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ワーキングガール・ウォーズ
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ワーキングガール・ウォーズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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女も男も、働いてお金を稼ぐって大変。勤続約15年、中間管理職係長女子。達観して割り切っていると思ってるのに、色々と悩んで首を突っ込んで 、大変なんですよ。 | ||||
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三十七歳、未婚、入社十四年と十ヵ月。だけど、それがどうした?総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子。仕事は出来る。収入もそこそこ。でも対人関係はちょっと…。仕事に疲れ、ある日ふと思い立ったオーストラリア旅行。そこで出会った二人の女性との奇妙な友情を力にして、翔子は、オフィスに渦巻く悪意や嫉妬と闘いつづける。働く女性のリアルな本音と弱音。 | ||||
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37歳、女、大手会社の企画部 係長。 この話しは 10年くらい前のようです、翔子さんは その後どうしてるのかな?中間管理職の修行はまだ続いているのかな? 年下の八幡くんとは 遠距離恋愛へと進むのか? アラサー、アラフォーという言葉が普通に飛び交う今よりも10年前の37歳のワーキングガールは やはりいろいろ大変そうだ。 きっとそんな たくさんの翔子さんが 次への自分に道を作ってくれたんだろうなぁ 最初は 自分の仕事だけで、部下たちなど どーでもいいと思っているような翔子さんですが、会社で起きる ちょっとした出来事から ラストでは 過去の不倫相手(おそらく寝たのは一回でしょう)な部下の女子に対して 卑劣な行為をしてることが分かり 、天誅!気持ちいい啖呵とパンチを食らわさます。 ラスト近くでは 翔子さんは 「いい女」だと思えます。颯爽という言葉がピッタリなワーキングガールです。 一方、翔子さんが オーストラリアで出会った、もう一人のワーキングガール 愛美。翔子さんは愛美は友人になります そしてもう一人 この物語ではなくてはならないエピソードの ペリカンを巡っての 麗奈。 主に翔子さんと愛美の お話しが交互ですが、やはり翔子さんが主役かな。 愛美の方が29歳と翔子さんより若いけど、 ちょっと 哀しいワーキングガールな感じです。ラストでやっと、自分から転機を掴みますが。 「おばさん」てのは年齢ではなく 思考や行動だと思います。25歳でも 「おばさん」な人は多い。 そして翔子さんと八幡くんのデートの会話で「ロンバケ」て出てくるのですが なんだっけ??て一瞬考えてしまいました(笑)あ〜そんなドラマあった!見てたわ! 主題歌も流行ったわ〜て 懐かしかったです。 しかし何気に 小さい出来事であり ラストまで続いた謎もあるので 連作短編集ぽかったです。翔子さんのお話しですが。 | ||||
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日本有数の楽器会社に勤める37歳OLとメールで知り合ったオーストラリア在住の旅行会社勤務のこれまた独身女の二人を中心とした一種のボヤキ小説。 全体にワンセンテンスが非常に長くしつこい。 この小説のどこが面白いのかなやましい。 些細な事件が最後まで引きずり、ミステリーとまではいかないまでもこんな題材が果たして面白いのか疑問だらけの小説だった。 一般文学通算777作品目の感想。2014/03/30 21:40 | ||||
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平成19年初版の本ですが、女性の話し言葉が古い気がします。 37歳のヒロインの話し方→ 「あたし」「・・・だったわよね」「・・・・してるのよ」 こんな話し方する人、いまどきいます?と 読んでいて少し引っかかりました。 ヒロインの一人墨田翔子さんは一流企業でバリバリ働く女性管理職の星ですが、 自分のことを「便利だが怖い。嫌いだけど便利。」 「本当に嫌いでいつか噛みついてやりたい」と思われている、 「悪評」高い「ババア」で「お局」だと評価しています。 しかして実態は!! なんだかんだと部下たちに頼られ、チームメイトを鼓舞し、 いざという時かっこよく、会社でも何度も賞を取り。 そのくせ肩ひじ張ってる自分を陰からそっと見つめ、本当の自分をわかってくれる 年下の有能な男性部下と良い感じになったり・・・ オイオイ最初の低ーい自己評価はどこいったんじゃぁぁぁと叫びたくなるような スーパーウーマンなのです。 でも、現実って、はっきりいってこの小説の逆ですよね。 35歳過ぎて独身だけど、自分ではそこそこ仕事できるつもりだし まぁまぁ人望もあるし・・・なんて思ってたら 別に誰も自分のこと評価してないし、ただの小うるさいおばちゃんだと 思われてただけでした、みたいな・・・。 とてもじゃないけど自分を重ねてしみじみする気にはなりませんでしたので、 星3つ。 | ||||
