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プリンセス・トヨトミ



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【この小説が収録されている参考書籍】
プリンセス・トヨトミ
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

プリンセス・トヨトミの評価: 3.42/5点 レビュー 217件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全122件 1~20 1/7ページ
No.122:
(4pt)

本の内容は素晴らしい

本の内容は良かったのですが古本だったからか中身数十ページも黄色い汚れがついていて気持ち悪かったです。
表紙カバーにも茶色い粒がついていました。中古でも少し高いものにすると、きちんと管理されている出品者もいるのでそのような出品者から購入したいと思います。
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No.121:
(5pt)

大阪人なら一度は読むべき本

大阪に住んでいるなら誰もが知っているあんな駅やこんな場所が盛りだくさん。ほんとにこんな世界線があればどんなに面白いことかと微笑みがこぼれる。笑いあり涙あり。大阪人のツボを押さえた名作。
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No.120:
(5pt)

序盤のつかみが素晴らしい。あっという間に、話の中に引き込まれました。

大阪を舞台に繰り広げられる痛快無比、読みごたえ満点のエンターテインメント・伝奇小説。序盤のつかみが実に巧みで、第一章からこっち、ぐいぐいってな感じで、あっという間に作品の中に引き込まれていました。

会計検査院の三人──副長の松平、部下の鳥居、旭(あさひ)・ゲーンズブールのキャラクターと、彼らのやり取りが、実に面白い!
片や、大阪市立空堀(からほり)中学校の二人──真田大輔(さなだ だいすけ)、橋場茶子(はしば ちゃこ)をめぐる物語も、強い吸引力がありました。

登場人物が話す関西弁がまた、とてもいい感じなんだな。大阪という舞台だから当たり前なんだけど、彼らの話し言葉から、大阪の情緒、空気がふつふつと立ち上ってくるみたいで、魅了されました。

それと、章扉のイラスト(石居麻耶)の佇(たたず)まいが素敵で、とても好ましいものでしたね。
著者による「あとがきにかえて エッセイ〈なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪〉」も「おお。なるほどなあ。」って感じで良かったし。

読み始めたら止まらなくなっちゃった、大満足の一冊。読みごたえありましたよ!
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No.119:
(4pt)

二度目の購入

今回2回目の電子書籍購入です。前回はiPhoneで突然読めなくなったため今回こちらで再購入した。何で同じ本に2度も金払わなきゃならんのかと、理不尽に思っている。出版元の新潮社に抗議したが暖簾に腕押しレベルの対応をされて泣き寝入りする他なかった。また読みたいから仕方なく金払ったけど正直なんだかなーって気分!
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No.118:
(4pt)

水都大阪らしい母性と父性を感じる

友人に勧められて『鴨川ホルモー』から読み始めて手に取りました。
万城目さんの近畿地方にちなんだ作品の中ではこれが一番好きになりました。
大阪の男性たちの熱い想いをしっかりと抱きしめる女性たちの想い。素敵な関係だと思います。
水は女性性の象徴にもよく用いられますが、情に厚い水都大阪の人々の想いをよく表現されていたように思います。
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No.117:
(5pt)

城が燃え、地下構造物が明らかになる。大阪の秘密。

大阪城が燃えているように赤ライトで姿を浮かび上がらせるのは、革命への蜂起を推進する装置としてインパクト抜群。実際街の中心にある城が燃えるのは、熊本城や首里城が損傷したことに地元が大きく動揺する姿を見ても本当に一大事だ。
徳川に敗れた豊臣家子孫が大坂の人々に守られ続けているはロマンです。ブラタモリで取り上げてほしいです。
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No.116:
(4pt)

ほのぼの

昨年末、大阪に観光で行き、心斎橋、道頓堀、難波近辺を歩き、楽しかったのですが、次の機会は、空堀商店街に行って、長浜ビルを探したい。
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No.115:
(4pt)

登場人物が魅力的。歴史嫌いの方も大丈夫。

以前から書店で見かけててはいましたが、歴史物もあまり好きではないので、タイトルで敬遠し手にとる事がありませんでした。でも、今回レビューを読んで、試しに読んでみたら思っていた以上に面白かったです。特に登場人物が魅力的で、読みながら人物が目に浮かびました。続編も出て欲しいと思いました。
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No.114:
(5pt)

