虐殺器官

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虐殺器官の評価:

4.03/5点 レビュー 369件。 B ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全747件 201〜220 11/38ページ
No.547
(3pt)

日本のアニメ好きな人に向けたファンサービス

テロというより青臭いプロパガンダアニメを読んでいる感覚。アニメ好きな方達が好きそうな都合の良い外人キャラ設定に途中で飽きて最後まで読むのが辛い。
そもそもアニメ向きなのでしょうね。小説というよりアニメのノベライズを読んでいるような感覚。タイトルに惹かれ手に取りましたがライトノベルには見受けられない小難しい言葉を無理に詰め込んで煙に巻かれているようで「だから結局、何が言いたいねん」ってなる。要は内容やキャラクターはライトノベルとあまり変わらない。
『メタルギアソリッド』好きな人はハマるんでしょうね。これ以上でもこれ以下でもない。
つまり、出版社が売りたいからメディアミックスしたのでしょうね。アニメやゲーム好きな人には刺さり、それ以外には刺さらないということ。
日本のアニメ好きな人に向けたファンサービスとしては成功しているのではないでしょうか。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.546
(5pt)

夢物語では決してない痛々しいまでのリアリティ

かつてSFマニアだった私としては、最近のSF界に全く暗かったのは痛恨。伊藤計劃の本がハヤカワ文庫にしては珍しく良く本屋に並んでるな、と思ったら、何と劇場公開アニメ化されるプロジェクトがあったのだ。それも3作品。で、デビュー作のこの作品がトリで今春公開らしい。
 衝撃的なデビューを遂げながらその時点で既に闘病生活中だった天才作家。そしてわずかな傑作を残して3年後には夭折。残された作品をアニメ化するプロジェクトが立ち上がるも、デビュー作をアニメ化する予定の制作会社が倒産。が、何とかその後を引き継いで公開にこぎ着けるとは、あまりにも劇的。
 さて読んでみた感想は、まず非常に読み易かった、と言うもので、とりわけアニメオタク世代にはすんなり受け入れられるのではなかろうか。内容はハードだし、実写にしたら目を背けたくなるような描写も頻発するけれど、決して読むのに難渋する所はなく、確かな筆力を感じた。難解な内容を難しく書くのはただの素人だ。
 9.11以降の覇権国家アメリカに抵抗するテロと言う現在進行形のテーマに真っ正面から取り組んだ内容で、近未来SFと言う形を取っているが、夢物語では決してない痛々しいまでのリアリティが迸り、スパイ小説的に評価されてミステリの賞まで受賞したのもうなずける。アメリカが代表する先進国の豊かさは、発展途上国を犠牲にして成立しているのではないか、と言う今日的な疑問にノーと言える人はいないだろう。現代日本に暮らし平和で豊かな生活を享受している私達は、発展途上国の貧困やそれに起因する内戦状態を遠い外国の話と思い、決して根源的に関わろうとはしない。もしかしたら、第三世界で多くの人間が貧困で苦しみ内線で互いに殺し合っている事態は、先進国の繁栄にとっては望ましいのではないか、と言う人道にもとる考えを極秘裏に実行しているアメリカ、と言うのが本書のテーマの一つである。そしてラストで主人公はまるで復讐するかのように、アメリカを内戦状態に陥れてしまう。
「虐殺機関」でなく「虐殺器官」なのがSF的アイディア。ヒットラーや、ポルポトなどの例に見るまでもなく大量虐殺の歴史を繰り返して来た人類は、虐殺を良しとする遺伝子を受け継いでおり、それを発動させてやれば自らは手を汚さなくても互いに殺し合いを演じ始める、と言う恐怖のテロリストを追う、アメリカ軍特殊暗殺部隊に属する主人公。仲間も含めて死屍累々の末に標的を捕縛するが、実はこのテロリスト、アメリカが自国の繁栄を守るために仕立てた刺客であったと言うオチ。
 完璧ネタバレで申し訳ないが、近未来でなく現在進行中なんじゃないかと思わせる迫真の傑作だ。非常に読後感は重く考えさせるものだったが、解説で触れられていた作者の最期に関する母親の話に私は涙した。とても近い身内で、ガンとの闘病の末亡くなった者が何人かいるので。伊藤計劃が描いた悪夢のような世界に、今私たちは生きているのである。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.545
(5pt)

