虐殺器官

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評判

虐殺器官の評価:

4.03/5点 レビュー 369件。 B ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全747件 101〜120 6/38ページ
No.647
(1pt)

読者を楽しませる気が感じられない

精巧に作り込まれた世界観から、著者の「面白い物を書こう」という気概はとても感じるのですが、残念ながら「読者を楽しませよう」という気はあまり感じられませんでした。

前述の通り世界観はかなり作り込まれているのですが、そのためかとにかく説明が多いのです。
説明の後でようやく話が動いて、これからどうなる?というところで、また説明、説明、説明…でうんざりしてきます。
もっと噛み砕いた表現で、台詞などを利用して補完出来なかったものかと思います。

そして個人的に一番辛かったのは、主人公がマザコンだというところ。
ネタバレになりますが、最後はそのマザコンが引き金となって、とんでもないことをしでかします。

内容的にも、アニメ映画にもなっているということから、恐らく若者向けなのでしょうね。
私のような中年の読み物ではないと感じました。

セールだったので一緒にハーモニーも買ってしまったのですが、正直読むのを躊躇します…。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.646
(4pt)

目に見える、形であることが全てではない

描かれていないからこそ見えるものがある。
触れられている故にそれそのものは本質ではないことであり、
触れられていないからこそ今いる私たちは触れていて、
そしてそれは今も行われている行為であるということ。
 
この物語に登場する多くの用語や過去の人物、言葉は
この物語の内側にあるテーマの輪郭をもっともにするためのスポットライトでしかないことを
この作品に苦言する人もそうでない人も知らないままでいる。
「虐殺の文法がなんなのか結局わからないからダメ」と言っている人ほど、
実は虐殺の文法に日常的に触れていることを知らないまま生きていて、
「この物語はただの語り直しで適当なものだ」と言っている人ほど、
自分の中にある平和だけを全てとして生きていたいと言っているようなもので。
 
それこそ「自分の信じるものこそが崇高であり、他のすべてを許さない」という人ほど
この本の中にある「虐殺の文法」に感染し、今ここに低評価レビューとして稚拙な言葉で暴力を連ね、
自分の中にある「平和な世界」だけしか知らないように生きている。
 
この作品は、如実に世界のありふれた日常、暴力を丁寧に映している。
 


星4にした理由として、この作品からなる伊藤計劃シリーズは
ひとつひとつが独立こそしているものの「未完」である。
第3部「屍者の帝国」のプロローグを書いて彼はこの世を去った。
そしてすべての作品はひとつの時系列でつながっている。

「虐殺器官」で言葉と命を知り、
「ハーモニー」で人と心を知った。
「屍者の帝国」で魂と言葉を語る予定だったのならば、
ひとつも描かれなかった、名前すらない最終作で3作をまとめた「完結作」を描きたかったのだろう。
ハーモニー後の人格や心が失われた世界で、魂と言葉を以て
世界を再生、解放する物語が描かれるのではないかと私は思っている。
そしてそれらは永久に語られることはないことも、もう私たちは知っている。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.645
(4pt)

目に見える、形であることが全てではない

描かれていないからこそ見えるものがある。
触れられている故にそれそのものは本質ではないことであり、
触れられていないからこそ今いる私たちは触れていて、
そしてそれは今も行われている行為であるということ。
 
この物語に登場する多くの用語や過去の人物、言葉は
この物語の内側にあるテーマの輪郭をもっともにするためのスポットライトでしかないことを
この作品に苦言する人もそうでない人も知らないままでいる。
「虐殺の文法がなんなのか結局わからないからダメ」と言っている人ほど、
実は虐殺の文法に日常的に触れていることを知らないまま生きていて、
「この物語はただの語り直しで適当なものだ」と言っている人ほど、
自分の中にある平和だけを全てとして生きていたいと言っているようなもので。
 
それこそ「自分の信じるものこそが崇高であり、他のすべてを許さない」という人ほど
この本の中にある「虐殺の文法」に感染し、今ここに低評価レビューとして稚拙な言葉で暴力を連ね、
自分の中にある「平和な世界」だけしか知らないように生きている。
 
この作品は、如実に世界のありふれた日常、暴力を丁寧に映している。
 


星4にした理由として、この作品からなる伊藤計劃シリーズは
ひとつひとつが独立こそしているものの「未完」である。
第3部「屍者の帝国」のプロローグを書いて彼はこの世を去った。
そしてすべての作品はひとつの時系列でつながっている。

「虐殺器官」で言葉と命を知り、
「ハーモニー」で人と心を知った。
「屍者の帝国」で魂と言葉を語る予定だったのならば、
ひとつも描かれなかった、名前すらない最終作で3作をまとめた「完結作」を描きたかったのだろう。
ハーモニー後の人格や心が失われた世界で、魂と言葉を以て
世界を再生、解放する物語が描かれるのではないかと私は思っている。
そしてそれらは永久に語られることはないことも、もう私たちは知っている。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.644
(5pt)

忘れないぞ

文章の集中力が、物語の最初から最後まで均一で美しい。もっと作品を作ってほしかった。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.643
(5pt)