登場人物が魅力的

大阪は詳しくありませんが、それでも引き込まれるように読みました。
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No.113:
(5pt)

大阪国が本当に存在していそうな気がしてきます

先に映画を見ていました。映画製作当時、地元大阪でエキストラを大々的に募集し、彼らのおかげで撮影は大盛り上がりだったという記事を見たことがあり、いかにも大阪人らしいなと思いました。2011年上映の映画ですが、内容は大雑把な記憶しか残っていません(汗)。悪くはなかったのですが、万城目氏作品は全般に原作の方が詳細に描かれていておもしろいと感じます。個人的には、「鴨川ホルモー」「偉大なるしゅららぼん」よりもこちらの方がよかったです。「ホルモー」や「しゅららぼん」もおもしろいのですが、あまりにもありえない設定で話がぶっ飛びすぎていて、苦笑半分白けてしまう部分があるのですが、この「プリンセス・トヨトミ」は、たとえば会計検査院や大阪の人々など、土台となるバックグラウンドに現実感があり、しっかりしていると感じました。より密度が高く、小説としては充実していると思います。

自分は京都で生まれて育ち、今は大阪在住の方が長くなった者ですが、大阪人でこの作品が嫌いな人はいないと思います。独立するということはありえないですが、実は独立しているような気持ちで暮らしている人は多いような気がします(笑)。大阪人の大阪愛は絶対です。これは、内心では京都が日本で一番と思っている京都人のプライド高い京都愛とはまたちょっと種類が違います。もっとベタな愛情というか。
プリンセスが、自分がプリンセスだと知らないのもいいですね。それも、プリンセスのイメージとは程遠い、バリバリ大阪弁のボーイッシュな女の子だというのも。将来はめっちゃ強気なかわいい大阪のおばちゃんになりそう(笑)。

特にいいなと思ったのは、みんなで大阪国を守っているがゆえに、やくざも、警察も、エリート商社マンも、普通のそのへんのおっちゃんも、強固な仲間意識が底にあって、これなら、心底から相手を憎んだり、殺伐とした争いをしようがない、ということでした。それは終わりに近い部分で、怖いやくざ組長と学校の先生のやり取りにも現れていて、実は善人のやくざの親分の腰の低さが妙におかしいです。  
ネタばれになるのであまり書けませんが、最初は男ばかりで不公平と思いましたが、女性にも公平なオチでしたね。さすが万城目さん、ちゃんと考えていました。

万城目さんご本人のあとがきも楽しいです。万城目さんは大阪城の外堀からすぐのところにある小学校に通い、お話の舞台となった空堀商店街から10分くらいのところで育ったそうです。だから、大阪の街や地元の人々が生き生きと描かれているのでしょう。つい先日、どうしてもロケ地を見たくなって行ってしまいました。そして商店街の中のお好み焼き屋さんでお好みを食べました(笑)。ただしこの店は「プリンセス・トヨトミ」ではなく、「鹿男あをによし」で綾瀬はるかさんと玉木宏さんの食事シーンを撮影した店だそうです。映画も再度見てみたくなりました。地下に、”本当の”大坂城がありそうな気がしてきます。
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No.112:
(5pt)

万城目ワールドというだけあって、こんな展開になる?

万城目ワールドというだけあって、こんな展開になる?といったところと、妙に説得力があるところが面白い。大阪城を見るたびに思い出すプリンセス・トヨトミから、著者の全著作を読みはじめた。
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No.111:
(4pt)

作者の大阪空堀への愛が伝わる大作

万城目さんの京都、奈良、大阪3部作(?)の完結編とも言える、大作。
万城目さんは大阪城に近い空堀商店街近辺が出身らしく、随所に地元愛が溢れ出ている。
「大阪国」を巡る幾十にも張り巡らされたプロットは見事。特に会計監査院、お好み焼きの「太閤」、地元の中学の3者をぐるぐると緻密に関係させるストーリーは圧巻と言える。またラストで明かされる真実も、本格的なミステリーSFのレベルとなっている。
ただ、後半以降の「大阪国」の緊急事態についての設定が、やや現実離れしすぎているのと、作者が説明しすぎる、笑いも含めてしつこく書きすぎるきらいがあり、そのあたりが受け入れられない人はいるかもと思う。
ユーモアと笑いにふりすぎている感はあるが、本作は万城目氏の傑作と言える。
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No.110:
(5pt)

