||
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「ワイルドソウル」で垣根氏のファンになったが、去年出版された「ボーダーヒートアイランド4」同様、残念ながら期待はずれの作品。 ワイルドソウルの爽快なリベンジの印象が強く、垣根氏に毎回とんでもない結末を期待して過ぎてしまっているのかもしれないが。 初めて垣根氏の作品を読む方なら、暴力の描写・カーマニア・テンポの速さなど、ワクワクしながら一気に読める本と思われる。 | ||||
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