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死の開幕



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【この小説が収録されている参考書籍】
死の開幕 (講談社文庫)

死の開幕の評価: 3.38/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

やさしい英語で楽しめるディーバー初期の作品

ルーンはドキュメンタリーフィルム製作会社で働くようになりましたが、ある日タイムズ・スクェア近くでポルノ映画館爆破事件に遭遇します。ポルノに反対する宗教団体の仕業でしょうか?事件の真相を追求するために、ポルノ女優の目を通して見た、爆破事件のドキュメンタリーの制作を始めます。しかし再び爆破事件が起き、そのポルノ女優はビルごと吹き飛ばされてしまいます。ルーンは持ち前の無鉄砲さで勇敢にフィルムを作り続けます。
 フリーターだった第1作でルーンは取り壊し寸前のビルに無断で住みついていましたが、今はハドソン川に浮かぶ船に住むようになりました。相変わらずスリリングな暮らしですが、少しずつステップアップしています。爆弾解除が専門の刑事サムとの仲はどうでしょう?
 ディーバー作品としては英語もやさしく、アレックス・ライダーシリーズよりも少し難しい程度ですから、初めてのペーパーバックにもお薦め。それでもディーバーお約束のどんでん返しはちゃんと来ます。第1作を読んで、「こういう人、実はあやしいのよね!」と見破ったつもりでも肩透かし、別のところでど〜んとやられます。US版もありますが、こちらのUK版の方が文字が大きく余白も程良いので、価格は高くなりますが読みやすいです。
死の開幕 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死の開幕 (講談社文庫)より
4062755947
No.1:
(4pt)

Runeの第2弾、タフな女性に

Manhattan Is My Beatで初登場したRuneが主人公の第二弾です。Runeは映画製作を知るため、今回は小さいフィルム製作会社で働いています。ポルノ映画館やポルノ映画女優を狙った連続爆弾事件に遭遇、殺害されたポルノ女優を中心にしたドキュメンタリーフィルムを作成しようとしたため、事件に巻き込まれていくRune. 爆弾解除担当の刑事とのロマンスもからめながら、タフなRuneの本領を発揮しつつ事件の真相に迫っていきます。
初登場作より少しスピードは落ちるものの、なんだか憎めないRuneのcharacterにはまっていくでしょう。なんたってRuneはHudson川に浮かぶ船を棲家にしているぐらいです。
Manhattern Is My Beatを読んだ方前提ですが、ほかのDeaverものとはまた少し違った味わいを楽しめます。
死の開幕 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死の開幕 (講談社文庫)より
4062755947

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