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ザ・スタンド
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【この小説が収録されている参考書籍】
ザ・スタンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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これまでに長い小説で読み返したものを挙げると、プルースト『失われた時を求めて』、トルストイ『アンナ・カレーニナ』、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』などが数えられる。それぞれ3回読んでいる。これらの小説を最初に読んだのは20歳前後の頃で、今から半世紀も前だ。 スティーヴン・キング『ザ・スタンド』は邦訳が出た20年前にすぐに読み、今回が二度目である。キングに限らずエンタテインメント系の小説は読みたい本が膨大にあるため二度も読むことは滅多にない。 今回、再読に踏み切ったのは、一つはあまりにも面白かったという記憶のせいである。読み始めると、細部はほとんど覚えていないのに、初読の「あまりにも面白かった」感はあふれるばかりに沸き起こり、これをつまらないという読者はどんなものが面白いのだろうと不思議な気持ちになる。 とてつもない面白さとしか言いようがないが、再読のもうひとつの契機となったコロナとの関連で言えば、トランプ現象は重要なものとなる。 おそらくスティーヴン・キングは息子オーウェンとの共作『眠れる美女たち』においてトランプへの辛辣な悪罵を校正段階でつけ加えているが、本書は『デッド・ゾーン』とともにトランプ的なものを予言している。 もちろんトランプを闇の男、ランドルフ・フラッグと同一視はできない。だが『デッド・ゾーン』における大統領への野望をもったスティルソンはトランプと比較できる存在だ。ネタバレになるが、『デッド・ゾーン』の終局部分においてスティルソンは主人公の銃撃を小さな子供を盾にして躱〔かわ〕そうとする。それにより致命的に評判を落とし、政治生命が絶たれる。だが現在トランプの支持者たちは、それに類したものがあっても、相手側の「陰謀」だとして無視するだろう。 トランプが五年前に大統領に当選し、昨年も多くの票を集め、現在もまだ隠然たる影響力をもっているのは、そうした摩訶不思議な「陰謀」論が手をつけられないほど流通しているせいである。 本書において「ブルー」と呼ばれる驚異的な致死率で人々を殺していくウイルスは、現在のコロナ禍において、この本が出た当時よりは荒唐無稽なものではなくなったように思う。ところで『ザ・スタンド』において闇の男が登場するのは、この世界が致死的なウイルスに覆われることを契機にしている。一方、トランプは主としてはコロナ(及びそれへの対策の失敗)によって一時的な退場を強いられたと言える。この比較をどう考えるべきか。 | ||||
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普通の生活の中で次々ウィルス感染していく様子がコワイです。 | ||||
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1巻から出ることを示唆されていたザ・キッドが楽しみで購入しました。ランドルフラッグ陣営のキャラはどいつもこいつも最高です。フラッグは今回登場なしですが、この巻はザ・キッドとごみ箱男で大満足です。ありがとうノーカット版。 フラニーとの会話シーンまでラリーをあまり好きではなかったのですがフラニーとの会話が面白かったので以降の好感度が上がりました。 スーザンが仲間に加わります。スーザン好きなんですがブログなどで話題にしている人が少ないのでこの先どうなるのか不安です。あと前書きで端折られてるニックも。 初登場からぶっちぎりで大好きなフラニーとスチューがどんどん可愛くなる。 トム、ニック、ロイドは2巻と比べて登場控えめでした。 読む人は全巻読むでしょうが読む前に好きな人物がどのくらい出てくるか知りたい人間なのでこういうレビューがあってもいいかなと思いました。人気作だけあって魅力的なキャラクターが次々出てきて最高ですね。 | ||||
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本の状態は良く、綺麗に梱包されていて、お値段はお手頃で、こちらのお店で購入してよかったです。また何かの際にはこちらから購入させていただきたいと思います。ありがとうございました。 | ||||
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まだ読了していない。 なのであとで追記していく。 いまのところ、恐怖感というよりも、現実対処方法のリプレイをするために読んでいる。 ちょうど、オール・ユー・ニード・イズ・キルの主人公のように。 他のコンテイジョン、アウトブレイク、なども同じく、恐怖に怯えるためではなく、学習のためにバーチャル体験しておくことが生き延びるコツであろう。 怖れすぎず、なめてかからず。 | ||||
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この度はありがとうございました。 | ||||
