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チェーン・ポイズン
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チェーン・ポイズンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 21~40 2/5ページ
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どのあたりがどんでん返しなのかさっぱりわかんなかった…。 Aの話とBの話の女性を同一人物だと思わせたかったの??だとしたらもう一方でも名前を出すし、名前を出してない事と同じ時期に同じニュースを見ている時点で別人だとわかる。 個人的に気になったのが文章に“ああ”を多用しすぎていてだんだん鬱陶しくなってきた。 『生』をテーマにした槇村悦子の話の方が面白くてずっと読んでいたかった。 | ||||
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毒で自殺した3人のうちの一人の女性を、記者がどういういきさつで死に至ったかを独自に調べていく話。 最後にはちょっとしたミステリもありました。 あらすじ自体は平凡なのですが、言葉の選び方がとっても考え抜かれているな、という感じがして、 結構なスピードで読んでも、意味が分からずちょっと戻って読み返すということもなくスッと入ってきました。 とても良いモノを読んだな、という感覚です。 | ||||
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週刊誌記者が追う、ザ・ミステリー。 連鎖する不可解な自殺に、人が持つ優しさや残酷さ、探究心、登場人物の色んな心の動きが関係してくる。 伏線はきちんと回収され楽しめました。 以下、ちょいとネタバレ。 「えらい名前言わんなぁ」と、穿った見方をしてしまった。ミステリ好きは注意しないよう注意せねばならない。これがいつも難しい。 | ||||
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物語的にはなにかほっこりする感じ?でもないが、読んだあとはそんな感じでした。しかし自分は衝撃のラスト!!!みたいなのを期待したのですが、その点の衝撃は弱かったです。 | ||||
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登場人物達の、自分で死を選ぶ決断をした痛み、虚しさ、苦しみが文面から伝わってくるけれど、それに相反して重苦しくはありません。 最後の3ページは驚いてしまい、数回読み直してしまいました。お勧めです。 | ||||
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生きている今に絶望というよるも、 生きていく未来に絶望した女性が「ああもう死んでしまおう」と思い、 楽に死ぬために1年間待つのですが、その間に生きていることと死ぬことの意味をみつけ・・・ そして、自殺してしまった女性。 似たような薬で自殺した男性二人。 現在と過去、人間関係が絡み合い、しっかりと騙されました(笑) 騙され方が気持ちよかったのと、 何より読後感が気持ちよかったのと、 それから人間の弱さ情けなさ、それゆえの愛おしさというか・・・ 人生なんて本当に不公平で、 運とかそういうものに左右されまくるんだけど、 ただひとつだけ公平なのはどんな人間もいつかは「死ぬ」ということ。 そりゃ、死の時期自体は公平じゃないけど死ぬことだけは確実で。 その時期を自分で1年後と決めたときに、 生き方がどんな風に変わっていくのか。 その変わり方でその人の品性がわかるような気がします。 どうせ死ぬんだからと投げやりにいい加減になる人もたくさんいるのだろうけど。 死ぬのがわかっているからこと生を大切にできるということもあるのだろうなと。 なんかいろいろなことを考えさせられました。 | ||||
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ドライな文体と物語が相まってグイグイと引きこまれる。その都会風の文体にやや青臭い心象風景が重なった序盤は少し鼻についたりもしたが、最後まで一気に読ませる筆力は見事。スタイリッシュだと言い切るには、まだ「若さ」や「濃さ」が邪魔しているように思えるが、言葉の紡ぎ方は好み(他作品は未読なので分かりませんが)。本書に「死」や「生」のテーマを見出すことにとくだん興味はなく、あくまで「読み物」としての視点で楽しめた。ラストの騙しのテクニックは古典的な手法だけれど、このクールな文体がミスリードをうまく誘ってる印象。佳作と呼んでいい作品。 | ||||
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人が自分の死を見つめたときに何を考えるのか、そして生と死の意味をどう考えるのか、そういう真剣なテーマに読者を導いていく、その手並みには著者の他の作品にも共通する巧みさが感じられるが、謎解きとしての話の構成は不自然で、稚拙ですらある。 同じ著者なら、謎解きの体裁を取り払って重いテーマを正面から取り上げた「Missing」や「Will」のほうがよほど真っ当だし、本作と似た雰囲気のただよう天童荒太の「悼む人」は、もっと直球にテーマを追いかけている。 「悼む人」でも今作品と同様に、薄汚れた大人の典型としての週刊誌記者が取材を通じて自分の価値観も揺さぶられていく姿が描かれるが、本作は結末にさしかかるに従って謎解きのほうに重点を移していった結果、関係者の心の移り変わりを描く作業が疎かになっていく。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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本多さんはやっぱりミステリーやサスペンスの人ではないね。 でも、よい意味で本多さんらしいストーリーで安心して見れる。 ある毒を主題に、人とは何か生とは何かを問いかけていく物語。 根底には優しさがある本多さんならでは。 | ||||
