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誓約
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誓約の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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アメリカがベトナムで行った戦争の経験者である著者が《戦争の責任は誰にあるのか》を世に問うた、ネルソン名義の処女作。この重いテーマを軸に、主義主張の異なる妻や繊細な年頃の子供という家族、民族、国家、信頼、友情などどれをとっても1つの小説になりそうな物語をふんだんにちりばめた重厚な作品。 《虐殺》とされる行為を主人公の部下が行うまでの筆致が素晴らしく、これに対する主人公の行動と選択。誓約の内容は何か、だれのためのものだったか。 非常に個人的な二人の男のプライドのはりあいも見ごたえがあり、ラストはスッキリできる・・・読者は。 実際にナムに行った者たちはしかしスッキリもできないだろう。戦争は人間性をうばう。今のウクライナで同じことが起きないよう祈るばかりだ。 なお、冒頭、日本人が経営する軍需企業に主人公は勤務しており、これは頂けない。また日本人差別のくだりもある。 これが現実なのだろう。 | ||||
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小説を読んでこんなに気持ちが揺さぶられたことはなかった。身が震えるほど感動した。私がデミルファンになるきっかけとなった本。 | ||||
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ベトナム戦争、テトという、最も凄惨な、それだけにアメリカの映画やドラマ、小説などでも頻繁に取り扱われる世界で起きた出来事を題材に、ふとしたことからとんでもないことになっていく、デミルの出世作。ストーリーテラーとしてのデミルは、はっきりいって半端じゃないです。戦争ものと法廷ものの絶妙なブレンド具合が、読む者をグイグイデミル・ワールドに引き込みます。軍隊を舞台にしたデミル作品としては、「将軍の娘」が有名ですが、クライマックスの緊迫感は、こっちが上。読めば間違いなくデミルのファンになってしまう、やみつき必至の傑作です。オススメ度100% | ||||
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ベトナム戦争、テトという、最も凄惨な、それだけにアメリカの映画やドラマ、小説などでも頻繁に取り扱われる世界で起きた出来事を題材に、ふとしたことからとんでもないことになっていく、デミルの出世作。ストーリーテラーとしてのデミルは、はっきりいって半端じゃないです。戦争ものと法廷ものの絶妙なブレンド具合が、読む者をグイグイデミル・ワールドに引き込みます。軍隊を舞台にしたデミル作品としては、「将軍の娘」が有名ですが、クライマックスの緊迫感は、こっちが上。読めば間違いなくデミルのファンになってしまう、やみつき必至の傑作です。オススメ度100% | ||||
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