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いっぺんさん
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いっぺんさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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残念ながら今回はインパクトが弱かったです。 今までホラー傾向のものだと「都市伝説セピア」「白い部屋で月の歌を」「花まんま」「赤々煉恋」「かたみ歌」「鏡の偽乙女」などを読んできましたが、今回が一番いまひとつだったというか・・。 最初の「いっぺんさん」から順に読み始めて、なんだろう、どれもオチが弱いというか切れがないというか・・。 それが最後になって「磯幽霊」とその続編、そして「八十八姫」の2つで、さすが朱川湊人!という凄みのある作品になり満足しました。この3編は星5つです。 これは個人的な好みがあって私がホラーや幻想が好きだからだと思います。「わくらば日記」や「箱庭旅団」のシリーズも読みましたが、ほのぼの系はどうも物足りません。 ラジオ・ドラマになったというのはみなさんのレビューで知りました。聴いてみたかったです。 | ||||
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中学生の娘にと買ったが、自分が読んでみた。 どの作品も、少しホラーで、物悲しい気持ちになるのが多かった。 特に最後の「八十八姫」がよかった。似たような話には何度か触れたことがある気がするが、 少女と少年の心の触れ合いが切ない。 全編通して、子供がよく登場する。月並みな言い方だが、子供は大事に育てないとと改めて感じた。 | ||||
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朱川さんの作品は殆ど読んでおり、特に子供を主人公にした作品は大好きです。本作の表題作の「いっぺんさん」も子供が主人公で、いかにも朱川さんの作品らしく優しくて哀しくて少し怖い世界が描かれていてよかったです。 その他の作品も佳作が揃っておりいつものように一気読みしてしまいましたが、読んでいて辛くなる話が多い感じがしました。「コドモノクニ」「蛇霊憑き」「山から来るもの」はどれも救いのない話で読後感は決してよいものではありません。「八十八姫」もせつないですね。 どれもいい作品だと思いますが、最近の朱川さんの作品はどうも辛くて哀しくてそして救いがない作品の割合が増えた感じがします。 | ||||
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