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ハメット



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【この小説が収録されている参考書籍】
ハメット (角川文庫 (6039))
ハメット (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ハメットの評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ハメットの熱烈なファンは愉しいかも

ハードボイルド作家ダシール・ハメットを主役に据えたミステリ。ピンカートン探偵事務所を辞め、作家に転身した頃のお話し(もちろんフィクション)。

元同僚の悲惨な死に責任を感じたハメットは、真相を探るべく、ピンカートン探偵事務所の探偵たちの力を借りて、腐敗した街に切り込んでいく。暴力沙汰あり、怪しげな美女?あり、孤高のプライドを垣間見せるシーンありと、まんまハードボイルドのフォーマットである。ハメットの人間的な弱さもありながら、いざとなったらルール無用のストイックさを発揮するのざ良い。

物語は、次々に登場人物たちが、命を落としていくという派手な展開。捜査を進めると、事件の裏の入り組んだ犯罪と利権の構造が浮かび上がる。事件の真の黒幕は、予想外ではあるか..,。

ハメットの作品を読み込んでいるなら、愉しめるワードが散りばめられているように思う。残念ながら、その域に達していないため、ミステリとしての面白さのみで評価してしまった。そこそこ、面白い、というところだろうか。
ハメット (角川文庫 (6039))Amazon書評・レビュー:ハメット (角川文庫 (6039))より
4042530052

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