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チェーン・ポイズン
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チェーン・ポイズンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 41~60 3/5ページ
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最後の最後に「えっ?」と思わせる仕掛けがあり一瞬何のことか全くわからなくなります。整合性を求めパラパラと前の方のページを捲り、やっと「そういうことだったのか!」と納得できる。そんな本です。 | ||||
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今までの本田さんのイメージは、良い意味では、 「研ぎ澄まされた感性」とか、「生き生きとした会話」 とかだと思いますが、中年の私としては、なんか「軽い」 感じがしてしまい、逆に現実感がない気がしていました。 このチェーンポイズンも、そんな感じかと思いましたが、 全く逆です。テーマのせいかもしれませんが、登場人物の 会話に現実感・切実感があり、読者を引き込みます。いつも の洒落た会話(私には少し気障な会話)が影をひそめ、結末 も、ミステリーとしてとかは関係なく、「良かった」と思い ました。泣きました。また、このような本を読みたいです。 泣かせてください!! | ||||
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著者の本を読むのはこれが初めてです。 あらすじと、カバーデザインに魅かれて手に取りました。 さくさくとテンポよく読み進め、そして、どんでん返し。 その段階で、慌てて始めの方を注意深く読み直したりしました。 見事に騙された凡読者です(笑)。 読み終わって、「はたしてこの手法は、他の方も簡単に騙されるものだろうか?」 という疑問がわきまして、こちらのレビューを確認。 みなさん、私と同じでホッとしました(笑)。 と言う事は、非常に巧みに構成されている完成度の高い作品なのですね。 テーマが自殺ってだけに、重苦しくてなかなか光が見えない。 それでも、押し付けがましくなく、 読みやすい語り口で話が進むのでページをめくる手がどんどん進みます。 そしてラストに垣間見える希望。 いい読後感が味わえました。 …けど、なんだか、騙された感じがくやしいので☆は4つ。 個人的はロジカルな推理小説が好きなので。 単純に好みの問題です。 | ||||
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”私はやっぱりこの世界の未来が愛しかった。” (P244) これだ、これに全部詰まっていると思う。 自殺することしか頭になかった主人公が、徐々に未来に目を向けるようになる。 養護施設の子どもたちのために、だんだん行動的になっていく姿には感動しました。 ミステリーとしてもかなり凝っている。 ハッピーエンドで、読後感も非常にいい。 いやー、面白かった。 | ||||
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最後の方でどんでん返しがあったが、どんでん返しがあってもなくてもストーリー的には大差ない気がした。希望を感じさせる終り方でよかった。最後まであの雰囲気のまま終ったら鬱になるところだった。 | ||||
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最後の方でどんでん返しがあったが、どんでん返しがあってもなくてもストーリー的には大差ない気がした。希望を感じさせる終り方でよかった。最後まであの雰囲気のまま終ったら鬱になるところだった。 | ||||
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「死」をテーマにしているけれど、文章が綺麗で素直に心に入ってくる。ミステリーは半分で、残りの半分は絶望した人の姿を描いたヒューマンストーリーだと思った。おそらく、本多さんのほかの作品に比べて圧倒的にインパクトが強い。あと、表紙のカバーを外すと、カッコいいです。高級感たっぷり(笑) | ||||
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「死」をテーマにしているけれど、 文章が綺麗で素直に心に入ってくる。 ミステリーは半分で、 残りの半分は 絶望した人の姿を描いた ヒューマンストーリーだと思った。 おそらく、本多さんのほかの作品に比べて 圧倒的にインパクトが強い。 あと、表紙のカバーを外すと、 カッコいいです。高級感たっぷり(笑) | ||||
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この作者の本ははじめて読みます。自殺を志願している主人公ともう一人の主人公とのやや時間のずれたザッピング的な進み方でした。僕にとっては、自殺志願している方の気持ちが率直に描かれているような気がして内容は重く感じました。ですが、話はさくさく読め止まりませんでした。シドニーシェルダンのようなしつこい?「どんでん返し」の連続まではないものの、「えっ!?まじかよ・・・」と思わせることがいくつか。そしてなによりも、結末です。最初わけがわからなくて最初のほうから読み返してしまう感じ。ちょっと頭の回転の遅い僕では理解するのに時間がかかりました。読み返してみるとなるほど・・・矛盾はないのです。いやあ、面白かった・・・でも少し重かった。 | ||||
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この作者の本ははじめて読みます。 自殺を志願している主人公ともう一人の主人公とのやや時間のずれたザッピング的な進み方でした。 僕にとっては、自殺志願している方の気持ちが率直に描かれているような気がして内容は重く感じました。ですが、話はさくさく読め止まりませんでした。 シドニーシェルダンのようなしつこい?「どんでん返し」の連続まではないものの、「えっ!?まじかよ・・・」と思わせることがいくつか。そしてなによりも、結末です。最初わけがわからなくて最初のほうから読み返してしまう感じ。ちょっと頭の回転の遅い僕では理解するのに時間がかかりました。読み返してみるとなるほど・・・矛盾はないのです。 いやあ、面白かった・・・でも少し重かった。 | ||||
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やられた。誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」それは決して悪い取引ではないように思われた。1年間生きるという奇矯な約束の末に見た「生」とは?「生きる」ことを正面からとらえた彼女側からの世界と、事件を追う彼の世界が、少しずつリンクしていきます。その先にある結末は・・・。テーマは重く、彼女側の記述は暗く深い闇に包まれています。読んでいて悲しい気持ちになるのですが、途中途中に入る記者の奔走があることで、全体的なダークさが緩和されているように感じます。一気に読み終えてしまいました。上手いです。 | ||||
