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さらば、カタロニア戦線
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【この小説が収録されている参考書籍】
さらば、カタロニア戦線の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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スティーヴン・ハンターの初期の作品で1987年に早川文庫NVから出版した版を底本に2000年10月に扶桑社から出版のため、活字が小さいので、年寄りにはきつい!!でも中身は面白いよ!! | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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スティーブンハンターの作品を読むのは初めて 何気なく日本語タイトルに惹かれて読んだけど原題どおりスパイ小説だった 筈だけど何故か心に残るのは主人公の葛藤などの人物描写がとても上手く絡み合っていて一つの文学作品にも仕上がっていると思う。 その分テンポよい緊張のあるスパイ小説を期待する人には冗長かもしれない。 あれは何だったんだろうと数年ぶりに読み返してしまった。 スパイ小説としてのプロットとそこに居た人々との織りなすタペストリー、正に原題通り だけど日本語タイトル「さらば、カタロニア戦線」も読み終えてみるとなかなか良い | ||||
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これを、駄作という人がいますが、決して駄作ではありません。背景は、まるで、80’sですが、哀愁すら漂います。ハンター好きなら絶対に読むべきです。また、フレンチーショートのことがここまで書かれていると思っておりませんでした。ハンドルネームに使うほど好きだったのに、今日この日までこれを読めていなかったことを恥じてしまいます。もう一度言います。ボブリーが好きなら、ハンターが好きなら読むべきです。 | ||||
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初期の作品で、他の作品と比べると毛色が違っている。上下巻に分かれているが、まとめてレビューさせて頂く。 スペイン動乱の中で物語りが進んでいくが、スペイン動乱の混乱状態がよく表現されていると思う。少し情けない主人公を中心に描かれるのだが、往年のスパイが登場し実はこのキャラが、もうひとりの主人公として彩っている。 全体として面白いと思うが、どうも主人公が最初の印象ではちょっと考えられない活躍をしたり、戦場シーン描かれているが、塹壕の場面など少々思い描き難い書きようだったりと、不満もある。 また往年のスパイの印象が強い。色々と暗躍しているさまとか、追いつめられていく様子とか、私は主人公よりそちらの方が気になってページをめくっていた感じだった。 著者の他の作品のつもりで読まれると、もしかしたら期待外れかもしれない。少々青臭い大人になりきれない恋が描かれたり、主人公がネガティブに思い悩んだり、過去のキズをズルズル引きずったりは、スナイパーものの主人公にはないところで、ある意味珍しいかもしれない。ただ、拷問シーンなどは妙に詳細に書かれたりしているところは、著者っぽいかもしれない。上巻の最後はいいところで終わる。 | ||||
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S・ハンターというと、やはり“スワガーサーガ”の作者として有名であり、 “スワガーサーガ”作品群においては、アクション要素だけでなく、 終盤でこれまでちりばめられていたヒントがパズルのようにはまり、 意外などんでん返しを見せてくれるサスペンス作家としての魅力もあるのだが、 ハンターのそのサスペンス作家としての魅力が楽しめるのが本作、「クルドの暗殺者」である。 本作でも ウル・ベグの入国を助けたメキシコ人が何故か命を狙われる話や、 チャーディの昔の同僚であり故人でもあるフレンチ・ショートの謎のメッセージや、 必要以上に長いCIAの覇権闘争についての記述など、 単なる恨みからの暗殺計画、と思われる本筋には関係ないような話が出てくるのだが、 それらのエピソードが後半に一気に繋がり、クライマックスへ突き進んでいく所は流石ハンターである。 ただし、本作はスワガーシリーズと違い、アクション・冒険小説でないことには注意。 あらすじの煽り方からアクション小説と勘違いしてしまうかもしれないが、 本作はあくまで謀略・サスペンス小説であり、アクション要素はほとんどない。 (それでも十分に楽しめる良書なのだが。) | ||||