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少し前のドラマでanego(姉御)ってあったけど。 この主人公はそこまで面倒見はよくない姉御ってかんじ。 部下に対して使えないやつにははっきり「あんた、使えないから次の契約更新はないよ。」と言えちゃう。(そこに愛もあるんだけど) そして、嘘をついたり自分のことを見下すような相手でも、仕事ができる人間に対してはそれなりの敬意を持った行動をとっている。 女が男と同じように働くには、いろんなことを犠牲にしなくちゃいけなくて。 でも、仕事がなんだかんだいって好きで、プライドもあって。 ペリカンを見るためにがんばる・・。 っていうその部分。 ああ、分かる気がするな。 私も、がんばろうって気にさせてくれる作品。 | ||||
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描かれている女性が全員なんらかの性格的な問題 (素直じゃない、自意識過剰、計算高い、等) を持ちながらも、魅力的に見え、 どんな女性でも自分を可愛らしく、美しくみせることは可能、 それは自分の心のあり方次第、小さなきっかけ次第ということを教えてくれる本でした。 この本を読んだ後周りを見渡すと、 どんな人でもどんなににくったらしく見えてもその人にもきっと 何かの葛藤に悩まされながらちゃんと生きてるってことがすこし愛らしく感じます。 | ||||
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自分はまさに翔子への道を歩んでいるかも…^^; と思いつつ読んだ30代半ばOLです。 本書の出版された2004年くらい、世間一般の女性管理職のイメージは 「ヒステリック」「嫉妬深い」「プライド高くて鼻持ちならない」・・・だと思います。 確か、当時の踊る大捜査線といった普通のドラマや映画などではそんな感じで登場してました。 主人公の翔子は最初、まさにイメージどおりの女性管理職!として登場しながら 実は葛藤した末の苦肉の策として意地悪を演じていることが徐々にわかってきます。 ステレオタイプな描かれ方は全くされてません。むしろリアルそのものです。 職場の人間関係の複雑さ、ドロドロの政略に自らの職場を重ねてゾッとしつつ こんな状況に身を置く女性管理職は実はたくさんいるんだな、とある意味で救われました。 そんな翔子も本当は「実は笑いあいながら仕事したい」という理想を持っています。 そこも共感です。本当は笑って仕事したいんですよ。だけど笑えない状況が多すぎて心に鎧が必要になる・・・。 物語の中で別の視点を与えてくれる人々に助けられ、更に成長していく姿を見て、 早く彼女に平和と幸あれと願ってしまう自分がいます。 | ||||
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お局歴、かれこれ10数年・・・主人公の翔子さんとよく似た身の上です。でも、翔子さんほど自立出来てなく、責任感もない困ったお局なので、翔子さんを「格好いい」と思いました。 失恋の痛手を引きづる後輩に「喝」を入れたり、妻子がいながら若い契約社員に手を出そうとする男性社員に、ギャフンと言わせるシーンは、スカッとしました。ある程度年齢を重ねると新しい友人を作り辛くなるものですが、ネットで知り合った愛美と徐々に仲良くなっていく行程も羨ましく思えました。後輩の男性社員の存在も、いいなぁ〜と思いました。そして、私もケアンズに行きたくなりました。 | ||||
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はじめて柴田よしきを読んだ。 なっかなか面白いじゃありませんか。 笑った、笑った。 途中、ちょっと話の運び方が雑だな、とか。 ところどころ紋切り型のオチに先が読めてしまったり、とか。 そんな様々なアラ波を乗り越えながらも、しんしんと読み続けた。 だって読ませるのだよ。魅せるのだよ。 アラも目立つけれど魅力もいっぱいなのだよ。 最初の1ページを読むと手放せなくなって、あらゆる場所に持ち歩いて、 スキを狙ってはページをめくり、一日間で読み切った。 笑って笑ってスカーッとした。 仕事がらみの女子のブルー打破にもってこい。 | ||||
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黒田翔子37歳、独身、大手音楽関係企業の企画部係長。 しょうもない上司と、面倒なOLたちの板ばさみになって、精一杯突っ張って生きている。 オフィスでは小さな事件が起こり、それには小さな謎がくっついている。 それを解決するのも中間管理職の翔子の仕事。 そして、翔子が旅行先のケアンズで知り合った現地の旅行会社の嵯峨野愛美も夢と現実のギャップに疲れ始めた29歳。 働く30代女性の心の揺れ、仕事への情熱、責任感とないまぜになったあきらめ。 それらがとても良く描かれている。女が大企業で一線で働きつづけるのはホントに大変。 (私は働き続けられなかったクチです。) 舞台を東京とケアンズの両方にすることで、新鮮でアクティブな展開になっている。 オフィスでの小さな事件もちゃんと解決し、読後感もすっきりなエンディング。 柴田よしきは働く女性を書かせたらピカイチだな、と思う。とってもリアリティがある。 この作品は「RIKO」シリーズの様などろどろした感じもないし(私はあのドロドロも大好きだけど) さわやかなのに、しっかりした読み応えでおすすめだ。 特に、働く女性に読んで欲しい。 | ||||
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ありがちな話かと思ってあまり期待していなかったが… あれ、何かが違う。よくある話とは全然違う。 気がつくとしっかり感情移入している自分がいた。 一見強くてしたたかで。でも実は毎日必死に戦っている。 | ||||