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1巻から3巻まで読了した時点での感想。キングお得意の、あちこちに話が脱線しまくるのはいつもどおりだが、この脱線のおかげで、主要な登場人物たちがどれも、まさに「キャラが立っている」。ストーリーはいよいよこの後、クライマックスに向かうのだが、残りを読むのが楽しみだ。 一方、訳者である深町氏の文章は、所々、どうにも言い回しが古臭く、あるいは、やたら不自然な漢字を使ったりして、物語全体の雰囲気を損なっている気がする。「玉蜀黍」や「十柱戯」は「トウモロコシ」や「ボウリング」じゃだめなんですか?「輾転反側」とか、「呼ばわって」とか、いかにも古臭い。一方で、「気が転倒する」なんていう記載もあるが、「気が動転する」じゃないかな? | ||||
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スティーブン・キングの作品はこの頃のものが最近のものより面白い。ノリにのってどんどん筆が進んでいる感じ。 | ||||
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1よりもっと面白くなっている。街の荒廃かげんや終末的絶望感がひしひしと感じられる。 | ||||
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前半戦の盛り上がりがあるものの、キーワードとなる登場人物が出てくるまでと、謎が深まる展開も。次巻の布石が匂うので、やめられませんね❗ | ||||
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物語がだんだん佳境にきて、話に引き込まれていきました。 5巻も楽しみです。 | ||||
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長かったが十分楽しめた。 キャラではハロルドが一番印象に残った。キング氏が一番自己投影してるのってハロルドなんじゃないかと少し思った。 この後の物語も読んでみたいところ。 | ||||
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当初、これはパンデミック(世界的な感染)による人類滅亡の物語かと思っていましたが、わずかに残った人類が再びアメリカで国家を再建する物語であることがわかります。 いつものキングの作品のように、登場人物の細かいディテールが綿々と綴られ、その何十人もの登場人物の人生がパ次第に交差していきます。あるものは死に、あるものは生き残ります。 これ以上、内容については書きませんが、古臭さは、まったく感じないです。まさに現代にも通用する内容。未読の方は、是非、挑戦してみてください。 | ||||
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ペーパーバックで1,100ページを超えるようなこんな本、文庫本だったら亀山氏訳のドストエフスキーの「カラマゾフの兄弟」と同じく5冊で出版されている、を読むなんて愚の骨頂とも言えるのではないだろうか?現代では、歩きながらスマートフォンでゲームもできるし、マンガも楽しめるし、競馬のような伝統的なギャンブルだってある。なぜこんな長くて、持ち歩くのにも不便なほど重い本を読む必要があるのだろうか。それに「カラマゾフ」のように、哲学的な、宗教的な教養が身につくわけでもないだろう。アメリカ人でさえ、Kingを単にScary名小説を書いている作家だと思っているようだ。けれどもこの本を読み終えた途端、疲労感とともに達成感を得ることができた。この本を読んだのは2回目だけれども、この本は消費した時間に対して十分に報いてくれる本だと考える。その理由は、Kingが単なるホラー作家ではなく、もっと深いことを伝えようとしていること、そして高校の英語の先生であったKingの英語の持つ豊かさにいつもながら驚かされるからである。Kingがもし単なるホラー作家であり、恐怖を表現することだけで売れていたのだったら、もう廃れていたかもしれない。言ってしまえば、彼の描く作品はホラー小説という形態を通して、人間を描こうとしていると思う。 ”The Stand”を手に取る前に読んでいたのは、Malcolm Gladwellだったのだが、やはりKingは英語の、国語の先生だっただけあって、Vocabularyは豊富だ。そして、Kingを評する時に余りいわれない事なのだが、表現も豊かで、英語の勉強になると思う。2回目となる今回は、気に入った、気になった表現があったら、アンダーラインを引きながら、そしてドッグイアーと言う余りお行儀の良くないけれども、後で読み返せる手法で読み進んだ。 Kingには、こんな表現もできるのだ、と思った文を幾つか挙げてみたい。 ”A shooting star scratched its fire the sky, and like a child, she wished on it.” ”---------- she was bustling around in the kitchen. Water was boiling merrily away on the bottled gas stove. As he came into the kitchen, she dimped half a cup of elbow macaroni into the pot. Something mellow was being simmered in a skillet on the otheer burner. he got a combined aroma of French onion soup, red wine and mushrooms. His stomach rumbled. The day's grisly work had suddenly lost its power over his appetite.