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やられた。 誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。 簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。 死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。 「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」 それは決して悪い取引ではないように思われた。 1年間生きるという奇矯な約束の末に見た「生」とは? 「生きる」ことを正面からとらえた彼女側からの世界と、事件を追う彼の世界が、少しずつリンクしていきます。その先にある結末は・・・。 テーマは重く、彼女側の記述は暗く深い闇に包まれています。読んでいて悲しい気持ちになるのですが、途中途中に入る記者の奔走があることで、全体的なダークさが緩和されているように感じます。 一気に読み終えてしまいました。上手いです。 | ||||
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こんなにペシミスティックに生活をするなら、その背景に、ドメスティックなバックボーンがほしい。非日常的なポイズンを誘発するにはセクシャル(性的ではない、ヒューマンな)が刻まれてほしい。一般的に興味深い評価を得ている本作のようなストーリーに終わりが見えすぎていたのは残念。凶器のようなバックボーンは時に無言でその乱用性を誘発し、得体のしれない毒牙を放つ。リスキーさに欠けすぎる展開に下り坂の三輪車を想起させる。この作家にポイズンは描けない。おそらくだが、法に触れる薬物に手を出したキャリアがないであろうから。 | ||||
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こんなにペシミスティックに生活をするなら、 その背景に、ドメスティックなバックボーンがほしい。 非日常的なポイズンを誘発するにはセクシャル(性的ではない、ヒューマンな)が刻まれてほしい。 一般的に興味深い評価を得ている本作のようなストーリーに 終わりが見えすぎていたのは残念。 凶器のようなバックボーンは時に無言でその乱用性を誘発し、 得体のしれない毒牙を放つ。 リスキーさに欠けすぎる展開に 下り坂の三輪車を想起させる。 この作家にポイズンは描けない。 おそらくだが、法に触れる薬物に手を出したキャリアがないであろうから。 | ||||
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本多孝好、いつから社会派を書くようになった?と驚くくらい、堅いネタを選んだ。結果、とても面白い。【毒物自殺を図った女を追いかける週刊誌の記者】と【その女が実際に生きていた頃の一年間】との時間軸を交互においかけていく(…と見せ掛ける)スタイルは秀逸。………最後に大どんでん返し。やっぱこの人、ミステリー畑の人やね。やられたあ!!! | ||||
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本多孝好、いつから社会派を書くようになった?と驚くくらい、堅いネタを選んだ。結果、とても面白い。【毒物自殺を図った女を追いかける週刊誌の記者】と【その女が実際に生きていた頃の一年間】との時間軸を交互においかけていく(…と見せ掛ける)スタイルは秀逸。………最後に大どんでん返し。やっぱこの人、ミステリー畑の人やね。やられたあ!!! | ||||
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今まで読んだことのないような斬新な構成になっています。見事に引き込まれ一気に読んでしまいました。最後のどんでん返しは驚愕のミステリーにふさわしいラストになっています。ミステリー小説なんですが、ミステリーの境地を超えた「生」と言うテーマが、根底に流れているように思います。「死」というテーマを全面に押し出し「生」の意味を考える。すばらしい構成になっています。WILLMISSING (双葉文庫) | ||||
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今まで読んだことのないような斬新な構成になっています。見事に引き込まれ一気に読んでしまいました。最後のどんでん返しは驚愕のミステリーにふさわしいラストになっています。ミステリー小説なんですが、ミステリーの境地を超えた「生」と言うテーマが、根底に流れているように思います。「死」というテーマを全面に押し出し「生」の意味を考える。すばらしい構成になっています。 WILL MISSING (双葉文庫) | ||||
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もう死んでしまおうか。死を覚悟した女性の前に謎の人物はこう囁く。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか? 1年頑張ったご褒美を差し上げます」一方、続く謎の服毒自殺に関連性を感じた週刊誌記者はその一年後に調査を開始する。本多先生の作品は好きでよく読むのですがどれもちょっと死の匂いがするというか淋しげな作品が多い気がします。そんな中でもこの作品はテーマが自殺、死であるのでどうしても暗い印象を受けて嫌がる人もいるかもしれませんが読了後、不思議な爽快さというかああ、よかった…と心から思えたのでオススメです。なんだか文章が淡々としているというか読みやすいので(…平易とか妙に一頁に字が少ないとかでなく 文章との相性というものかもしれないです。 好みというか。)あっという間に読めました。記者と女性で交互に展開するのもハラハラして頁を捲る手を速めてくれました。 | ||||
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もう死んでしまおうか。 死を覚悟した女性の前に謎の人物はこう囁く。 「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか? 1年頑張ったご褒美を差し上げます」 一方、続く謎の服毒自殺に関連性を感じた 週刊誌記者はその一年後に調査を開始する。 本多先生の作品は好きでよく読むのですが どれもちょっと死の匂いがするというか 淋しげな作品が多い気がします。 そんな中でもこの作品はテーマが自殺、死であるので どうしても暗い印象を受けて嫌がる人もいるかもしれませんが 読了後、不思議な爽快さというか ああ、よかった…と心から思えたのでオススメです。 なんだか文章が淡々としているというか読みやすいので (…平易とか妙に一頁に字が少ないとかでなく 文章との相性というものかもしれないです。 好みというか。) あっという間に読めました。 記者と女性で交互に展開するのも ハラハラして頁を捲る手を速めてくれました。 | ||||
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