夢物語では決してない痛々しいまでのリアリティ

かつてSFマニアだった私としては、最近のSF界に全く暗かったのは痛恨。伊藤計劃の本がハヤカワ文庫にしては珍しく良く本屋に並んでるな、と思ったら、何と劇場公開アニメ化されるプロジェクトがあったのだ。それも3作品。で、デビュー作のこの作品がトリで今春公開らしい。
 衝撃的なデビューを遂げながらその時点で既に闘病生活中だった天才作家。そしてわずかな傑作を残して3年後には夭折。残された作品をアニメ化するプロジェクトが立ち上がるも、デビュー作をアニメ化する予定の制作会社が倒産。が、何とかその後を引き継いで公開にこぎ着けるとは、あまりにも劇的。
 さて読んでみた感想は、まず非常に読み易かった、と言うもので、とりわけアニメオタク世代にはすんなり受け入れられるのではなかろうか。内容はハードだし、実写にしたら目を背けたくなるような描写も頻発するけれど、決して読むのに難渋する所はなく、確かな筆力を感じた。難解な内容を難しく書くのはただの素人だ。
 9.11以降の覇権国家アメリカに抵抗するテロと言う現在進行形のテーマに真っ正面から取り組んだ内容で、近未来SFと言う形を取っているが、夢物語では決してない痛々しいまでのリアリティが迸り、スパイ小説的に評価されてミステリの賞まで受賞したのもうなずける。アメリカが代表する先進国の豊かさは、発展途上国を犠牲にして成立しているのではないか、と言う今日的な疑問にノーと言える人はいないだろう。現代日本に暮らし平和で豊かな生活を享受している私達は、発展途上国の貧困やそれに起因する内戦状態を遠い外国の話と思い、決して根源的に関わろうとはしない。もしかしたら、第三世界で多くの人間が貧困で苦しみ内線で互いに殺し合っている事態は、先進国の繁栄にとっては望ましいのではないか、と言う人道にもとる考えを極秘裏に実行しているアメリカ、と言うのが本書のテーマの一つである。そしてラストで主人公はまるで復讐するかのように、アメリカを内戦状態に陥れてしまう。
「虐殺機関」でなく「虐殺器官」なのがSF的アイディア。ヒットラーや、ポルポトなどの例に見るまでもなく大量虐殺の歴史を繰り返して来た人類は、虐殺を良しとする遺伝子を受け継いでおり、それを発動させてやれば自らは手を汚さなくても互いに殺し合いを演じ始める、と言う恐怖のテロリストを追う、アメリカ軍特殊暗殺部隊に属する主人公。仲間も含めて死屍累々の末に標的を捕縛するが、実はこのテロリスト、アメリカが自国の繁栄を守るために仕立てた刺客であったと言うオチ。
 完璧ネタバレで申し訳ないが、近未来でなく現在進行中なんじゃないかと思わせる迫真の傑作だ。非常に読後感は重く考えさせるものだったが、解説で触れられていた作者の最期に関する母親の話に私は涙した。とても近い身内で、ガンとの闘病の末亡くなった者が何人かいるので。伊藤計劃が描いた悪夢のような世界に、今私たちは生きているのである。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.544
(3pt)

これを映画化したんですね。。。。

本当に有りそうな近未来。テロがトラウマになった世界で
虐殺を引き起こす男とそれを追う暗殺者。
の話しで設定やアイデアは凄いと思うが、展開がゆっくりで
虐殺、暗殺なので話が暗い。SF好きが好きそうな書きっぷり。
個人的にはいい読後感ではないかな。SFでもやっぱり楽しい
のが好き。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.543
(3pt)

これを映画化したんですね。。。。

本当に有りそうな近未来。テロがトラウマになった世界で
虐殺を引き起こす男とそれを追う暗殺者。
の話しで設定やアイデアは凄いと思うが、展開がゆっくりで
虐殺、暗殺なので話が暗い。SF好きが好きそうな書きっぷり。
個人的にはいい読後感ではないかな。SFでもやっぱり楽しい
のが好き。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.542
(3pt)

アイデアは面白い

人間という生物に秘められた虐殺器官と、そのトリガーについてのアイデアは非常に楽しめた。ただ、黒幕と最終的主人公の動機が非常に在り来たりで残念だった。また、一つの状況に対する比喩的表現がしつこいのと、ミリタリー用語の多様が幼稚に感じてしまった。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.541
(3pt)

アイデアは面白い

人間という生物に秘められた虐殺器官と、そのトリガーについてのアイデアは非常に楽しめた。ただ、黒幕と最終的主人公の動機が非常に在り来たりで残念だった。また、一つの状況に対する比喩的表現がしつこいのと、ミリタリー用語の多様が幼稚に感じてしまった。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.540
(5pt)

21世紀の博士の異常な愛情 (ネタバレあり)

自分を僕と呼称するナイーブでロマンチックなアメリカ軍の特殊工作員が良心にさいなまれながら暗殺を続けていき、虐殺を生み出す男にたどり着く、そしてその先に待っていたのは、博士の異常な愛情のような破壊的終末。すべての虐殺は善意をもって行われる。21世紀初頭の世界の混沌と混乱に何か共通の原因があって欲しいと願うところをうまくSFに昇華している。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.539
(5pt)

21世紀の博士の異常な愛情 (ネタバレあり)

自分を僕と呼称するナイーブでロマンチックなアメリカ軍の特殊工作員が良心にさいなまれながら暗殺を続けていき、虐殺を生み出す男にたどり着く、そしてその先に待っていたのは、博士の異常な愛情のような破壊的終末。すべての虐殺は善意をもって行われる。21世紀初頭の世界の混沌と混乱に何か共通の原因があって欲しいと願うところをうまくSFに昇華している。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.538
(5pt)

