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さよなら、ベイビー
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さよなら、ベイビーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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読み始めると、止まりません。 すごく読みやすくて、あっという間に読み終わりました。 最後にはとんでもないどんでん返しが。 | ||||
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二十一歳の引きこもりの青年が突然赤ん坊の世話をするはめになるという物語です。 かつて曾野綾子氏に『二十一歳の父』(1963年)という名作がありました。身体に障害のある母親と赤子とそれを支える夫の物語でした。 本作の事情はそれとは異なり、まず赤ん坊を父子家庭の自宅に連れてきた父親が赤ん坊の素性に就いてくわしく説明しないままに急に亡くなってしまうところから騒ぎが始まります。 話として、謎が解けていく過程が興味深かったです。 | ||||
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おもしろいです 自分は文庫版から入ったのですが、きっかけは電車の待ち時間に駅の本屋に寄り物色しているとこの本を見つけ表紙に惹かれ手に取りました。 そこからは待ち時間ぎりぎりまで立ち読みをしていたことに気づき急いでレジへ それ以降も移動中や休憩など少しの時間でも本を読んでいました。 自分はあまり本は読まないのですがこの本の書き方、複線、章ごとのタイトルなどは2回目、3回目と読むうちにどんどん虜になっていました・・・! 主人公が成長する姿もよく書かれていて最後の話では泣きそうになってしまいました・・・ 本を読んでいない自分でも楽しめ、のめりこめるすばらしい作品だと思います。ぜひ読んでください | ||||
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ごめんなさい。全く期待していませんでした。 でも読み始めたら一気に読んでいました。 イメージは全く異なりますが、 湊かなえ著「告白」に似た文章構成だなーと 思いました。あちらの作品は読後何とも言えない 感情を抱きますが、こちらは全く逆の読後感になると思います。 | ||||
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構成が多少複雑だが、その分大変面白かった。ミステリーの醍醐味の一つは、最後の「あー、そっだたのか!」というカタルシスだが、この作品は、まさにそのカタルシスを味わわせてくれ、かつ、ほろりともさせてくれる。いいお話でした。 | ||||
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それぞれの伏線が交わった時へーそうきたかと思いました。ただわりと単純なストーリーでスルッと読めます。でもふたたび読み返す小説ではないか。 | ||||
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母を癌で亡くした、ひきこもりの青年が、ある日突然乳児のお世話をすることに。 見よう見まねで赤ん坊を育てるうちに、情が移っていく。それとともに自分自身の生きる力も湧いていく。 それだけならただの子育ての話だが、乳児を預かってきた父親が突然死に、誰の子かわからなくなった。他の登場人物達のの不妊治療、母子家庭などの話が入り乱れ、最後にどんでん返しがある。 甘酸っぱくさわやかだが、ちょっとしんみりする終わり方です。 | ||||
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ある日、ひきこもりの青年が、 赤ん坊の世話をすることになってしまう。 そこから始まるこの物語・・・。 読後は、温かい感情がわきあがります。 各章は、オムニバス形式でさまざまな人物についての事情が 語られ、ラストに向けて、自然にそれらがつながっていきます。 ミステリーといえば「事件」 それも、「犯罪事件」のように勝手に思いこんでいたわたし。(恥ずかしい!) たしかに事件(おおごとだ!)ではありますが、途中で語られるさまざまな感情は共感でき、 人間の温かさを感じる結末は、とても好きでした。 偶然、帰宅途中につけた車内のラジオで「最近オススメのミステリーはなんですか?」 との問いに、ゲストのミステリー小説を手掛けているらしい、編集者のような方があげた2冊のうちの 1冊でした。 ミステリーは奥が深いジャンルなんだなと知ることができました。 | ||||