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先日 ブックストア・ウォーズ という本を読んだばかりで シチュエーションは違いますが、働く女の、いじめ、仕事、葛藤、恋、役職持ち、でも、恋人も人望もナシ…など、なんか内容が 同じような本で、同じ本を2回読んでしまった気分でした。(題名も似てるし…) なんか、最近の本って、この手のものばかりなの? なので、☆1つ… しかし、ひとつ!! 37歳、シングルでも、年収1千万円、朝の連続テレビ小説を観てから出勤しても 9:00の始業に間に合う場所に、マンションを持ってる翔子、 あなたは「負け組」なんかじゃありません!すぐ「負け組」だの「負け犬」だのって言葉 使わないで欲しい。 | ||||
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結局、Camcanに出てるような「お洋服のことしか考えてないような女の子」も、AERAに出てるような「絵に描いたような独身キャリアウーマン」も、うじうじ悩んで、ささいな楽しみを支えに生きてるってことに変わりはないんだろうなー、と、この中間にいる(と自負させていただいてる、20代後半の)私は思いました。 主人公も、途中まで活躍する麻美も、描きようによってはものすごく嫌なやつにもできるはずなのに、そうではなく、どこか憎めなくて、いとおしい。初めて読んだ作家さんでしたが、明るい作風を心地よく感じた。 | ||||
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最初読んでいて、「これいつの本?」と思ってしまった。2003年〜2004年に発表されたと知って2度びっくりです。婚期を逃した女が1人で食事すると哀愁が漂うみたいな、いつの時代だよと突っ込みを入れたくなるステレオタイプに満ちていました。この作者、男性?あまりに女性を理解していなさすぎです。作者は若さと結婚に価値があると考えているようですが、いまどきのワーキングガールは、そんなにうすっぺらくないですよ。あまりにつまらない本でした。 | ||||
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主な登場人物は翔子と愛美。 この2人は自分では意識してないようだけど絶対的に「女の味方」。 たとえいい印象を持っていない客や部下であっても、 困っている人を見たらほうっておけない。 文句を言いつつも必ず何とかして助けてくれる。 そこに女性読者は強くひかれるのではないでしょうか。 私には翔子のようなキャリアと才能もなければ、 愛美のように知らない土地に飛び出す度胸もない。 でも、同じ女として2人の生き方は素直に応援できました。 働く女性のリアルな悩みを描きながらも ほんの少しだけ小さな謎解きも含ませているあたりもいい。 このささやかなエッセンスがすごく効いてて作品に深みを持たせてます。 翔子が部下の女の子のために 元の不倫相手でもある上司にタンカを切る場面は爽快!! 女性作家が書いたものだから余計に気持ちいい〜♪♪ 頼もしい見方に出会えたような、そんな心強さを感じさせてくれる本でした。 | ||||
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柴田よしきさんの描く女性は、いつも強い。 でも、弱い点もちゃんと描く。 男からの印象です。 でもって、それがある意味彼女の作品にリアルさを もたらしてるのかなーと思います。 本作品は、まさに題の通り働く女性の悩みを描いてます。 笑いあり、涙ありで、おもしろいです。 どちらかと言うと、彼女の作品の中でも軽く読めるタイプの 作品でいいと思います。 | ||||
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衝動的にジャケ買いした小説です。 その期待を裏切らぬ面白い作品ですね。 何というか精神疲労に効く薬ってとこですかね。 | ||||
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何の気なしに読んでみて OL廃業16年経ってしまった主婦ですが面白かったです♪ 主人公の墨田翔子やケアンズ在住の愛美の考え方や行動は 今も昔もあまり変わらないんだなァ…と思いました。 オーストラリアなんて興味なかったけど、この本読んでたら ケアンズへ行ってみたくなりました。 英語のプロ(!?)になったのに 日本語がしゃべれるからケアンズでガイドをしているという愛美の現実が 妙にしんみりしちゃいました。 自分はさておいて 子どもの将来を模索しなきゃならない親という立場からすると また違った感慨です。 何が幸せなのかの見極めは永遠の課題かもしれませんね... | ||||
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2006年に話題になったanegoを見て、リアリティがいまいちだったけど、 こちらはもう少しリアルに近いような毒があってよい。 しかも、会社OLミステリってのが実際のOLにはつぼ。 ドラマ化しやすそうですね。 でも、企画部の年下男子の設定はやはりうなずけない。。 OLさんにオススメです。 | ||||
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