楽しかった。

物凄く面白かったです!万城目さんの小説は最高!!ありがとうございました。
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No.109:
(5pt)

ココロのカイケン

地方政府勤めの小職にとって会計検査院(カイケン)は災害級に怖いところ。

小説を楽しむというより、カイケンの考え方や見方を知りたくて,読み始める。

小説の楽しみは、認識を深めること、というらしいけど、

この小説の楽しみは、ベタな言い方をすれば、ココロのカイケン。

大阪の男らが何故、守ろうとしたのか。そして、それをばっさりと切り捨てるコメント。

読みすすめていくと,認識が深まり、ドンドン面白くなっていく。
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No.108:
(5pt)

非大阪人で大阪に住んだことのある人に

よくこんな発想をし、それをここまで押し切った、いや、書き切ったものだと思います。作者の発想力と筆力に★を10個つけたいほどです。
作者について予備知識のないまま読んだ私は、最初、東京出身の人だと思ってしまいました。というのは、私自身、かつて東京から大阪に転勤した際、大阪の人たちから「大阪は」「関西は」をしきりに言われ、東京と比較され、「東京と同じやり方をするな」と言われたからです。でも、私は東京から行ったものの、東京の人ではありません。これまで国内数カ所に転勤しましたが、こんなに「ここでは」を強調し、「東京とは違う」と主張し、しかもその度合いが均質な人たちがいる地域はありませんでした。おそらく作者も大阪で同じような経験をして、だからこういう大阪ならではの設定を考えたのかな、と思ってしまったのです。あの「大阪の人たち」なら、こういうことがあってもおかしくないなあと、懐かしさを感じながらページを繰りました。ですからこの本は、私のように非大阪人で、かつ大阪居住経験のある人にこそおすすめです。
残念ながら近年の大阪は「大阪濃度」が下がっているらしいです。ほんとうならもったいない。ぜひあの「大阪らしさ」「アンチ東京」を失わず、親子代々行く末までも密かにプリンセスを守り続ける、そういう存在であってほしいです。
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No.107:
(5pt)

大阪の歴史的背景と会計検査院の仕事がうまくまとめられていて面白かったです。

自分以外の人間が全員グルで,自分をある方向に導くためだけに動いているという妄想を子供の頃にもったことがあります。

この本を読んでその記憶を思い出しました。

大阪国民が一丸となって豊臣家の末裔である一人の少女を見守るが,少女自身は生涯そのことを知らないという話です。

大阪の歴史的背景と会計検査院の仕事がうまくまとめられていて面白かったです。
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No.106:
(5pt)

意外な展開の中で壮大さを感じる作品

当方は関東人ですが、大阪の日常文化が垣間見えるのが興味深かったです。そうした細やかな日常描写の一方、物語の柱となる壮大な陰謀が急に現れ、スリリング&スピーディーな展開となります。万城目作品は良作揃いですが、こちらも間違いないと思います。
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No.105:
(5pt)

豆腐屋のラッパのオーケストラ

全く何の予備知識もなく読んでみたら、想像を絶する面白さでした。以前から会計監査院って何やってるんだろなぁ~と思ってた自分には最初から世界観に引き込まれ、電車の中で吹き出しそうになりながら、すごいスピードで読み切りました。
振り返れば、豆腐屋のラッパで奏でられた壮大なる大阪の讃歌のような気がする。
決してピアノとかバイオリンでない
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No.104:
(5pt)

荒唐無稽なのに普遍的

めちゃくちゃ面白くて、突拍子もなくて、しかもほろりといい話です。 坊主頭でセーラー服のぽっちゃり男子(女子?)があんなにカッコいい! 心の美しさはすべてに勝るのですねぇ…。
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No.103:
(5pt)

ままこ

子供にと。映画を観て読んでみたくなったようで
購入しました。また、なにかありましたらよろしくです!
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