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単独行者
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単独行者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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登山経験者向けの本だという風に感じました。そういうのがお好きの方は是非ともどうぞ。 | ||||
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紹介文には「史実をもとにした真実の加藤文太郎像を、山岳小説の名手・谷甲州が、渾身の力で描ききる大作。」と書かれていますが、読んだ感じではフィクションの要素が強かったです。ただ、どこから本当で、どこからがフィクションなのか非常に曖昧で、疑心暗鬼の状態で読むことになったのでのめり込めなかったです。新しい文献が発見されたとかそういうこともなかったようで、加藤氏の「単独行」に心の葛藤を付け足した感じでしょうか。装備がどうのこうのというより、「その時彼は何を考えていたのか?」にスポットを当ているのではないでしょうか。確かに「孤高の人」よりは史実に基づいてはいると思います。ただ、読み物としては「孤高の人」の方が面白かったです。文章は登山家にありがちなハードボイルド系というか「魂の歌を聴けっ」って感じの熱いものでした。歩く速度の件を本書ほど熱く、詳細に語った書籍は読んだことがありません。前述のとおり「心」の描写に重きを置いているので山行の描写が途中で終了していることがあり、どうなんだろうと思いました。一人称で語ってるかと思いきや突然俯瞰で第三者(著者)目線で語りだす部分が多くて読んでて疲れた。多分、一人称の部分は過去の文献の加藤氏の言葉を引用しているのかなあと思いながら読みました。「加藤=正義」と分かりやすく描かれているので作者が「加藤文太郎が好き」という想いはヒシヒシと伝わってきましたが、小暮写真館に続いて「分厚い本にアタリ無し」のイメージを強くする作品でした。 | ||||
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紹介文には「史実をもとにした真実の加藤文太郎像を、山岳小説の名手・谷甲州が、渾身の力で描ききる大作。」と書かれていますが、読んだ感じではフィクションの要素が強かったです。ただ、どこから本当で、どこからがフィクションなのか非常に曖昧で、疑心暗鬼の状態で読むことになったのでのめり込めなかったです。 新しい文献が発見されたとかそういうこともなかったようで、加藤氏の「単独行」に心の葛藤を付け足した感じでしょうか。装備がどうのこうのというより、「その時彼は何を考えていたのか?」にスポットを当ているのではないでしょうか。 確かに「孤高の人」よりは史実に基づいてはいると思います。ただ、読み物としては「孤高の人」の方が面白かったです。 文章は登山家にありがちなハードボイルド系というか「魂の歌を聴けっ」って感じの熱いものでした。歩く速度の件を本書ほど熱く、詳細に語った書籍は読んだことがありません。 前述のとおり「心」の描写に重きを置いているので山行の描写が途中で終了していることがあり、どうなんだろうと思いました。 一人称で語ってるかと思いきや突然俯瞰で第三者(著者)目線で語りだす部分が多くて読んでて疲れた。多分、一人称の部分は過去の文献の加藤氏の言葉を引用しているのかなあと思いながら読みました。 「加藤=正義」と分かりやすく描かれているので作者が「加藤文太郎が好き」という想いはヒシヒシと伝わってきましたが、小暮写真館に続いて「分厚い本にアタリ無し」のイメージを強くする作品でした。 | ||||
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