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登場人物とその関係を、無理矢理こじつけてしまっている感じもするが、 特にベイビーの母親解明の瞬間など..白けてしまったが、 そんな問題は置いといても、メチャ面白い作品。 引きこもりとベイビーの組み合わせが、新鮮で痛快。 「さよならベイビー」と言うより「こんにちは赤ちゃん」かな? 買って損は無い作品です。 | ||||
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母親の死と、ある事実をきっかけに4年前からひきこもりとなった雅祥(まさよし)。ある日、彼の父親が知り合いから世話を頼まれて突然赤ん坊を連れてきたことによって、彼の生活は劇的な変化をとげることになった。 雅祥が苦労しながら赤ん坊の面倒を見る様子が楽しめた。赤ん坊の泣き声にイライラしたり、ちょっとした笑顔に癒されたり、子育てを経験したことがない雅祥の感情がリアルに描かれていたのがよかった。 メインストーリーとは別に、妊娠できずに不妊治療を行ったり、その一方で望まない妊娠をしてしまって中絶を考える、美佐、詩緒、松岡、成美の別ストーリーがあるのだが、最後はメインストーリーと見事に絡み合ってうまくまとめられていた。 物語の終わり方もよかったのだが、1ヶ月前までひきこもりだった雅祥が皮肉たっぷりに話す様子は別人のように感じられた。成長したのは分かるのだが、最後はちょっと駆け足だったような気がした。 | ||||
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母親の死と、ある事実をきっかけに4年前からひきこもりとなった雅祥(まさよし)。ある日、彼の父親が知り合いから世話を頼まれて突然赤ん坊を連れてきたことによって、彼の生活は劇的な変化をとげることになった。 雅祥が苦労しながら赤ん坊の面倒を見る様子が楽しめた。赤ん坊の泣き声にイライラしたり、ちょっとした笑顔に癒されたり、子育てを経験したことがない雅祥の感情がリアルに描かれていたのがよかった。 メインストーリーとは別に、妊娠できずに不妊治療を行ったり、その一方で望まない妊娠をしてしまって中絶を考える、美佐、詩緒、松岡、成美の別ストーリーがあるのだが、最後はメインストーリーと見事に絡み合ってうまくまとめられていた。 物語の終わり方もよかったのだが、1ヶ月前までひきこもりだった雅祥が皮肉たっぷりに話す様子は別人のように感じられた。成長したのは分かるのだが、最後はちょっと駆け足だったような気がした。 | ||||
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夜読み始めて途中で閉じることが出来ず一気に読みました。 決してドラマ化、漫画化出来ない内容で 久しぶりに本ならでは の面白さに拍手です。 読み終わったあと、登場人物の相関図を図に書いて整理したく なりました。お勧めです。内容を知らずに読んで欲しい作品です。 | ||||
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自分とは性別も年齢も環境も違う、一見ダメダメなひきこもりの「まあくん」なのだが、 その心情については読み進めるうちに共感を得るところが多かった 当初の彼の甘えたイメージは、まるでからくり箱を開けるようなストーリー展開と共に 少しずつ輪郭をはっきりとさせて行き、彼がそうならざるを得なかった悲しみや 彼本来の真摯な優しさ、純粋さに塗り替えられていく そしてまた彼の戸惑いや不器用な要領の悪さや依存心も「誰かに扶養される経験」を持つ者ならば どこかでわかってしまう痛みなのではないかと思う 後半、赤ん坊を護りながら街をさまよう彼の姿がいじらしく切なく、とても身近で手を差し伸べたく なる衝動にかられた エンディングに納得しながらも、運命や大人たちに翻弄された「まあくん」のその後の幸せを読みた かったのは自分だけなのだろうか? | ||||
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引き篭りの主人公青年が、他人の赤ん坊の世話を嫌々するハメになるのですが、 だんだん赤ん坊に情が移っていく様子が見事に描かれています。 表題にもある「さよなら」の場面ではホロリときました。 叙述トリックを用いた謎解きでもあり、一見バラバラに描写されていた出来事 が見事に最後一つになります。なかなか素晴らしい作品です。 | ||||
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楽しめました。笑いもあり、謎解きもあり、私は最後に少しホロリと泣かされてしまいました。 私自身の家庭には子供がいますので、ベイビーにからんだ描写もリアルで、なお笑えましたよ。 引きこもりのメンタリティーとか解らなかったので、登場人物を通して少しわかった様な気がして 新鮮でした。夜遅くに一気に読んじゃいました。いい作品だと思います。 | ||||
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