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中原の虹
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【この小説が収録されている参考書籍】
中原の虹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全127件 81~100 5/7ページ
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蒼穹の昴の続編です。西太后、春児(チュンル)、ミセス・チャン、梁文秀などにまた会えるかと思うとワクワクしました。 | ||||
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「蒼穹の昴」は面白かったけど、それほどの面白さはなかった。 物語の中心人物となる張作霖はあまりにも理想化されすぎて、人物としての共感を感じなかった。 他の登場人物もほとんどが張作霖に心酔してしまうので、人物ごとの感動を誘いそうなエピソードにも、やや鼻白んでしまった。 「蒼穹の昴」では人間味ある魅力的なキャラクターだった春児や光緒帝、西太后も聖人君子みたいになってて魅力がなくなってしまった。 唯一袁世凱が、悪知恵の働く悪役的な役割ながら、善人的な憎めなさもあって共感できるキャラクーだった。 袁世凱が物語の中心になっていたら面白かったかも。 | ||||
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「蒼穹の昴」、「珍妃の井戸」ときてここにたどり着きました。 張作霖は誰でもない、張作霖なのだ 何度も書かなくても良いかな、 何でもできて、だれよりも強いとずっと描いてきて まだ何度も言われると しつこくて 嫌だな。 「マンチュリアンレポート」は続編とは言えないし もうちょっとすっきり終わって欲しかった・・・ | ||||
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「珍妃の井戸」を間に挟んで、「蒼穹の昴」の続編。 「蒼穹の昴」を越える、わたし的には更なるナンバーワン、、、 馬賊の頭、張作霖が夢にまで出てくる、、、 天地をひっくり返すような交響楽の調べに酔いしれて、、、 全四巻を読み終えるのが、いかにも惜しい、、、 | ||||
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蒼穹の昴の中に北京語は世界で一番美しい言葉という一節がありました(もう一度読み直そうと思って あれから何年....) 浅田さんの作品はとてもバラエティに富んでいてどれも楽しみにしています ロマンチストだし.. この中原の虹も 浅田さんの次がなくて取り合えず一巻を買ったはいいけど 最初??どういう話なのかわからず入っていけず積読でした けれども蒼穹の昴の続編と聞き チャンヅオリン ツオンランパ ワンソイイエ チュンレイ などの名前も美しく耳に(目か?)残り出したらもう止まらない 面白い〜〜〜!! 春児の兄さんが春雷でとかいいです どきどき ワクワクしますもん!! (途中 珍妃の井戸挟みました ちんぴ って読むのと チェンフェイって響くのとこれまた違いますよ)いまとうとう4巻目の中ほどです 読み終わるのが 寂しい お勧めです もの凄い(強いメッセージ性もある)作品だと思います タイトルのあの言葉 上に立つものはよーく噛み締めて欲しい!! | ||||
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夢中で読んだ、蒼穹の昴の続編。気付けば一日中この小説を読んでしまっていた。この三連休は中原の虹で終わりそうです。 | ||||
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「蒼穹の昴」の続編です。 第1巻は張作霖を中心に物語が進行していきます。 日本軍に爆殺されたことぐらいしか印象にありませんが、 本作では若き張作霖が馬賊の長として政府に堂々と対峙する 姿が魅力的に描かれています。また、それを取り巻く馬賊たち もそれぞれの人間模様があり、そのうちのひとりは前作の主人公 ともいえる春児の兄。このあとの展開が楽しみです。 主要な人物のことごとくにあの太白白が将来を予言するのは 若干鼻白むところですが、清朝末期という混沌とした時代の 熱気をそのまま表現していて、前作同様、一気に読めてしまいます。 登場人物はかなりダブりますので、「蒼穹の昴」を読んでないと ツマラナイと思います。できれば2作品通読を。 | ||||
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蒼穹の昴の本当の意味での続編. (珍妃の井戸はあくまで外伝的な気がする.) 春児,梁文秀,李玲玲などのその後が描かれている. それだけでも十分に読むに値する本なのだが,春児の兄雷哥や張作霖を主軸にかたられる内容も十二分に面白い. 熱さや勢いだけでなく,締めるところは締めるという著者の卓越した小説技術がいかんなく発揮されている. 物語を読めば読むほど止まらなくなる. そういう作品だ. ただ一点気になったのが,物語はこれで終わりなのかということ. 壮大な中国大河はまだすべて書き終えていまい. 続編を期待したい. | ||||
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他の人の評価か低いようで少し心配でしたが、一大絵巻物を読み終えたような素晴らしい内容でした。 ラストに少し欲求不満のある人もいるようですが、それは歴史がすでに結果を出してしまっているので、終わり方とすればベストでしょう。様々な人の視点からストーリーが次から次へと展開がされます。蒼穹の昴よりもこの作品の方が私は面白かったです。 | ||||