-----” 彼が書いた2つのエッセーでは、英語の文章の書き方について教えられる所が多いのだが、実際にこうして彼の小説を読んで見ると、具体的に分かる。上記に挙げた例は他にもあって、正しく枚挙に暇がない。 もちろん、こんな表現は簡単にできる。 ”He looks like anybody you see on the street. But he grins, birds fall dead off telephone lines. When he looks at you a certain way, your prostate goes bad and your urine burns. The grass yellows up and dies where he spits. ------------” | ||||
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人類の闇の深さが透けて見える...... ....あなた様の勝ち...... | ||||
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まだ1巻目はレビューにさほど影響を受けずとんとん読み進められた。 普段生活していても咳をしている人に異常にドキドキするようになるので、そんな自分が面白かったです。 | ||||
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レビューを読んでどっちに転ぶか不安で一気に前作購入せず1冊読んでは次を購入してきた。 結果この度3巻の購入に至った。 また3巻を読んでから次を購入すべきか考える事にはするが、レビューでよく書かれているほど各人への興味が湧かない事もなく… しかしどちらかというと、各人がどうなるかよりも、この話がどういったラストを迎えるのかの方が気になっている。 | ||||
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他のレビューの方にもありますが長いです。しかし、長さに匹敵する面白さがあります。King の魅力はなんと言ってもcharacter と story だと思います。あまりに「文学」的でないと敬遠されることもあるようですが、Kingは面白いです。「悪」「evil」を色々なcharacterに反映させて登場さしています。彼自身も語っています。「悪」は私たちの周りに存在して私たちの不幸の原因を作り、それが内側にあるのか外側なのかわかないが、私たちはそれに対して「stand]しなけれならないと。ぜひ未読の方は読んでみてください。長いですが・・・ | ||||
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Looking backward, no less than fifteen years had relentlessly past since I got first interested in this story. One day, when I came back home from work and turned the TV on, Gary Sinise was just about to sing the US national anthem in chorus. The scene was fairy impressive indeed, but I did not feel disposed to go rent it on video. Unexpectedly I happened to discover the paperback edition on Amazon's website last year. Somehow I ordered without kicking the tires. I had a premonition that this one would be fantabulous and hellacious to me. Of course I didn't have a modicum of preliminary knowledge on the story. After a gap of fifteen years I found this masterpiece was the most magnificent and though-provoking fiction I had ever read. Let me abstain from spilling the beans. If I'd advice here, this one might possibly give something encouraging to those who are up the creek without a paddle, even if it's not an etiological clue. | ||||
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(1~5までの感想) なんなんでしょうか いろんな人物がモザイクのように入れ替わり立ち代わり 小ネタ大ネタ繰り広げてくれるわけですが ずっと飽きずに面白く読み続けられます。 エグイ話の程よい使い方が上手いんでしょうね。 ただ、面白いけど・・・それだけという感じもするのですが。 | ||||
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