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1974 ジョーカー
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1974 ジョーカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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[tokyo year zero][occupied city] に較べると冗長な印象でした。英語で読むのは厳しかったと思うので和訳にして良かった。東京三部作の三作目「tokyo redux]に期待します。 | ||||
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新聞記者エディーが猟奇殺人事件を追って破滅してゆく、 といったストーリー。どうもトマス・ハリスの影響でしょうか、 こういう猟奇的な殺人事件が起こるとどうしても犯人の 心の闇が解き明かされることを期待してしまうのですが、 そのような類のものは殆どありません。筋立ても描写力も 一貫性に欠けており、エディーも粗野粗暴で滅茶苦茶をやりつづけ、女性にはもてても根が粗暴なので関係がうまくいかずに 荒れまくり、大量飲酒の後、また起き上がって事件に立ち向かう、 というような流れで話が進んでいきます。 ただ筋は滅茶苦茶でもラストは一応まとまって破綻が避けられて いるし、なにより作品にエネルギーを感じます。エディーの狂奔ぶり、エディーと全く心が通じていないようにみえる、善良な市民そのものの エディーの母親や親戚、殴られて逆上するエディーのガールフレンドたち、 いずれも十分なリアリティがあります。また行間から漂ってくる ヨークシャーの雰囲気もルース・レンデルばりにおどろおどろしており ナイスです。本編ではありませんが日本語版序文も短文がつらなる構成で迫力があり、「心の奥底から生まれた小説」であるという点 には素直に納得できます。ただこの本が「他のどの本よりもよかった」 とは思えないのでそこのところに難はありますが。。。 | ||||
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