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だれもがポオを愛していた



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だれもがポオを愛していたの評価: 4.70/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

アイデアのみ

1985年に集英社から出版されたのが初出。
 著者は東大のアメリカ文学の先生で、もともとはフォークナーが専門。
 本書は文学の豊富な知識を生かして書かれた推理小説で、ポオの「アッシャー家の崩壊」や「ベレニス」などが下敷きになっている。ポオの使い方も上手だし、トリックも巧み。なにより、おどろおどろしい雰囲気がうまく出ていて、楽しく読める。
 しかし、謎と推理の部分は素晴らしいのだが、小説としての完成度が低すぎる。話の進め方が下手で、非常に読みにくい。特にラストで名探偵が謎解きをする場面にはイライラさせられる。
だれもがポオを愛していた (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:だれもがポオを愛していた (集英社文庫)より
4087495752

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