遠き雪嶺
- 山岳冒険小説 (42)
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
数々の山岳小説を物してきた谷氏が今回取り組んだテーマは戦前の立教大学山岳部を扱ったドキュメンタリー小説。日本人で初めてヒマラヤ登頂を成功したチームの物語である。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本人登山家が、海外の山を登り始めた頃の話です 日本国内での資金集め、準備段階の話が半分 ベースキャンプまでの行軍が 1/4 登山の話が 1/4で構成されています 日本国内の、資金集めの精神的なつらい話も、楽しく読める内容でした 高度順応とか、難しい登山用品が無い頃の話なので、登山の素人な人でも、 首をかしげること無く読むことが出来ます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ナンダコートを戦前登攀した日本人の物語。 新刊で入手できないのが残念! 谷甲州の山岳小説は本当にリアルだ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本人初のヒマラヤ登頂の物語 作者自身が登山の経験が豊富なので描写が実に生き生き書かれていて 読むものをその場に連れて行ってくれる。 谷節炸裂の山岳小説だ。 何故、これが新刊で入手できないのか分からない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今から70年前、昭和11年、立教大学山岳部は日本で初めてヒマラヤに遠征して、ナンダ・コットの世界初登頂に成功した。 遠征隊派遣にいたるまでの数々の準備と関門、インド到着からヒマラヤ、ナンダ・コット麓に至る道のり、ベースキャンプ設営から頂上アタックへの苦難の登山、キャラバン隊編成の苦労、シェルパとの親交や隊員同士の軋轢…。夢を抱いた男たちの壮絶な人間ドラマが、浜野正雄という一隊員の目を通して描かれている。 読んでいるうちに自分が浜野その人になったかのように物語に引き込まれてゆく。 著者谷甲州は海外協力隊の経験もあり、’96年には『白き嶺の男』という短編集で「第15回新田次郎文学賞」を受賞したほどの本格的な山岳小説の書き手である。と同時にスケールの大きなSF小説や架空戦記ものなども得意としている。 本書はそんな著者の作品の中でも、構想10年、執筆開始から脱稿まで6年という、綿密な取材に基づいたノンフィクションといってもよいほどの性格を持ったダイナミックな本格山岳大作となっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文句なしに、近年の山岳小説のなかで、一番です。この遠征の時代背景がワタシには、いまひとつ認識できていなかったのですが、これでよくわかりました。小説としての出来不出来についてはいろいろの意見はありましょうが、題材の良さが光っております。考えてみると山岳小説は、フィクションでは成り立たない世界なのかもしれません。だから、フィクションでやろうと思えば『惑星CB‐8越冬隊』のようにするしかないのかもしれません。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|