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本田孝好の作品は恋愛物ばかりだと思っていましたが、この本はミステリ要素もあって引き込まれました。 平凡で取り柄もない人間にはそれなりの人生の結果しかないのか? ラストに驚かされて読後感は良かったです。 | ||||
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よかったです 最後の結末には、あっと驚くこと間違いないと思います | ||||
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本多孝好はけっこう読んでいますがこの作品はとくに面白かったです。 | ||||
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私の中ではミステリ風味の小説とミステリとでは入るところが違うというか別腹。 この小説ラストのどんでん返しがでかすぎて、途中まで前者だったものが ラストでいきなり後者になってしまってうまく消化できないでいます。 養護施設のシーンなど人物描写で胸に迫るものがあり、 もっとストレートに勝負できる作者さんなのではと感じました。 | ||||
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最後のどんでん返しが、心にぐっとくる、ほんのり悲しく胸が温かくなる作品でした。 | ||||
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"本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか? 1年頑張ったご褒美を差し上げます" 30代を過ぎたあたりから、自身に諦めを感じていた女性は、公園でそんな言葉を掛けられて、「1年後の死」を目指して生きることになる。 雑誌編集者の一人は取材対象者2人の死に疑問を持っていた。 突発性難聴で音を失った天才ヴァイオリニスト、家族を殺された殺人者の死刑を見届けた男。どちらもその絶望から1年後に死を選んでいた。しかもどちらも同じ毒物で。 同じ毒物で死を選んだ高野章子の存在を知った彼は、その女性の死に至る過程を追っていく。 1年後の死を決めた女性と、毒物で死んだ女性を追う編集者の2つの視点で描かれたミステリ。 死を望む女性の視点が、説教臭くなく、ねっとりともしておらず淡々とどう考えているのかと書かれていて好感触。 ミステリらしいラストも良いけれども、それよりもグイッと掴んで離さない導入部がお見事だと感じました。 | ||||
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題名や帯の宣伝から、おどろおどろしいものを、人間の闇に踏み込むようなものをイメージしてました。 しかし実際はまったく違います。 登場人物たちの気持ちや感情はもっと明るいもので、サバサバとしたものです。 作品の完成度としては、主張がイマイチ弱いと思います。 この社会の制度に対する疑義を呈するほどするどく突っ込んでいるわけでもなく、 自殺という人間の闇を深く追求しているわけでもなく。 まあ、軽い気持ち読めるミステリといったところでしょうか。 読んだあとに後味が悪くなるようなものではないので、そこは安心して良いと思います。 | ||||
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非常に暗いシーンが続きますが、 現在と過去とで頻繁に時間軸が切り替わる事で重さは感じず、 その効果なのか、 現状打破への試算や、 駅前の支援の呼び掛けに集まる人々により、 ようやく主人公の感情が表われた時は読んでる方も熱くなりました。 ただ、結論が冒頭から分かっているだけに素直に喜べないでいると、 最後に全く予想できないラストシーンが。。。 これは素晴らしい構成モデルだと思います! | ||||
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とにかく暗く救いようがない。 鬱々とした空気が全体に張り込める。 とくにストーリーに入り込む人は重い読後感から抜け出れなくなるので注意。 ビョークのダンサー・イン・ザ・ダークと同じ雰囲気、鬱、鬱、鬱、、、 | ||||
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読みやすく先が気になるので一気に読めました! が‥‥、あのビックリさせる手法は果たしてこの小説に必要ですか??とガッカリしました。 ただ一応読み終わったあとは、「あぁー良かったよ(汗)」って思いました。笑 | ||||
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