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ザ・スタンド
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【この小説が収録されている参考書籍】
ザ・スタンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 41~53 3/3ページ
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・・・と、全巻読み終えて最初に思いました。 思い返せば2ヵ月半前からずっと「スタンド」の世界に私は浸っていました。 最初の頃のストーリーは「未知なる病気の蔓延」が主でしたが、終わりの方は「善と悪の戦い」という大きなテーマに沿って話が進み、登場人物それぞれの物語も深みを増して正に「手に汗握る」状態でした。 キングはどうしてこんなにおもしろい小説を書くことができるのでしょう? 5巻についてはあまり多くを語れません。語ってしまったら面白くないから。 ただ、これだけは言えます。レビューのタイトルにもしたこの言葉。「全ての人間に生きる意味がある。」 極限の状態に置かれた登場人物たちは、それでも必死で生きようとしています。そんな中、自分は人より劣ると思っていた人物が意外な力を発揮したりすることもあるんですね。 これは私たちの実生活の中でも起こりえることではないでしょうか。命の大切さをこの本で改めて学んだように思います。 おすすめ。生きることに疲れた人には特に。あなたのその単調な毎日に刺激を与えてくれるに違いありません。 | ||||
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秋の夜に食べるチョコレートのような深い味わいのある作品です。 ああ、これ以上食べたらまた太っちゃう、でももうひとかけだけ・・・。 この本を読んでいるときの私がまさにその状態。 ああ、これ以上読んだら明日仕事中にまた眠くなっちゃう、でももう1ページだけ・・・。とにかくページを読み進めるうちに、次の展開が知りたくて知りたくて、通勤中、帰宅中、ご飯を食べた後、眠る前・・・と日々が「ザ・スタンド」一色になりました。私の読むペースが遅いせいもあるのかもしれないのですが、ボリュームもたっぷりで1週間この第1巻に費やしました。映画のジャンルでいうならパニックものでしょうか。 1年前のSARSを彷彿させたりもします。 あの病気が制圧されずに広がっていったらまさにこんな感じになるのかなぁ、と不謹慎なことを考えてみたりもして。 登場人物が沢山出てきます。それぞれの歩んできた人生が細かに描かれていて、自分と似たようなタイプの人間を見つけることができるかもしれません。今2巻を途中まで読んでいるのですが、1巻を上回るおもしろさです。 一人でも沢山の人にこの面白さを伝えたくて全巻読み終える前にレビュー投稿してしまいました。 | ||||
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とにかくかなりの長さに中だるみを感じる人もいるだろうが、私は一気に全巻読み進んで行くことができた。最後には信じる力・あきらめない心・善良なる魂が勝利を導いたと思いたい。完全なる善や悪は存在なく、より善に近い人や悪に近い人はいるだろうが、人は誰もがその中間に漂っている。自分の中にある善悪のバランス、どちらを優先していくか、その葛藤。人の心のうちにある戦いそのまま、善と悪の戦いに通じるものを感じた。人はいつか何かを学ぶことがあるのだろうか・・・との問いに、私にはわからないとの答え。そして、名前を変えてどこぞの地に姿を現した彼の存在。それらが人類の未来にある希望の脆さ弱さを表してるようである。 | ||||
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数多あるキング作品の中で一番テキスト量が多くて、キング愛好者たちの中でも人気ランキングの上位を占める壮大な物語の1巻目である。ある異変に偶然気がついた男は妻とこどもを連れ立って「事故現場」から逃避行を目論む。しかし恐るべき魔の手は彼らを逃すことなく、さらに北米大陸全体を包み込むべく巨大な指を大きく広げ始めたのだった・・・。人々の大半をその奔流は呑み込んだが、全米各所で幸か不幸か標的から外された人たちもいた。彼らがどのようにこの「事件」に巻き込まれていくのかが詳細につづられている。第一部は続巻でも続くようだが、個々のドラマはまだそれぞれの「点」に過ぎない。今後どのような展開を見せるのか全く予測不可能である。ひとつだけ確かなことが言えるとしたら、それはキング作品の中で一番スケールの大きなものである、ということだろう。 | ||||
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ついに善人たちは神の遣いの老婆の元へ、 悪人たちは悪魔の息子である男の元へ集結し、 対決に向けての布陣が整っていきます。 集まった善人たちはかつて存在していた「政治」の回復に向け リーダーたちが力を合わせ、来るべき対決にむけて準備を進めます。 既に「フルー」は今やこの物語の中心では無くテーマは善と悪の対決、そして人の心に巣食う様々な感情とその功罪、 カリスマ的なリーダーシップ対合議的な組織、といった 新たなステージに移っていきます。 登場人物のキャラクターもより鮮明になり、彼らの能力や秘密も 少しずつ明らかになりますが、それらが今後の対決にどう影響するのか、 それは「4」以降にならなければ分かりません。キング的に言えば「激しい雷雨が訪れる前の電気的な空気」に満ちている、 それが「ザ・スタンド3」です。 | ||||