忘れないぞ

文章の集中力が、物語の最初から最後まで均一で美しい。もっと作品を作ってほしかった。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.642
(5pt)

おもろい

おもろい
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.641
(5pt)

配送日までに届きました

特に問題なく届きました
ありがとうございます
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.640
(5pt)

おもろい

おもろい
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.639
(5pt)

配送日までに届きました

特に問題なく届きました
ありがとうございます
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.638
(5pt)

初めて読んだ伊藤計劃作品

作業中、spotifyでEGOISTを流しているときに気になる曲があったので調べてみるとこの作品のアニメ映画の主題歌であることが判明。アニメを借りに行くのも面倒だったので原作をkindleに落とし、読んでみることに。古めの読みにくいSFに比べたら読みやすいが、どちらかというと読みにくい部類に入ると思う。ただ、自分をこの作者の他の本も読んでみようと思わせるだけの魅力はある。だから、作者の死が本当に悔やまれる。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.637
(5pt)

初めて読んだ伊藤計劃作品

作業中、spotifyでEGOISTを流しているときに気になる曲があったので調べてみるとこの作品のアニメ映画の主題歌であることが判明。アニメを借りに行くのも面倒だったので原作をkindleに落とし、読んでみることに。古めの読みにくいSFに比べたら読みやすいが、どちらかというと読みにくい部類に入ると思う。ただ、自分をこの作者の他の本も読んでみようと思わせるだけの魅力はある。だから、作者の死が本当に悔やまれる。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.636
(5pt)

A very good online shopping experience

I bought this product as a gift for my son who is learning Japanese. His feedback is five star for the book. I am very satisfied with the order issue and the speedy delivery.
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.635
(5pt)

A very good online shopping experience

I bought this product as a gift for my son who is learning Japanese. His feedback is five star for the book. I am very satisfied with the order issue and the speedy delivery.
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.634
(5pt)

良き

サイコパスを見てSF小説を知り、多少sfに手を出した程度ですが伊藤計劃を超える作家に出会えてないです。
まあまだまだ経験値が少ない、手にしたsf小説の数が少ないので確かなことではないのですが。
伊藤計劃の本は他にハーモニーがありますが個人的にはそちらの方が好きですね。この本を読んで面白いと思えたならハーモニーにも手を出して欲しいです。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.633
(5pt)

良き

サイコパスを見てSF小説を知り、多少sfに手を出した程度ですが伊藤計劃を超える作家に出会えてないです。
まあまだまだ経験値が少ない、手にしたsf小説の数が少ないので確かなことではないのですが。
伊藤計劃の本は他にハーモニーがありますが個人的にはそちらの方が好きですね。この本を読んで面白いと思えたならハーモニーにも手を出して欲しいです。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.632
(4pt)

エグいとこ突いてくる

そこまでハードなSFではないが、紛争について深く考えさせられる。10年以上前の作品だけど、今読んだ方が内容に衝撃受けるかなと。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.631
(4pt)

エグいとこ突いてくる

そこまでハードなSFではないが、紛争について深く考えさせられる。10年以上前の作品だけど、今読んだ方が内容に衝撃受けるかなと。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.630
(4pt)

これを中二病と表現するのはあまりにも稚拙

近未来SF小説でありながら哲学・宗教的な面がかなり強い。
SFといえばかなりメカニックな世界観が描かれがちだが実際は皆が夢見るような技術はあと数百年は得られないと思うのでこの作品はリアルで良い。
心理学や脳に関する研究を記した書籍等読んでみるとこの小説のように、人間の脳だけは永遠に未知の領域、という結論に辿り着くのは必然なのかも、と思う。
かなり回りくどい文体が目立つが人類が今一度、世界とは何か、自分とは、命とはなんなのかを見つめ直す機会をくれる素晴らしいSF小説だ。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.629
(4pt)

これを中二病と表現するのはあまりにも稚拙

近未来SF小説でありながら哲学・宗教的な面がかなり強い。
SFといえばかなりメカニックな世界観が描かれがちだが実際は皆が夢見るような技術はあと数百年は得られないと思うのでこの作品はリアルで良い。
心理学や脳に関する研究を記した書籍等読んでみるとこの小説のように、人間の脳だけは永遠に未知の領域、という結論に辿り着くのは必然なのかも、と思う。
かなり回りくどい文体が目立つが人類が今一度、世界とは何か、自分とは、命とはなんなのかを見つめ直す機会をくれる素晴らしいSF小説だ。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.628
(5pt)

物語ることと虐殺器官

※ネタバレ注意
ぜひ読んでほしいです。初めて読んでから10年も経ちますが、読み返す度に新しい発見がある作品です。

この物語の最後の仕掛けはエピローグまで読んで初めてわかる。

主人公のクラヴィスは虐殺器官とジョン・ポールについてアメリカ議会で長く長く証言することになる。

「公聴会の記録にアクセスした人々の、まぶたのない耳に入りこんでいった。」
とあるように、その後はアメリカ全土で内戦が始まる。

読者は物語の外にいるけれど、これが虐殺器官を誘発する文法が含まれていることに気がつく。これが最後の仕掛けです。

なぜ物語るのか、なぜ小説で物語るのか。
そういったことも考えさせられる作品です。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841