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ブラック・ウォーター
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ブラック・ウォーターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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T・ジェファーソン・パーカーの小説はこれが初めてでしたが、 胸にせまる読後感…たまらなく悲哀を感じる物語… たぶん忘れられない一冊となりそうです。 何者かに襲われ、 自らも頭部に銃弾を残す重症を負い生死を彷徨う保安官補アーチー 底知れぬ暗い水の中へ意識が沈み込んでいく… 再び目覚めた時には愛する妻を失っていた。 そして容疑は彼自身の身に… 物語の視点は大きく2つ。 事件の捜査にあたる女性捜査官マーシー・レイボーン。 断片的に蘇る思い出と薄れ逝く感情を必死に留めようとしながら、 頑なに自分自身の手で犯人を処罰しようとするアーチー。 事件をアーチーが犯人であるとして、 速やかに解決しようとする検察と加熱するマスコミ。 懸命な捜査をつづけ事態を打開しようとするマーシーが、 やがて辿り着き、見えてきた事件の真実… そして、再び確信するに至るものは…? マーシーが経験するこの物語の最高潮は、 まるでファンタジーのようにも感じられ心に残りました。 そして決して派手ではないのだけれど、 2度とふさがることのないであろう孔を抱えた胸を、 そっと撫で下ろすかのような静かな幕切れ… 人物の描き込みが実に深くて現実味があり、 するりと互いをつかみ損ねてしまいそうな、 人間関係の繊細な部分までをもとても味わい深く読ませてくれる… いろいろな場面に美しさや詩情をも感じます。 シリーズものは絶対に途中から読まないたちですが、この作品、 読み終わるまでシリーズものであることを全く知らず読みました。 確かに物語の中には、前作までの経緯を知っておきたかった という部分もあるにはありますが、 それもひとつの過去として次第に明らかになり充分楽しめました。 もちろん、先立つ作品の存在を知っていれば、 そちらから読んだと思いますが… | ||||
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T・ジェファーソン・パーカーの小説はこれが初めてでしたが、 胸にせまる読後感…たまらなく悲哀を感じる物語… たぶん忘れられない一冊となりそうです。 何者かに襲われ、 自らも頭部に銃弾を残す重症を負い生死を彷徨う保安官補アーチー 底知れぬ暗い水の中へ意識が沈み込んでいく… 再び目覚めた時には愛する妻を失っていた。 そして容疑は彼自身の身に… 物語の視点は大きく2つ。 事件の捜査にあたる女性捜査官マーシー・レイボーン。 断片的に蘇る思い出と薄れ逝く感情を必死に留めようとしながら、 頑なに自分自身の手で犯人を処罰しようとするアーチー。 事件をアーチーが犯人であるとして、 速やかに解決しようとする検察と加熱するマスコミ。 懸命な捜査をつづけ事態を打開しようとするマーシーが、 やがて辿り着き、見えてきた事件の真実… そして、再び確信するに至るものは…? マーシーが経験するこの物語の最高潮は、 まるでファンタジーのようにも感じられ心に残りました。 そして決して派手ではないのだけれど、 2度とふさがることのないであろう孔を抱えた胸を、 そっと撫で下ろすかのような静かな幕切れ… 人物の描き込みが実に深くて現実味があり、 するりと互いをつかみ損ねてしまいそうな、 人間関係の繊細な部分までをもとても味わい深く読ませてくれる… いろいろな場面に美しさや詩情をも感じます。 シリーズものは絶対に途中から読まないたちですが、この作品、 読み終わるまでシリーズものであることを全く知らず読みました。 確かに物語の中には、前作までの経緯を知っておきたかった という部分もあるにはありますが、 それもひとつの過去として次第に明らかになり充分楽しめました。 もちろん、先立つ作品の存在を知っていれば、 そちらから読んだと思いますが… | ||||
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女性刑事マーシ・レイボーンを主人公とするシリーズの第三作。 地味な警察小説だが、相変わらずヒロインは魅力的だ。 この女刑事の肩肘の張り具合、男社会での折り合いのつけ方、男刑事に向ける目、自省、トラウマ、母親としての生活・愛情、野心、そして悪を憎む心。 どれをとっても非常に斬新で、目を惹きつけずにはおかない。 哀感と喪失感に溢れたストーリィも秀逸。 第二作の事件を引きずって、最終的には答えも出る。 このシリーズに限ったことではないが、邦訳順がデタラメなのが残念だった。 | ||||
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女性刑事マーシ・レイボーンを主人公とするシリーズの第三作。 地味な警察小説だが、相変わらずヒロインは魅力的だ。 この女刑事の肩肘の張り具合、男社会での折り合いのつけ方、男刑事に向ける目、自省、トラウマ、母親としての生活・愛情、野心、そして悪を憎む心。 どれをとっても非常に斬新で、目を惹きつけずにはおかない。 哀感と喪失感に溢れたストーリィも秀逸。 第二作の事件を引きずって、最終的には答えも出る。 このシリーズに限ったことではないが、邦訳順がデタラメなのが残念だった。 | ||||
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cat-and-mouse gameです。少々言い回しがわからなくとも感じることができます。Jefferson Parkerはすごい。すばらしいストーリーテラーです。GwenとArchieの関係、Merciと相棒はどうなるのか、知らず知らず読み進んでいきます。 | ||||
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