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キングの長編にしては珍しくホラーやSFという要素はあまり強くありません。 物語は細菌兵器の漏洩によって人類がほとんど死んでしまったということから始まります。 もぬけの殻と化したアメリカで人々は導かれるように集まっていきます。 善の側に集まるものもあれば、悪の側に集まるものもあって・・・。現在とはまったく異なった世界を描写する能力はさすがにキング。 そして登場人物の多さもザ スタンドのおもしろさをよりいっそう盛り上げています。 物語のスケールの多きさではダークタワーといい勝負。とってもおもしろいです。 | ||||
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ご存知、スティーヴン・キングが、 なんと「ロード・オブ・ザ・リング」を意識して書いたという超大作。 その第1巻です。感染率・致死率99%以上という細菌兵器が米軍基地から漏れ出し、 被害を局限しようとする政府の努力もむなしく、 全米が死の国と化してしまいます。まだ始まったばかりなので、これからどうなるのか全く見当がつかないのですが、 次々と感染が広まり、そしてバタバタと死んでいく様は、 さすがキングと思わせる恐ろしさです。早く2巻が読みたい! | ||||
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「これは一度としてわたしの最愛の作品だったことは無いけれども、 それでもわたしの本を喜んでくれる人たちには、 これがどうやらほかのどの作品よりも好まれているらしい」 とはキングのお言葉。 そして私も類に違わずこの本にゴールドメダルを贈りたい。 スケールの大きさ、語りの巧妙さ、何れをとっても凄いの一言に尽きるが、私を含め多くのキング中毒者にとってこの作品がトップを行く大きな原因は、 群を抜く登場人物達の魅力では無いかと思う。 かつて無い程多くのキャラクターが登場するにも関わらず、 その全ての人物の個性が光っているのだ。 聾唖の青年、知的障害を持つ男性、元・人気歌手、元・平凡なテキサス男・・・あまりの個性の豊かさに、誰が第一主人公なのかは最後まで読まなければ解らないくらいだ。 勿論キングの人物描写にはいつも驚かされるが、この本は格別。 感情移入しすぎて気持のUP/DOWNに少々疲れてしまった。 そして「デスぺレーション」にも見られたキング独自の宗教観が込められている。 神とは何か?人間とは何か? 人間は滅びる定めなのか?読んだあとの余韻もまた格別な一冊(二冊?)だ。 | ||||
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大量の苦痛に満ちた死。そして、現在の社会もまた死んでいく様子が、これでもかと執拗に語られる。その中で、さまざまな思いを抱えて生きていた個人も、人生をリセットされる、はずなのだが、ひきずってきたものを乗り越えるのは容易ではない。表紙にもなっている、ギターを弾く黒人の老婆の描写が美しい。 | ||||
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KING作品の中でもベスト3ぐらいに入ります。 砂漠地帯のNOWHEREな町のガソリンスタンドに、疫病に冒された家族が乗った車が着く。子供と妻は既に死亡。男はまもなく死ぬが、その町は軍隊によって封鎖されるが疫病は瞬く間に全米に広がる。人々は街中から一斉に逃げ出すがNYからトンネルを通っての場面は、鬼気迫る描写が秀逸。そして、選ばれた人々がアビー婆さんの声に導かれながら、八犬伝のようにボルダーに集まってくる物語は感動的です。 それに対し、悪夢にラスベガスに導かれた人もいる。 そして最後の対決が始まる。 チャーミングな人物がたくさん登場しますが、ブロンドの大男で純粋で白痴のトムは心引かれます。 | ||||
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はっきり言って「駄作」だったキング氏の本まで日本語に訳されているのに、この本が訳されるのはこんなに時間がかかったのはなぜ?とどうしても思ってしまいます。 とてつもなく長いからでしょうか? (^^;若いときのキング作品の中、断然ベスト。キングファンにはもちろん、キングの本ってどんなもの?と思って初めて買う人にもぜったいにおすすめします。 | ||||
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いやー、待ちましたねー、「スタンド」。 初めて邦訳が出るとかかれていたのが、確か文春文庫版「シャイニング」の訳者あとがきでしたか。(記憶は不確かですが) とにかく10年以上待たされました。 原書を読んだ方からその面白さをちらりと聞かされて、読みたくて読みたくて仕方なかったものです。 「このミス2000年版」(宝島社)の「わが社の隠し玉」に「文春はスのつく作家のスのつく大作で20世紀に引導をわたす」と書かれていて有頂天。以来待つことさらに11か月、やっと、やっとこの作品が読めて感動です。 星が4つなのは、上下巻同時発売でない、というそれだけ。(;_;)ちくしょー、早く出せー、と叫びだしたくなる面白さです。 上巻をできるだけゆっくり読もうと考えていたのですが、5日しかもちませんでした。ああ、あと一月どうしよう。 「IT」以降のキング、特に「トミーノッカーズ」や「ニドルフシングス」にちょっと違和感を覚えた人なら、なおこの作品を読む幸福感を感じられるはずです。 「骨の袋」や「グリーンマイル」にある円熟の「うまさ」にはかけるかもしれませんが、ここには初期のキングの活きのよさがあります。 万人におすすめ。 | ||||
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