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今の中国を知る上でも面白い内容です。登場人物の名前と、時代の前後に振り回される感がありますが、密度の高い興味深い内容です。飽きさせてくれません。全4巻あっという間です。 | ||||
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第2部が人を食ったような内容だったので、半ば期待せずに読み始めましたが、なかなか読み応えのある作品でした。 西太后の残忍で非情な印象は彼女自身の意志で中国のために作り出したものという解釈には妙に説得力がありました。また、したたか者と思っていた張作霖も格好よく、袁世凱すら俗物ながら国のことを考えて行動していたとしていますが、ストーリーとして矛盾するところがありません。それでいてその後を知っている人間には悲しい結末でした。微妙にいいところで結末としていました。 最初から登場人物が多く出てきて、それぞれが状況に応じて複数の名前を持つため、やや混乱しましたので、張作霖の子分の名前を列記しておきます。第1巻を読み終える頃には、その使い分けにも慣れてきますが。 総攬把 張作霖 白虎張 雨亭 二当家 張景恵 好大人 豆腐屋 三当家 張作相 白猫 四当家 湯玉麟 麒麟哥 五当家 李春雷 雷哥 秀芳 馬占山 秀哥 呉鉄仙 鉄哥 | ||||
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「蒼穹の昴」と「珍妃の井戸」を面白く読んだあと、勿論「中原の虹」にもとりかかりました。が、最初は名前の中国読みと字名と漢字の3種類の読み方で混乱してしまい、又、時代も飛ぶので、途中で挫折しました。テレビで「蒼穹の昴」を見たあと、もう一度挑戦してみましたら、今度は何故か、すいすいと頭に入って来て、大変面白く一気に読んでしまいました。今、「マンチュリアン リポート」を読んでいます。これも、一気に読んでいます。何だか中国の歴史にのめり込みそうです。 | ||||
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いい意味で。中原の虹からは、油と埃の匂いがむんむんに漂って来ます。蒼穹の昴と同じ時代の、同じ系統、文体の作品であるのに漂う匂いが全く違う。そこに浅田次郎という作家の非凡さがある。登場人物達は、我々の価値観で見ると残忍ですね。「え、そんなことで?」という理由で無実の民を皆殺しにするくだりに仰天しました。しかし彼らには、彼らの道理、正義がある。それらを守るためには殺戮もいとわない反面、義理堅く情深い一面もある。生き生きとした異国の任侠劇に引き込まれました。蒼穹の昴と同じく、細部まで描き込まれた精密な描写と生々しい人間像。それらが醸しあい、「匂い」たつ時代小説となさしめているのでしょう。時代物や歴史が苦手な人に合うかは分かりませんが、自分は風俗描写をじっくりと読み込み、更にはネットで実物を調べて楽しみました。ただ、個人的に、例の予言婆様の存在に違和感が・・・(笑自らの意思でもがいて人生を切り拓くキャラクターばかりなのに、彼らに、星周りとか運命という伝奇的なシロモノがそぐわない気がしています。あと、毎度毎度、ながながと予言ポエムを聞かされるのが^^;苦手デス神話や西洋FTも同様ですが、話をぶったぎってポエムが出てくると醒めてしまうのです。ここはまあ、個人的な嗜好につき蛇足の感想ということで。 | ||||
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鉄道員以前にこうした中国歴史小説を執筆していたのとを知り驚いた。ギャグ系やぽっぽやっぽいものしか読んでいなかったので、硬派の歴史ものに感じるところ大でした。 | ||||
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1Q84の3巻を読み終わった時のような脱力感が。。。。。ここで終わるか?続編を待て、ということね。浅田次郎が張作霖のことが大好きだというのは よ〜くわかった。しかしかなり作り込んでいる割に書かれていることが表面的なことに終始してしまっている感じである。浅田の好きなフレーズ「矜り高き〜」がふんだんに出てくるので「あ、またか」と思ってしまう(これ壬生義士伝だっけ?)。歴史のお勉強みたいに途中途中で李自成や袁世凱や宋教仁や義和団事件などなどをwikiで調べながら読んだ。それはそれで面白かったのだが 張作霖の都合の悪いところをないものにしたいために日露戦争を書けなかったのではないかと思える。満州族の侵攻の歴史と漢族の関係や紫禁城のことなど よく調べて史実に沿って書いているのだが近代史なので登場人物の処理がたいへんだったのだろう。人物名その他に中国語読みのルビが「蒼穹の昴」より細かくふってあるのはサービスなのだろうが「えんせいがい」と読んだのではダメってことか。泣かせ方(女性が心の中で男性を理解する場面など)は いつもの浅田節。あまりにも激動の時代なので歴史に偏ってしまっている感は否めない。 | ||||
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蒼穹の昴、珍妃の井戸と、このシリーズにはまって中原の虹もまだ途中ですが楽しく読ませて頂いてます。内容も深く、蒼穹の昴と同様にぐいぐいと引き込まれていきます。登場人物の誰ひとりをとってもその魅力を強く感じます。ただ蒼穹の昴はなんとか食らいついていきましたが、さすがに登場人物を把握するのがそろそろ困難になってきました(笑)難解な漢字とモンゴル特有の名前がどうにも記憶に残らないので☆4つと致しました。 | ||||
