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ブラック・ウォーター



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ブラック・ウォーターの評価: 3.67/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

深く静かに胸に迫る、<マーシ・レイボーン>シリーズ第3作

T・ジェファーソン・パーカーは、’02年度『サイレント・ジョー』と、’05年度『カリフォルニア・ガール』で、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」・通称エドガー賞のベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)を2度も受賞している。

パーカーはその間にふたつ作品を発表しているが、本書はそのうちの1作である。

また本書は、『サイレント・ジョー』に先立って書かれた『ブルー・アワー』、『レッド・ライト』に次ぐ、オレンジ郡の保安官事務所に所属する女性捜査官、マーシ・レイボーンを主人公に据えた、パーカー初のシリーズものの3作目でもある。

マーシの同僚の保安官補アーチーが、自宅で意識不明の重傷を負い、妻のグウェンは銃で撃たれた死体となって発見される。殺人か、無理心中か・・・。彼ら夫婦は分不相応の邸宅に住み、収入以上の贅沢な暮らしをしていた。状況証拠はアーチーに不利なものだったが、マーシは彼の無実を信じる。しかし決定的な証拠をつかめないでいるうちに、意識を回復したアーチーが、自らの手で犯人を探し出すために勝手に病院を退院して、姿をくらましてしまう。
やがて、事件の陰に隠れた大きな闇が明らかになるのだが・・・。

本書は『サイレント・ジョー』や『カリフォルニア・ガール』に比べると、シリーズものだけに、少しライトな感じがするのは否めないが、精緻な描写、みごとな人物造形、入念なプロットは健在である。読者は、決して派手さはないが、深く静かに胸に迫るという点で、上記2作と同質の、パーカーならではの名人芸を堪能することができる。

ただ惜しむらくは、シリーズものだけに、本書単独では理解しきれない部分もあり、文庫化されている先立つ2作品、少なくとも『レッド・ライト』は先に読んでおいたほうがよさそうである。

ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151758526
No.3:
(3pt)

深く静かに胸に迫る、<マーシ・レイボーン>シリーズ第3作

T・ジェファーソン・パーカーは、’02年度『サイレント・ジョー』と、’05年度『カリフォルニア・ガール』で、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」・通称エドガー賞のベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)を2度も受賞している。

パーカーはその間にふたつ作品を発表しているが、本書はそのうちの1作である。

また本書は、『サイレント・ジョー』に先立って書かれた『ブルー・アワー』、『レッド・ライト』に次ぐ、オレンジ郡の保安官事務所に所属する女性捜査官、マーシ・レイボーンを主人公に据えた、パーカー初のシリーズものの3作目でもある。

マーシの同僚の保安官補アーチーが、自宅で意識不明の重傷を負い、妻のグウェンは銃で撃たれた死体となって発見される。殺人か、無理心中か・・・。彼ら夫婦は分不相応の邸宅に住み、収入以上の贅沢な暮らしをしていた。状況証拠はアーチーに不利なものだったが、マーシは彼の無実を信じる。しかし決定的な証拠をつかめないでいるうちに、意識を回復したアーチーが、自らの手で犯人を探し出すために勝手に病院を退院して、姿をくらましてしまう。

やがて、事件の陰に隠れた大きな闇が明らかになるのだが・・・。

本書は『サイレント・ジョー』や『カリフォルニア・ガール』に比べると、シリーズものだけに、少しライトな感じがするのは否めないが、精緻な描写、みごとな人物造形、入念なプロットは健在である。読者は、決して派手さはないが、深く静かに胸に迫るという点で、上記2作と同質の、パーカーならではの名人芸を堪能することができる。

ただ惜しむらくは、シリーズものだけに、本書単独では理解しきれない部分もあり、文庫化されている先立つ2作品、少なくとも『レッド・ライト』は先に読んでおいたほうがよさそうである。
ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151758526
No.2:
(3pt)

シリーズ前作が未訳では..

秀作『サイレント・ジョー』の著者ということで読んでみたが、特に見せ場のない地味な小説。解説によると、マーシをヒロインとしたシリーズものの3作目とのことで、あらすじを読んだ限りでは1作目、2作目のほうがはるかにおもしろそうだ。これらの既刊が未訳のまま、本作を最初に読まされた恨みは大きい。翻訳ものはこれだから困る。
ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151758526
No.1:
(3pt)

シリーズ前作が未訳では..

秀作『サイレント・ジョー』の著者ということで読んでみたが、特に見せ場のない地味な小説。解説によると、マーシをヒロインとしたシリーズものの3作目とのことで、あらすじを読んだ限りでは1作目、2作目のほうがはるかにおもしろそうだ。これらの既刊が未訳のまま、本作を最初に読まされた恨みは大きい。翻訳ものはこれだから困る。
ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・ウォーター (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151758526

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