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1936年のスペインが舞台の謀略小説です。 スペイン内戦にイギリスの若く有望な詩人ジュリアン・レインズは共和国軍側に身をおき参戦しています。 しかし、彼はケンブリッジ大にいた頃、ソビエトの大物スパイに洗脳されたという疑いがあります。イギリスの諜報機関MI6は彼の大学時代の友人でインドで不遇を囲っていたロバート・フローリーをエージェントとして送りこみます。フローリーは不承不承スペインへ・・・・・・・。 スティーブン・ハンターの初期作品だそうですが、完成度はかなり高いです。 フローリー、ソビエトのスパイ、バルセロナに駐留するソビエトの組織と多視点の物語となっています。 フローリーはあまり優秀な主人公ではないので、その不安定な感じが物語を面白くしています。ジュリアンは何処となくボヘミアンというかデガダンスぽいところがあり、それが物語に妙な解放感を与えています。 ストーリーはかなり考えられています。『ボブ・リー・スワガーシリーズ』もいいですが、きっちり構築された初期作品(真夜中のデッドリミットは特に)も捨てがたいです。 前半は多視点によるスパイ小説であり、後半は主人公の逃避行に変わりますが、ここが非常に良く出来ています。真保裕一の『震源』が好きな人はちょっとお薦め?話はぜんぜん違いますけど、ちょっと似てる部分あり。 | ||||
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1936年のスペインが舞台の謀略小説です。 スペイン内戦にイギリスの若く有望な詩人ジュリアン・レインズは共和国軍側に身をおき参戦しています。 しかし、彼はケンブリッジ大にいた頃、ソビエトの大物スパイに洗脳されたという疑いがあります。イギリスの諜報機関MI6は彼の大学時代の友人でインドで不遇を囲っていたロバート・フローリーをエージェントとして送りこみます。フローリーは不承不承スペインへ・・・・・・・。スティーブン・ハンターの初期作品だそうですが、完成度はかなり高いです。 フローリー、ソビエトのスパイ、バルセロナに駐留するソビエトの組織と多視点の物語となっています。フローリーはあまり優秀な主人公ではないので、その不安定な感じが物語を面白くしています。ジュリアンは何処となくボヘミアンというかデガダンスぽいところがあり、それが物語に妙な解放感を与えています。ストーリーはかなり考えられています。『ボブ・リー・スワガーシリーズ』もいいですが、きっちり構築された初期作品(真夜中のデッドリミットは特に)も捨てがたいです。前半は多視点によるスパイ小説であり、後半は主人公の逃避行に変わりますが、ここが非常に良く出来ています。真保裕一の『震源』が好きな人はちょっとお薦め?話はぜんぜん違いますけど、ちょっと似てる部分あり。 | ||||
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私自身「極大射程」、「真夜中のデットリミット」に次いで読んだスティーヴン・ハンターものです。以前の2作に比べるとエンターテイメント性は若干弱いような気がしました。多分、スペイン内戦という、ただでさえこんがらがって理解するのが困難な史実の中にフィクションを埋め込んだ構成になっているのも一因ではないかと思っています。それでも、テンポのよい場面転換、伏線の裏に潜むもう一つの伏線、といったストーリー展開は楽しめると思います。ただ、文頭にも書きましたが、今まで読んだ2作に比べると、読後感が少し胃にもたれるのも事実のような・・・ | ||||
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私自身「極大射程」、「真夜中のデットリミット」に次いで読んだスティーヴン・ハンターものです。以前の2作に比べるとエンターテイメント性は若干弱いような気がしました。多分、スペイン内戦という、ただでさえこんがらがって理解するのが困難な史実の中にフィクションを埋め込んだ構成になっているのも一因ではないかと思っています。それでも、テンポのよい場面転換、伏線の裏に潜むもう一つの伏線、といったストーリー展開は楽しめると思います。ただ、文頭にも書きましたが、今まで読んだ2作に比べると、読後感が少し胃にもたれるのも事実のような・・・ | ||||
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