死の開幕
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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現代気鋭のヒットメーカー、ジェフリー・ディーヴァーの最初期の作品でルーン三部作とされるシリーズ物の第2作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この邦訳、本作にはぴったりのような気がする。この訳者さんの訳で、最近作を読んでみたい気もする。前作の〈汚れた街のシンデレラ〉の続編だが、さすがのディーヴァー。引っ張ってくれます。ただ最後のどんでん返しも、「なるほど! そうきたか!」という感じではなく、ふーんという読後感しかなかった。おそらく、どんでん返しの動機にそれほど感情移入できなかったからだろう。自分の死を偽装するために検死官を抱き込んでいたくだりも、あまりに容易過ぎる。 p179〈『うわ、あれは何?』〉は、〈これは〉でしょう。実際、手に取っている防護スーツに対して質問しているわけだから。p382〈救急隊員がふたり~黒い機関銃を構え〉とあるが、救急隊員が機関銃を持っているものだろうか。p478〈爆発音を聞きつけてやってきた野次馬さえも〉は〈やってくる〉でしょう。まだ、この時点では野次馬はやってきていないわけだから。それにしても、この〈死の開幕〉という題名、なんとかならなかったのか。野球かフットボールに関係するスポーツもののミステリーかなと勘違いしてしまった。それでも、このシリーズの次作も邦訳してもらいたいものだ。 | ||||
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最近の作品と比べてどんでん返しが少なく、あまりハラハラせずに読めました。 | ||||
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ジェフリー。ディーヴァーの最新刊。といってもリンカーン・ライムものではないし、10年以上前の作品の翻訳。 なんで、これが今ごろ翻訳されたのか分からないけど、彼の作品のファンならば読むだろう。 なかなかトリッキーな小説。筋は面白いんだけど、主人公の女性があまり魅力的ではない。というか、翻訳では若い女性のようには受け取れない。ラブ・ロマンスも唐突な気がする。かなりご都合主義かな。 でも好き。こういう分かりやすい小説もいい。 | ||||
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私にとって期待値の最も高い作家、ディーヴァー。 本作はそのディーヴァーの最新作。 といっても「ボーンコレクター」以前のブレイク前のディーヴァーの作品である。 具体的なあらすじは、他のレビューを読んでいただくことにして、 読んでみての感想。 ディーヴァーは、女性や恋愛を主題にするストーリーは苦手! プロット作りは冴え渡っている。 本作を読んでつくづく感じたのは、 ライムという主人公を創造したことで、 今日の成功があるのだということ。 プロットだけでは、 読者をひきつけられないことが、 よく分かりました。 今回10数年前の作品を読むことは、 ディーヴァーファンには決して悪くないと思います。 ファンにはお勧めの一冊。 | ||||
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代表作「ボーン・コレクター」を読み、ファンになった。 ディーヴァーお得意のどんでん返しを期待した私が悪かった… 証拠をつかんでの推理ものではなく、 なんとなくそういう流れになってしまった〜感がある。 残り100ページから、話は一気に加速するが、 最後の最後の「騙された!!」ってことがない。 ドキュメンタリー映画を作ろうとするルーン。 たまたま近くを通りかかったということで、ポルノ女優を主題にする。 しかし、ポルノ女優は単なる被害者で、ポルノ女優である必要性はなかった。 さらに、宗教が絡んでくるが、そこまで根深いものではなく、 実態もふんわりした感じの団体で、それも残りの100ページからの登場。 しかも、ラストは情けない… 撮影することによって、何かしらの手がかりが偶然映って狙われるわけでもなく、 せっかく爆発処理のボーイフレンドがでてきても、 あまり科学捜査が事件解決のきっかけになるわけでもなく、 ルーンの「思い込み」で5人の容疑者に絞って、そのまま話が進んでいくし、 なんだか中途半端な感じ。 でも、まぁ、ディーヴァーにとっての初期の作品。 これで、仕方がないのかもしれない。 ゆっくり、まったりの推理小説が読みたいのであれば、いいのではないか?? ルーン・シリーズの「汚れた街のシンデレラ」は入手不可能。 気になるが、定価以上を払ってまで入手する気はない。 | ||||
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