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「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」・・・そして「蒼穹の昴」(テレビ化・・・ちょっと全員、善人すぎるな〜と思いましたが)続いて「中原の虹」!その文庫版! よっ!待ってました!(なんちゃって!) 前出二つの作品は単行本で購入いたしましたが、「中原の虹」だけは文庫化を待っていました。 だって・・・単行本を持つ手が重いし・・・お財布は比例して軽くなるんだもん(苦笑) 「中原の虹」では李春児(り・ちゅんる)の兄・李春雷(り・ちゅんれい)を中心にストーリーが進むようですね。(1)(2)と二冊文庫本を購入しましたが、私はこの二巻からあえて先に読んでいます。 やはり、ヒロイン?(と呼ぶのをお許しください)西太后に魅了されます。 浅田次郎氏の西太后は美しく優しい。 フィクションであろうがなかろうが、読んでいて、心が和みます。 4億の民を統率し、支配しなければならなかった過酷な運命の女性・西太后。 確かに諸説とおり、厳しく残酷な一面もあったでしょうが、それ以上にこの女性の孤独を感じます。 ゆえに、浅田氏描かれる西太后に、一女性として、共感できます。 特に自ら幽閉した養子の光緒帝との母子の情断ち難く、春児の計らいで、テレグラムで対話するシーンにはほろっときます。 そして西太后の最期のこの言葉。 「私はこの国の民を愛した。その民のひとりのおまえを、心から愛した。それでいいでしょう?」 「それでよかったのよ、それしかなかったのよ」・・・と、彼女に語りたくなります。 李春雷の活躍もさながら、日本に春児の妹・玲玲(りんりん)と亡命した梁文秀(日本名・柳川文秀)とおりん(=玲玲の日本名)の間に生まれた子・清一(中国名は梁清一=「りゃん・ちんいー」でしょうか?)の行く末も気になります。 また、テレビ化されたドラマではほとんど端役扱いだった、ミセス・チャンの愛人で新聞記者のトーマス・バートン(大好きです!)と岡圭之助のその後も楽しみです。そして「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」。ずっと読み進めていく中で、難しい中国語や満洲語に浅田氏がカナをつけてくださるのが、中国語学習者の私には、とても励みになっています☆秋の夜長。テレビの美しい映像と共に、ゆっくり、じっくり楽しませて頂きます。 | ||||
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まだ、1・2巻しか読んでいませんが、とても面白いので、3・4巻も予約しました。ドキュメンタリーではないので、小説として面白ければそれでいいのですが、史実をあまりひん曲げる訳にもいかずに、ご先祖と春児兄弟で無理やり辻褄合わせしているような部分もあって、最初はちょっと閉口しました。『蒼穹の昴』〜『珍妃の井戸』〜『中原の虹』と読んできた方には解っていただけると思います。なにしろ、いきなり馬賊に春児(春雲)の兄、春雷が登場。いくらなんでも都合良過ぎないか。春児は宦官として人身を極め、妹の鈴々は日本で梁文秀の奥さんに、そのうえ兄春雷がこの物語の主人公、張作霖の部下として登場なんて、いくらフィクションでもと思いませんか。(清の滅亡は、実は李三兄弟によって成されたのかな?)それだけじゃ辻褄が合わないから御先祖様登場!って、何だかね。これが☆マイナス0.25の理由。『中原の虹』の読み出しは、そんな訳で、挫けそうになりました。でも、小説としては面白い。とてつもなく面白い。早く3・4巻が読みたい。1・2巻は『蒼穹の昴』の続き、これからどうなるのか、張作霖はどうなっていくのだろう。 | ||||
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大好きな作家なんですが、この本は苦手でした。。。登場人物が中国の名前なので、ややこしくて混乱して、ストーリーに没頭したくても、なかなか没頭できなかった。やはり、慣れていない人名が沢山でてくると、小説の面白さ以前に疲労が勝ってしまって、、、大ファンなのに自分が情けないです。すみません。 | ||||
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「蒼穹の昴」がすばらしく、「珍妃の井戸」も読んでいたので、春児、文秀のその後が知りたくて購入しました。まだ1巻を読んだばかりで全貌は見えませんが、まさに「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」のその後の時代が張作霖、春児の兄の春雷等の英雄たちの視点で描かれています。登場人物たちはみな際立っていて、それぞれのエピソードに胸が打たれます。1巻の時点で壮大な話、面白さの気配・・・。もちろん、ちらりとですが、春児も登場しています。ただ、なにぶん過去2作品を読んだのが昔過ぎて、舞台となる時代・登場人物のそれまでの背景がなかなか思い出せません。思わず昔の作品にもう一度手がのびそうなところをとめて読み進めています。これから読まれる方はできれば過去2作品から続けて読まれることをおすすめします。そのほうがより一層世界に入り込めるはずです。いずれにせよ、2巻以降が楽しみです。 | ||||
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