ハーモニーと対です

ロシアで子どもが大勢自殺するという事件がありましたが、そういうことも踏まえると決してありえない話ではないと思えます。ただ、これはハーモニー書くために書いたのではないかと個人的には思います。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.537
(5pt)

ハーモニーと対です

ロシアで子どもが大勢自殺するという事件がありましたが、そういうことも踏まえると決してありえない話ではないと思えます。ただ、これはハーモニー書くために書いたのではないかと個人的には思います。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.536
(2pt)

過大評価

いかんせん過大評価すぎた.
作中にちりばめられている科学的設定は雑学レベルに毛が生えたようなものだし,主人公や目的の人物の動機付けは弱い.
エンターテイメントとしては星3つでもいいかもしれないが,SF関連の評論家や一般読者のレビューがあまりにも絶賛しすぎで読後はがっかり感が強調されてしまった.
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.535
(2pt)

過大評価

いかんせん過大評価すぎた.
作中にちりばめられている科学的設定は雑学レベルに毛が生えたようなものだし,主人公や目的の人物の動機付けは弱い.
エンターテイメントとしては星3つでもいいかもしれないが,SF関連の評論家や一般読者のレビューがあまりにも絶賛しすぎで読後はがっかり感が強調されてしまった.
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.534
(1pt)

とてもとても浅い内容

物語を通じて何を柱としたいのか?であったり、各キャラクターの設定が明確でない。不必要に繰り返される共感の持てない心理描写を流し読みしているうちに、不完全燃焼の中で読み終わった感じです。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.533
(1pt)

とてもとても浅い内容

物語を通じて何を柱としたいのか?であったり、各キャラクターの設定が明確でない。不必要に繰り返される共感の持てない心理描写を流し読みしているうちに、不完全燃焼の中で読み終わった感じです。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.532
(5pt)

凄いSF

既存の日本の作家たちの甘ったるい倫理観にウンザリしていた私にとっては素晴らしい作品だった。
ただし映像化に向いているかと言えばそうでもないんじゃないだろうか?
著者の夭折が悔やまれる傑作。

なんだか他の人のレビューの評価が異常に低いので追伸する。

説明文が多いのは悪いことだろうか?
そもそも世の中というのは軍事的な知識に詳しい人の方が珍しいのである。
ほとんどの人は銃器なんか触った事もないし、軍隊組織のヒエラルキーも知らない。
例えば少将と少尉と少佐の違いを説明できる人が何%いるのか?
ツーマンセルとかフォーマンセルとか言っても意味が解からないのが普通の日本人である。
そこを説明しないで勝手に時間を進めるのなら作者の方がおかしいだろう。
本書はそういうところを丁寧に説明している良書である。

また本書は軍隊の最先端で活動する個人を主人公にしているので
自分を王様だと仮定してゲームを進める将棋やチェスの様な快感は全く無い。
しかし現実社会の中ではほとんどの人が歩駒やポーンなのである。

だいたいSFマニアという連中は「他人が褒めている物なら何でも貶す」というひねくれた人生を生きている人たちなのだが
このレビュー欄には特にその傾向がある。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.531
(5pt)

凄いSF

既存の日本の作家たちの甘ったるい倫理観にウンザリしていた私にとっては素晴らしい作品だった。
ただし映像化に向いているかと言えばそうでもないんじゃないだろうか?
著者の夭折が悔やまれる傑作。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.530
(5pt)

読み返して震えた

2007年の時点でこの物語を書いた筆者は天才だと、発売数年後に読んだ時に思ったのを覚えています。
しかし2017年の今読み返すと、発売当時とはまた違った驚きがあり、まるで予言の書を読んでいるかのような気持ちになります。アラブの春以降の、内戦とテロが絶えない今の世界を見ている私たちだからこそこの物語の真の価値が分かるはず。十年前にこれを書いた筆者は正に天才です。
映画版は本作のダイジェストのようになってしまっていたので、ぜひ映画を見た人は原作を読んでみて欲しい。傑作です。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.529
(5pt)

読み返して震えた

2007年の時点でこの物語を書いた筆者は天才だと、発売数年後に読んだ時に思ったのを覚えています。
しかし2017年の今読み返すと、発売当時とはまた違った驚きがあり、まるで予言の書を読んでいるかのような気持ちになります。アラブの春以降の、内戦とテロが絶えない今の世界を見ている私たちだからこそこの物語の真の価値が分かるはず。十年前にこれを書いた筆者は正に天才です。
映画版は本作のダイジェストのようになってしまっていたので、ぜひ映画を見た人は原作を読んでみて欲しい。傑作です。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.528
(5pt)

(MGS5+MGS4)/2

(MGS5+MGS4)/2
お互い影響を受けていただけあって非常に内容が酷似している。
メタルギアファンは読むべきだし、これを読んで気に入った人はメタルギアをやるべきだと思う。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841